いろいろあり離農した私ですが、植物は好きなので自分好みの植物の楽園を作りたい。そんな思いで小さな部屋から理想の植物空間作りを始めた記録です。
このブログでは以下のようなカテゴリーの記事を書いています。このブログ内容の説明前に簡単にまとめておきますね。
最近のお気に入りは斑入りの植物。これをまずは一畳レベルの空間から初めて、もうすこし広げていけたらなって思っています。
植物研究家
助手のハム
写真は『ピンタレスト』や『インスタ』でまとめ、説明文はこのブログでまとめるという形で進めています。
部屋で楽しめる小さい多肉植物
ちょっといろいろあって植物を楽しめる空間はお金を稼ぐために引っ越した部屋の中ぐらいになりました。そこでまず始めたのが多肉植物の栽培。
イベントなどで出会い購入しているうちにすっかり多肉植物にハマってしまいました。
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熱帯環境植物館で行われる国際多肉植物協会(I.S.I.J.)の販売イベントや、東京でおこなわれている『サボテン・多肉植物ビッグバザール』多肉植物ショップの合同販売イベントにも出かけました。
いろんな多肉植物があり、中には小さいのに数十万円もする多肉植物が並んでいて驚かされました。
そこで出会ったのがキレイな斑入りの多肉植物たち。最初は斑入りのグラプトベリア『ティテュバンス錦』や斑入りクラッスラの栽培を始めました。
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栽培を始めると、意外と多肉植物は繊細なものが多いことに気づいきます。いくつか失敗をしたので以下にまとめますね。
失敗を繰り返した多肉植物栽培
「多肉植物って強いから放っておいても大丈夫なんじゃない?」って気持ちで最初はいたんです。しかしそんなに多肉植物の世界は甘くなかった。
まずは以下の写真を見てください。冬場室内の日当たりが悪い場所で栽培して徒長してしまったエケベリアです。
こうなってしまうと胴切りしてやり直すしかありません。枯らしてしまうよりマシだけど、大きくキレイな姿に戻るまで二年ぐらいかかってしまいます。
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次はサーキューレーターを入れてなかった事によるカビの発生ですね。室内で風を回していないとカビなどが発生しやすいです。
部分的な発生あればカットでカビへの対応が可能ですが、全体が病気で腐ってしまうこともあります。
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あと、室内と室外への行き来をする場合にも注意が必要。室内の植物を一気に強い光に当てると日焼けするし、さらに湿度が加わると以下のルノーディーンのように蒸れて枯れてしまいます。
こういったことを経験して少しづつキレイな多肉植物を育てれるようになってきました。
多肉植物は簡単に増やせるの?
多肉植物のいいところは簡単に育てれるところと簡単に増やせるところ。しかし、栽培は意外と難しいことを思い知らされました。
じゃあ簡単に増やせるのか? これはイエスでもありノーでもあります。ハオルチアの『スーパーゼブラ』などは葉挿しでの増殖は難しいです。
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逆に、エケベリアのシムランスなどは葉挿しがすごく簡単です。葉をとって置いておけば大丈夫なぐらいのレベル。
しかし斑入り品種になると難易度がかなり上がります。胴切りなら増殖可能ですが、葉挿しになるとかなり難易度が高くなります。
植物ホルモンでうまく調整できたらいいのですが、基本的に芽がでなかったり、以下のムーンガドニスのように白化個体か斑なしの子株が出てきます。
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情報を見て判断できればいいのですが、全ての品種の増やし方がネットに出ているわけではありません。
情報が見つからない場合は近い植物の増やし方で試してみるのが一番。葉差しをしたあと全部ダメになってしまうのは悲しいですからね。
多肉植物の庭やベランダでの栽培
室内の光不足や、多肉植物の量が増えてくると室外で栽培したくなってきます。というかするか処分するしかなくなる。
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そうなってくると外に出すしかない。しかし多肉植物は意外と繊細。特に注意すべき点は以下の3つ。
あとは、虫食いや菌による病気を防ぐために消毒をするぐらいですね。
できたら温室を設置したいがガラス温室の値段にビビっています。安いものでも50万ぐらいは飛びますね。
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周囲に風よけをかねた樹木や防風ネットを設置し、その中にサイドが開けるビニールハウスを作るのがいっぱいいっぱいかな。
そして防風をかねて植物を植えるなら斑入りのコニファーなどの斑入り植物を植えたいものです。
バイオテクノロジーの利用
そういえば昔は植物の大量培養系の研究室にいたんだっけと思い出して、多肉植物の無菌培養とかできないのか調べてみた。昔趣味で買った小型のクリーンベンチもあるし。
そうすると意外と海外などで活発に増殖は行われていた。そして日本ではクリーンベンチなしで培養できるキットが販売されていたので利用して無菌培養に挑戦。
しかし、植物体ごとに適正な植物ホルモンの添加と順化が難しいだろうな。通常の葉挿し条件下で植物ホルモンの添加で増殖できる条件を見つける方が簡単だと思う。
