
植物が好きで数がだんだん増えてくると植物に囲まれたオシャレな空間を作りたくなってきますよね。

最近は自分だけで楽しむのではなく、SNSでいろんな方と交流できるから楽しいですよね!
だから私はキレイな斑入り植物をかがやかせるためのグリーンハウスリノベーションを行なっています。簡単にいうと植物を生かし魅せるための家の改造やコーディネート。

インスタ映えしたい。youtubeで見られたい。
ですが最初は植物栽培にあったリノベーションやコーディネートのやり方がなかなか見つからず困りました。ですから同じようなことで困った方のためにここでまとめておきますね。
斑入り植物のグリーンハウスリノベーションを始めよう!
『斑入り植物のグリーンハウスリノベーション(植物を生かす家の改築・改修工事や植栽などの外構工事)』って何? と思われる方もいると思いますので、以下に簡単に内容をまとめました。
・斑入り植物にあう庭の外構工事
・植物を美しく見せるためのインテリアコーディネート
グリーンハウス(Greenhouse)っていうと温室のイメージを持つ方が多いと思いますが、世界のSNSなどでは温室だけでなく植物のある家(Planthouse)という意味でも使われているのでこの言葉を使用しています。

斑入り植物は普通の植物より強い光や温度変化に弱いので、それに対応できるリノベーションが必要になります。

高価な斑入り植物は数十万どころか百万円台のものもあります。それを育てて増やせるなら経済的にも採算があいますね!
自分だけの斑入り植物をキレイに育て美しくかざりたい。そのためには植物自体の知識も必要となります。だから以下のようなこともこのブログで書いています。
・斑入り植物の育て方
・斑入り植物の手に入れ方
ビジネス目的なら需要が大きい植物の斑入り植物をねらうといいですよ!
リフォームは和製英語?海外ではリノベーションらしいよ!
言葉の補足ですがリフォームとリノベーションの違いを調べているとリフォームという言葉が和製英語で海外では通じないということがわかりました。

海外ではリフォームという言葉はなくリノベーションを使っているらしい。
だから植物のためのリノベーションということで『Green house renovation』を使っていきます。

ちなみに日本ではざっくり説明すると以下のようにリフォームとリノベーションが使い分けられています。
・リノベーション – 新たな機能などをもたし作り変える工事。
ですがリノベーションの工事もリフォーム会社がやっていたりします。そもそも古い建物は昔と同じものがある方が少ないし、リフォーム自体が実際はリノベーションに近かったりします。リノベーションに統一してほしい。
植物に囲まれた庭づくり(外構工事・エクステリア編)
庭付きの家を持っていたり、庭付きのアパートを賃貸していると楽しめるのが庭作り。管理は大変ですが庭があるといろんなことに挑戦できますよね。例えば寒さと乾燥に強い斑入りユッカなどを使ったドライガーデン作り。
料理や香りを楽しめる斑入りのハーブガーデン。
目かくしをかねて石垣などに合わせたいキレイな斑入りコニファーなどの風よけ植物。
集めるとジャングルっぽい雰囲気がだせる熱帯ガーデン。斑入りクワズイモや斑入りモンステラがカッコいい!
小さなプランターなどでコンパクトに飾りやすい斑入りの多肉植物。室外なら斑入りエケベリアがおすすめ。

普通のアパートだと現状回帰が必要なので大きな変更は難しいです。

原状回復が不要な「借主負担DIY型」賃貸借契約の賃貸物件をさがすか、らくらくレンガのような分解・移動ができるものを使いましょう。
植物に囲まれたおしゃれな庭を作るためには何が必要でどこまでDIYで可能か気になったので以下にまとめました。難しいところはプロに任せましょう!
・家から離れたパーゴラやガーデンアーチの設置(フェンスと違い少し傾いてもなんとかなる)。
・ビニール温室の設置。
・ライトアップ(屋外コンセント工事はプロに)。
・差し込み式ブロックを使った花壇作り。
・プランター付き置くだけ目隠しフェンスの設置。
・敷石の設置や砂利敷。
・モルタルを使用したブロックなどの接着。
・フェンスの設置。
・タイル張り。
・コンクリート土間の作成。
※これらは失敗するとやり直し部位が大きくてお金がかなりかかるだけなく、廃棄物処理などにもけっこうお金がかかります。

