
力入れすぎた〜!!って感じの画像です。
釘が外れてトタンが浮いており、木部のペンキが濡れなかったんです。急いでステンの傘釘ないか探したけど見つからなかったので、適当に丸釘で打ってしまいました。
そうしていたら、必要以上に叩きすぎて少し凸部分が凹んでしまいました。

とりあえずペンキで上塗りしておけばとりあえず大丈夫だろうけど失敗したなぁ。
トタンなどを抑える釘は色々な種類があります。以下にその種類と、私のように失敗しないようちょっとした注意点をまとめておきますね。
また、無理に『DIY』にこだわらず、危険で難しい場所の屋根修理についてはプロの業者さんにまかせましょう。早くしないと雨でどんどん腐食が進むので、以下のような部分修理ですぐに対応しているところがおすすめ!
いろいろある釘の種類
意外と釘にもいろんな種類があります。トタンの波板だとやっぱり傘釘を使ってるのを見かけます。元々傘釘だったのを丸釘で対応したけどあまりよくないですね。
釘は以下のような傘釘を楽天で購入しようと思っていましたが、楽天のスーパーセールまで時間があったため、ついつい傘釘ではなく家にあるステンの丸釘使っちゃいました。横面の下部だから大丈夫だと思うけどちょっと気になります。
また、しっかり外れないようにするならスクリュータイプの釘か、錆びて外れにくくなる鉄の釘もいいですね。鉄はステンレスより早めに交換が必要になりますが。
金属の電食
鉄やガルバニウムなどとステンレスは成分が反応してしまい電食という腐食反応を起こしてしまいます。そうすると早くから劣化してしまうんですよね。強い素材同士でも掛け合わせると逆に弱くなることがあるんです!
ガルバニウム板にステンレス釘は電食してよくないので、ドブメッキを使ったガルバ専用釘が使用されていたりします。
しっかりと素材の情報を調べてから作業にとりかかりましょう。やってしまってからではやり直すことは困難ですから。
屋根のトタン修理道具
釘打ちは作業が大変です。現在は電動工具が発達してきていて、手で釘を打つよりもインパクトドライバーやドリルドライバーでビスタイプのものを利用した方が作業が楽です。
⇒安いインパクトドライバーでも大丈夫? 気になってDIYで試してみたよ

傘釘専用の釘打ち機としては『キャップネイラー』というものがありますが、DIYにはおすすめできません。
そしてポリカなどのプラ系の波板をつかうのであれば、バリが出にくい波板キリのようなものがあるといいですね。
またトタンなど波板にも色々種類があるます。その素材によって押さえる部品を選びましょう。
トタンへの釘の打ち方
トタンに釘を打つ場合、どこに打てばいいのか迷うと思います。その場合、屋根であれば出っ張っている山側に釘を打ち込みます。そうすることで、水が浸透してくるリスクが減ります。

へこんでいる谷側に釘を打ち込むと、溜まった水が釘とトタンの隙間からどんどん浸透してくる可能性があります。
しかしながら、家の側面にトタンを貼り付ける場合は谷側に釘を打つこともあるようです。これはトタンの重みなどがかかってくるため、しっかりとトタンを押さえる方に力を入れるためですね。

だけど雨が多いエリアでは全て山側に釘を打つのが安心ですね。
あとはしっかりと抑えれるように、ゆっくりでいいからまっすぐ釘を打ち込みましょう。焦って失敗すると大変です。そんな場合は補修テープやコーキングで対応しましょう。
⇒【巻くだけ簡単】水漏れをすぐに直せる修理用防水テープの種類をまとめました。
傘釘の打ち方注意点!
傘釘はトタンなどの波板にフィットするように傘の部分が曲がっています。ですからある程度傘釘を打ち付けた後、以下の動画のように傘を山の部分に合わせてしっかりと打ち付けましょう。

何も考えずに打ち付けると、傘の部分で波板の山の部分を傷つけちゃうよ。
また、打つ場合は以下のようなところにも注意しておきましょう。
釘打ち前にトタンの穴あけは必要?
トタンに傘釘を打つ前に、事前に穴を開ける必要性があるか気になっている方もいると思います。これは慣れていれば必要ないですが、失敗すると山がへこんでしまいます。

慣れていない方は軽くドリルなどで穴を開けておきましょう。
強めの力で一気に穴を開ける感じで叩くといいです。少しづつ叩いていくと、逆に凹みやすく失敗のリスクが高いですよ。また、ポリカなどの波板は滑りやすく以下の動画のように穴を開けておいた方がいいです。
穴を開けるときは、波板キリという道具を使うとバリ(切断部位にできるギザギザ)が少なくできます。余裕があればこういうものを準備しておくといいですね。
釘打ちの場合は穴あけがなくてもなんとかなりますが、波板をフックボルトなどで固定させる場合は穴あけは必須となります。その場合はドリルなどを購入しておきましょうね。
まとめ
とりあえず天井部分とか雨漏りが気になる重要な部分のDIYは、素人の場合以下のようなしっかりした傘釘使った方が良さそうですね。
また屋根が壊れた場合、これでは無理と思っていても「水災補償」、「風災補償」などがある火災保険に入ってたら保険がもらえる可能性があります。しっかり保険に入っておきましょう。

火災保険だけなら安いし、使う可能性が高いのも火災保険の分野だもんね。
ただ保険に入るのではなく、いろんな会社を比較してから入ることをお勧めします。こういうのって一回入るとずっと継続的に支払いが続くもの。だからしっかり必要な内容があり、安いところを選びましょう!