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ですが、変異でピグマエアミュータントのようなおもしろい植物体ができる場合もあります。大量増殖は難しくても、変異で新品種を作るのは趣味で楽しめる範囲ですね。
小果樹の栽培
果樹はどうしてもスペースが必要なので、少量だけ小果樹を中心に栽培。安心・安全に栽培できる土地が手に入ればいいんだけどねぇ。
離農組はこちらの記事でも書いたように『農地法』の絡みで特に農地は手に入れるのが難しい。だから山林、原野、雑種地でいいのが手に入るといいんだけどね。
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食べやすさを求めた果樹栽培
果樹は斑入りの品種もいいけど、やっぱ味と食べやすさも重視したくなるね。観賞用として斑入りの果樹も魅力的なんだけど。
そうなると食べやすさとおいしさならブルーベリーのデライトがいいな。ノビリスやバルドウィンも試しに植えたけどまだ未収穫。大株のデライトのうまさは最高だわ。
あとは完熟イチジクのうまさも最高だよね。蜜がでるぐらい熟したイチジクってほんと甘くておいしい。未熟なイチジクしか食べたことない人かわいそう。
最近は雨で裂果しずらい品種や、糖度が高い品種が出てきてます。イチジクは甘いため獣害やスズメバチが怖いけど、試しにカルフォルニアブラックなどを植えてみました。
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あとは熱帯果樹のピタンガも簡単にとれるし追熟して食べれるためいい感じですが、味が上記2種よりかは落ちますね。というより好みが別れる味です。
自分が楽しめ、知り合いに送る分だけあればいいかな。5本も残ってくれれば十分って感じです。
観賞用の斑入り果樹
斑入りの果樹はいろいろあるけど、実用性があるのは斑入りレモンの『ピンクレモネード』ですね。
ですが、観賞用としては斑入りのフェイジョアやジャボチカバがいい感じですね。ですがなかなか苗が手に入りません。
あとは斑入りのバナナがいい感じですが耐寒性がちょっと弱いですね。見た目は最高にキレイなんですけどねぇ。もっといろんな品種試そう。
ハーブの利用と栽培
ハーブはちょっとあるといいけどあまり大量にあっても困るもの。和風のハーブは結構使うけど、ローズマリーのような洋風ハーブは料理に使う機会もすくないですよね。
斑入りハーブもいくつか試したけど、基本的に観賞用としての利用がメインになりますね。斑入り植物でキレイな空間を作るときやドライフラワーに使用するぐらいかな。
また、ハーブは室内で水耕栽培できますね。魚も同時に育てることができるアクアポニックスも魅力的。こういう使い方もいいですね。
アロマオイルと芳香蒸留水の作成
ハーブが余ったらドライにするのもいいけど、香りを楽しむのもいいですね。いろいろ日本の植物もアロマを楽しむのに使われています。
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アロマオイルの抽出機を使ってもアロマオイルは植物から取れる量は少量なので、芳香蒸留水として利用するといいですね。
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植物を楽しむためのDIY
植物を楽しむためにはDIYをある程度学ぶ必要性もある。全部人に任せれる人ならいいけどなかなかそこまで余裕がないよね。それに内容が理解できていないと委託もできないよ。
雨除けや防風ネットの設置
多肉植物を雨から守る波板などの屋根かけ設置はできるようになっておきたいですね。マキタのインパクトドライバーが欲しい。
あとは防風ネットや遮光ネットも重要。きちんとパイプを設置できるようにならなければ。
設計のための3D-CAD
設計ソフトであるCADは鉢を作るときにも利用可能。これで設計して自然にやさしい生分解性プラスチックが使える3Dプリンターで鉢が印刷できます。
また、庭とかの工事を依頼できるようになったら、こういうので図面作ってこんな感じでってお願いできるといいですよね。
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休憩場所としてのマイクロハウス
植物を育てる休憩場所として、または植物を利用するためにマイクロハウスも設置できるようになるといいですよね。いろんな種類のマイクロハウスが販売されています。
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テントとかでもいい気がするけど、やっぱしっかりした建物がいい。コンテナハウスとかだと移動もできていい感じですね。
植物の楽園作り途中経過まとめ
ちょっと自分でもどうなっているのかわからなくなってきて、整理するつもりで書いてみました。自分ではほとんど進んでないと思っていましたが意外といろいろ動いてますね。
全力で動け〜って思う人もいるかもしれませんが、趣味に全力をそそぎこむわけにはいきません。ぼちぼちマイペースで進めていきます。のんびり行きましょう。
植物研究家
いろいろ考えましたが、再度植物を購入して植え始めました。何もしないで考え込むよりは動いていた方が楽しいです! 経過は以下のブログでまとめてます。
- 『斑入りクワズイモと塊根植物の仲間たち』
いろいろあって、移動や処分も簡単な草系の植物を始めました。特徴的な形がいいね! - 『斑入りモンステラの種類と育て方を学ぶ『モンステラブ』』
斑入りモンステラが気にいったので、別ブログを作ってまとめてみました。