基本的にプロに任せるときは相見積もりをとることから始めますが、プロがオススメしているのは基本的にタウンライフの外構工事の一括見積もりサービスですね。
2023年3月時点で登録業社が580社以上となっておりますが他にはもっと多い会社があります。しかしそれは基準をクリアした信頼性のある会社だけ取り扱っているから。

アンケート評価も3冠をとっていますし、こういう信頼性があるところじゃないと頼むのが怖いです。
まず外構工事・エクステリア工事・造園工事の意味を知ろう!
家の外を工事しようと調べていると外構工事・エクステリア工事・造園工事などいろんな言葉が出てきます。外構工事とエクステリア工事は業者により違いを説明しているところもありますが同じと考えてOKです。

外構工事は建物以外の外回りの工事を意味します。

ちなみにエクステリアはインテリアの反対語。家の中の装飾品はインテリア、外の装飾品はエクステリアです。
ですが外構工事(エクステリア工事)と造園工事は異なります。家の庭園づくり部分だけを行うのが造園工事となります。造園業者さんは庭園づくりだけでなく管理もしており、個人の庭や公園などの手入れも行なっています。
またリノベーションをDIY(do it yourself-素人が自分自身でやる)で行うことをセルフリノベーションといいます。この言葉も覚えておくといいですよ。
植物を保温するグリーンハウス
外で植物を育てるなら欲しいのがグリーンハウス(野外温室)。ガーデンルームなどと違い家と離れた場所に作る温室のことをいいます。
熱帯植物などは寒さに弱く、5度以下ぐらいで痛み始める植物が多いです。どれぐらい耐寒性があるかはUSDA Plant Hardiness Zone Mapと呼ばれる生育限界地図から確認するとわかりやすいです。

植物の学名+USDA zoneで検索するとどのエリアになるのか調べやすいよ。
ちなみに日本のUSDA zoneはこちらのサイトをみるとわかりやすいです。そのままで越冬出来なさそうであれば寒さを防ぐグリーンハウスが必要となります。

グリーンハウスにもいくつか種類があり、ビニールハウスは安いですがガラス温室はキレイですがめちゃくちゃ高いです。詳しくは以下の記事を見てください。
⇒家庭用ガラス温室の種類と値段をチェック! 家庭用温室で寒さから植物を守ろう。

お金に余裕があり、大きなリノベーションを行う時などでないとなかなか手が出せない一品です。小さなものでも何十万円もします。
逆に強風には弱いですが価格が安く済むのはビニールハウス。以下のようなおしゃれなタイプもあるので魅力的です。家庭で使われているのは一般的にこちら。
⇒植物を育てるビニール温室の種類。小型サイズなら風で飛ばない室内置きがおすすめ!
自分の状態にあったグリーンハウスを設置しましょう!
簡単な差し込み式花壇作り
庭を植物で飾るならまず作りたいのが花壇作り。花壇は自作でも可能です。簡単な風除けがあるところならはめ込み式の花壇ブロックで十分耐えれます。
⇒置くだけの花壇ブロックでドライガーデン作り。植物選びは重要だよ!

またある程度の大きさの花壇なら差し込むだけで作れる『らくらくレンガ』を利用するといいですね。
⇒【モルタルなし】積むだけで簡単に花壇ができる『らくらくレンガ』が便利!
ただしおしゃれな本格的な花壇はプロにお願いしましょう。コンクリートとかで失敗すると後始末がすごく大変です。【ロイヤルガーデン】など実績ある専門業者さんにお願いしましょう。
パーゴラやガーデンアーチで植物の棚作り
設置がちょっと大変ですがパーゴラ(pergola)やガーデンアーチと呼ばれる棚を作るとバラのようなツル性植物をおしゃれに飾れます。

基礎の部分は以下の動画のようにコンクリートを減らして設置することも可能だよ。
ですが無理にDIYをするのはやめておきましょう。難しいと感じたらまずお庭工事の専門業者に見積もりをもらい予算内にならプロに任せたほうが安心です。
ライトアップしたナイトガーデンを楽しもう
庭は夜になってもナイトガーデンという楽しみ方があります。ちょっと電気代がかかってしまいますけどね。以下のようにプロが作ったナイトガーデンはとてもきれいですよね。
家庭でやるなら簡単なライトアップするだけでいっぱいいっぱいかな。ライトアップするなら造園業界で有名なタカショーの『ひかりノベーション』が簡単設置&きれいなのでおすすめ。
100v電源で簡単設置可能なのがいいところ。野外コンセントがない場合は電気工事を行う必要性が出てきますが、DIYでライトアップするならぜひ検討して欲しい一品です。

もし大規模に200v電源でライトアップを行う場合はプロの業者さんに工事をお願いするのが無難ですよ。
中庭はデメリットが多い。普通の庭か天窓で室内緑化がオススメ
完全に四方が囲まれたロの字形であればいいですが、L字やコの字型だと台風の風をまともに受けたりするため台風など自然災害のリスクは増えます。

台風は年々巨大化しているし、コースどりも変化しています。
また中庭を作る場合は柱や窓などの必要数も増え建築費用はあがります。当然メンテナンス費用も上がってきましす。ただし以下のようなメリットもあります。
・風とうしがよくなる。
・あまり周りの目が気にしなくていい空間が作れる
ですがそれならインドアガーデンで十分と思われます。最近はガラス製の透明な瓦が販売されており、和風の一軒家でも天窓が作りやすくなっております。

ただしドローンのような空中撮影機器もある時代なのである程度の目隠しは必要となります。
あとはRC造、SRC造の家であればしっかりした造りなので屋上庭園を検討するのもいいですね。次の項でまとめていきます。
・S造は鉄骨造
・RC造は鉄筋コンクリート造
・SRC造は鉄筋鉄骨コンクリート造
素人の屋上庭園(屋上緑化)は小型植物を選ぼう
コンクリートを使った建物であれば屋上庭園(屋上緑化)するのもいいですね。『らくらくレンガ』のような差し込み式のレンガで花壇をつくると楽です。
⇒【モルタルなし】積むだけで簡単に花壇ができる『らくらくレンガ』が便利!

ただし以下のような対策は必要ですよ。
・もし風でとんでも大丈夫なようにネットを貼る
・遮根シートを貼る。
・耐荷重をこえないよう軽量のブロックや培地などを使う。
・台風前にある程度室内に取り込めるような体制をとっておく。
大型の樹木は難しいため小型の植物をレンガ花壇で栽培し、あるていど大きさのある植物は台風時に取り込めるようキャスター付きのプランターや鉢カバーに入れて栽培することをお勧めします。

小さな鉢物が多いのであればキャスター付きの多段式フラワースタンドもおすすめだよ。ただし強風で鉢が飛んで割れてしまうリスクは高めです。
植栽の注意点と選び方
植栽をするときはその植物が本当に庭にあっているのかを確認し、状況に応じて根っこなどによる影響を抑える必要性があります。植えてから後悔しないよう注意してください。
⇒【注意!】これだけは庭に植えてはいけない危険な植物と困ったときの対処方法
本格的な庭造りを考えると大きな金額がかかる場合が多いです。お金がかからないようなるべくセルフリノベーションで進めたいですよね。

ですがその場合はしっかりと知識や経験が必要になります。最低限の講習や資格をしっかり受けておきましょう。
そうするとプロの専門業者さんに頼むときにも話がしやすいですよ。全くわかっていないと足元を見られる可能性もありますしね。また特に高額になるトラックや重機の利用はリース会社をうまく活用しましょう。

安い中古品を探すよりも、新しい機器を短期間使った方が安く済みますよ。
外構工事はやらないほうがいい?
外構工事はやらないほうが当然お金はかかりません。ですが以下のようにやってない場合にはいろいろなデメリットが出てきます。
・通行者へのセキュリティ不足。
・雨の後に道路から車による泥はねの発生。
・敷石などがないことによる雑草の管理問題。
・隣の家への洗濯物などの飛来や丸見え問題の発生。
台風などの自然災害に関しては保険にしっかり入っていたら補償が入ってくる可能性がありますが、その他はどうにもなりません。しっかり外構を整えることをおすすめまます。

保険も災害にあったものが必要。掛け捨て保険は台風の豪雨や洪水による『水災』や、暴風による『風災』が対象に入っていないものが多いよ。
お金をおさえたいのであれば家の周り全体を外構工事するのではなく、玄関付近や人が集まり窓が大きいリビング周辺のみ工事をするのも一つの手ですよ。(全て見えない柵で囲むと入ると外から見えないため逆に狙われやすくなることも!)

エクステリアのグレードを落とすのもいいですが、納得いかない大きな工事はあとで後悔しますよ。
あと値段を抑えるうえで最も重要なのは相見積もりをとっておくこと。一箇所だけだと適正な値段か判断するのは難しいです。

基本的にプロがオススメしているのは基本的にタウンライフの外構工事の一括見積もりサービスですね。
まずいくつか見積もりをもらい、その上でやるかどうか判断しましょう。そしてそれを武器に値引き交渉を始めましょう。
あと注意点としてはわからないからといって外構工事なのにハウスメーカーにお願いをするなどはやめておきましょう。分野が違う会社に頼めばそこから委託され仲介手数料がかかってくることになりますよ!
部屋の中にインドアガーデンを作ろう!
部屋の中に植物を飾りキレイなインドアガーデンを作りたい。だけど植物を中に入れると、外とは違っていろいろと問題点が出てきます。

インドアガーデンとは室内で植物を育てて部屋の中を庭のようにしていることだよ。
ここではインドアガーデンの作り方だけでなく、生じる問題点の解決法なども説明していきます。

ガーデンルームへのリフォームも考えているなら、無料で複数の見積もりがもらえる会社を利用するのも一つの手ですよ。
インドアガーデンを照らす照明たち
インドアガーデンだからこそできる植物の照らし方ってのもあると思います。だからいろんな形で植物を照らす照明をまとめました。
プロジェクションマッピングで植物の空間をおしゃれに演出
植物の照明に動きを与えるならプロジェクションマッピングがきれいです。ですが以下のようなレベルにするのはプロでないと難しい。
家庭用の安いプロジェクターとプロジェクションマッピング用ソフトの使用版を使えばある程度の映像なら作成は可能。
ですがアマチュアレベルでは植物と合う動画を撮影し、少し加工して流すぐらいが無難だと私はやってみて感じました。本格的な映像ができたら最高ですが、作成のハードルがかなり高いですよ。
スリングライトで室内イルミネーション
ストリングライトとはクリスマスなどに植物に巻きつけてデコレーションするために使われる電飾用のライトのことです。

ストリングライトは別名フェアリーライトやイルミネーションライトとも言われています。
家庭で植物を照明で飾るならプロジェクションマッピングよりスリングライトの方をおすすめします。難易度が全然違いますよ。

またスリングライトだけでなく、小型の間接照明をおくのもオシャレですよ。『MJ PREMIER』の防水型電池式ライトとか扱いやすそう。
植物育成ライトで植物を照らそう
うまく太陽光を室内に入れれたらいいのですが、インドアガーデンだとなかなかうまくいきません。そういうときに便利なのが植物育成ライト。

太陽光に近い色のライトもいいですが、あえて青紫色のライトを使うのもおしゃれかも!
最近はモスライトのように小型植物を育てれるおしゃれなライトも出てきていい感じですよ。
⇒植物育成ライトは植物に効果がある製品を選ぼう! 室内の多肉植物におすすめだよ。
暗闇で光るプランター
植物に照明をつけるのではなく、鉢に照明をつけるという形もあります。以下が鉢と照明が一体型となった光プランター。
ただ光るシンプルのなものからデザイナーがデザインしたおしゃれなものまで幅広い種類があります。まだあまり人気がないのでやってみるとおもしろいかも。
おしゃれな鉢と鉢カバーを選ぼう。陶芸家の鉢が美しすぎる
鉢は市販されているものでもいろんな種類があります。それだけでなくプロの陶芸家の品などもネットで簡単に変えるようになりました。
⇒植木鉢は室内と庭で種類を使い分けるべき。置く場所ごとにおすすめの鉢をまとめたよ。
さらに鉢は自作も可能ですし、さらに鉢カバーも加えるとすごい数の選択ができます。ここではその種類について説明していきますね。
オーブン陶土(粘土)で鉢を簡単に自作できるぞ!
本格的な鉢作りって大変。なかなか挑戦できません。ですがオーブン陶土(粘土)なら簡単に始められます。
材料は楽天やアマゾンで簡単に手に入りますよ。あとはオーブン機能のあるレンジがあればOK。

近くで陶芸体験とかできない場合はこれで安価に始めるのがいいですね。
プロのハンドメイド鉢を手に入れよう
プロの鉢職人が作るブランドポット。ハンドメイドで作られた逸品は植物好きならぜひ持っておきたいものです。

有名なところを簡単にまとめましたので、気になったらチェックしてね。
植物を棚や台に置き、おしゃれな雰囲気を出そう
植物と鉢が整ったら置く場所もしっかり作りたいですよね。いろんな置き方がありますよ。
鉢を立てるフラワースタンド
鉢植えの植物を飾るときはフラワースタンドと呼ばれる台を設置するのが一般的ですよね。フラワースタンドは金属製、木製、プラスチック製のものがあります。
光が入りやすいオープンシェルフ
植物を棚に置く場合は普通の棚ではなく光が通りやすい構造になっているオープンシェルフを使うとかっこいいです。
プランターバスケットで植物を吊ろう
植物を宙に浮かせるプラントハンギングという飾り方があります。ハンギングプランツとよばれる吊りやすい植物と、プランター バスケット(ハンギングバスケット)と呼ばれるものを使用します。

これによって部屋の上部まで植物を置くことができるよ。
インドアガーデンの問題点
例えば以下のように風があまり流れずに病気になりやすかったりなど、室内栽培特有の問題点が出てきます。
病気やカビの発生対策
室内で植物を栽培していると空気の流れが悪くカビが発生したり病気になりやすい。だから強制的に風通しを良くする必要性があります。

梅雨の時期だとキノコまで生えてくることがあります。
おすすめなのはサーキュレーターの設置。いろんな種類がありますが、まずは安価なアイリスオーヤマ製で始めることをおすすめします。
⇒【置き方に注意!】観葉植物の風通しをよくするサーキュレーターの種類と使い方
また病気が発生してからではなく、前もって農薬で事前に防除しておくことをおすすめします。

家庭で使いやすい農薬についてはこちらの記事にまとめてるよ。
植物の徒長対策
植物は光の強さが足りないと以下のエケベリアのように茎の部分を伸ばす徒長と呼ばれる現象を起こします。

こうなると枯れはしませんが、キレイな姿に戻すには一度胴切りしてやり直す必要性があります。
これを防ぐには光が入るように植物の位置を変る必要性がありますが、難しいようであれば植物育成ライトで補光する必要性があります。

最近は自然な波長の光を出してくれる植物育成ライトも出てきました。おすすめですよ。
⇒植物育成ライトは植物に効果がある製品を選ぼう! 室内の多肉植物におすすめだよ。
広い面積に照明を当てようとしなければ大掛かりな電気工事は必要ありません。しかしある程度照明をつけるのであれば専門のプロを探した方が無難ですよ。
⇒【LED照明工事業者探しならEMEAO!】ご希望にあった優良企業を無料で紹介します
コバエやハダニの対策
室内に植物を取り入れるとコバエやハダニの発生が多くなりがち。室内ならコバエは天敵がいないしハダニは雨で流されることもありません。

コバエは粘着シートかワンプッシュ型の殺虫剤で対応すると楽です。

ハダニは水で洗い流すのも一つの手ですが、専用の殺虫剤で確実に対応したほうがいいですよ。
自動給水で水やりの手間を減らそう
室内で植物を育てると手間になるのが水やり。植物の状態を見ながら水やりするのが一番ですが、手間になるようなら自動給水装置を設置するのも一つの手。

毛細管現象を利用して自作の給水装置を作ることも可能です。
ですが自作のものだとうまく水が給水できなかったりすることもあります。できれば市販の給水装置を設置することをおすすめします。
水滴や培養土のホコリ対策
室内でインドアガーデンを楽しんでいると、どうしても培養土などのホコリやこぼれた水滴で周囲を汚してしまいがちです。

培養土をこぼしてしまったときや、ホコリを掃除するならダイソンのハンディークリーナーが便利だよ。
また水やりの後でなくてもクワズイモのように水滴が落ちてくる植物もあります。
ですので、しっかりと床をカバーできるようなはめ込み式タイルやはめ込み式フローリングなどを利用しましょう。
室温不足対策
室内は外より温度が高く霜が下りるのも防げます。しかし保温性が高い部屋でないと高温を好む植物は耐えられません。そんな時はヒーターを準備しましょう。

おすすめはダイソンのホット&クール。エアコンより温度設定範囲が広く移動できるのがいいところ。
⇒観葉植物のヒーターならダイソンがおすすめ。室内の植物を温めるのに最適だよ!
植物栽培向きの住宅構造とは?
植物栽培に向いている住居の特徴としてはやはり太陽光が入りやすい構造になっていること。そして保温性が高い作りで冷暖房が効きやすい構造になっていることですね。あとは耐荷重にも注意が必要!
『保温性が高い構造』- 複層ガラスや二重サッシなどを使用している。
『耐荷重が高い構造』- 鉄筋コンクリート造(RC造)など重いものを乗せても大丈夫な構造をしている。

古い木造アパートで植物を数多く育てるのは危険。結構な重さになります。

鉄筋コンクリート造(RC造)のアパートかマンションを探しましょう。
住んでいる場所をDIYやリノベしてそのまま使ってもいいですが、それでは物足りなっているといった場合は一軒家を見つけるか、植物栽培に向いた広めのアパートやマンションを探すのがおすすめです。
『DIY』– 日曜大工とも呼ばれる。簡単な家の修繕を自分で行うこと。
『リフォーム』-住宅の古くなった部分を新しく直すこと。
『リノベーション』– 住宅の古い部分を自分が望む形に新しく作り替えること。
植物が置けるアパートやマンションを探そう
植物栽培に向いたアパートやマンションを探すなら、まず有名な賃貸会社さんのHPで間取りをいろいろチェックしましょう。まずどういう部屋があるかを知ることが重要です。
また、『オーダーリノベ』のようにリノベ可能なマンションを専門に扱っている会社を見るのも一つの手ですよ。こういう物件を一度内見し、リノベがどこまで可能か知るのも勉強になります。
それから植物栽培に適した構造を持っているアパートやマンションを選びましょう。選ぶ前に幅広く知っておくと失敗が少ないです。

アパートで植物を置くスペースがなくなってきたら、市民農園を借りて植えておくのも一つの手ですよ。
アパートとマンションの違いとは?
アパートとマンションの違いがわからないって方は結構いらっしゃると思います。それも当然のことでしっかりと定められていないんですよね。

メーカーによって区分けが違っています。
一般的にアパートが木造や軽量鉄骨造、マンションが鉄筋コンクリート造(RC作り)や堅固な造りの建物とされています。しかし取り扱い会社の基準がバラバラで統一されていません。

アパートやマンションという名称だけでなく、しっかりとどのような構造の建物か確認しましょう。
植物栽培向きの一軒家を見つけよう
最近は一軒家も賃貸に出ている数が増えていますが、購入するとしても中古の木造ならリフォーム済みで数百万円台の物件も出てきています。かなり空き家が増えてきており需要と供給のバランスが崩れているようですね。

下手に賃貸するよりフラット35などを使い購入したほうがお得かも。
購入した一軒家だといろんなDIYができるので植物を本気で育てるならおすすめです。広い庭付き一軒家ならいろんなことができますよ。農地を買うのはいろいろ以下の記事にも書いていますが法的に難しいんです。
⇒地目の種類は23種。その詳細や価格を説明|土地を農業利用する方法についても記載!
ですが素人がいきなり物件を購入するのはかなり大変。楽待 (らくまち) さんのYouTubeが勉強になるのでこちらをまずみることをお勧めします。それから有名な販売サイトで家を選びましょう。
忙しくても特に水回りとシロアリぐらいはしっかり確認しましょう。蟻道と呼ばれる白蟻の通り道を見つけたら注意! シロアリがいる可能性が高いので【シロアリ110番】のような専門業者さんに見てもらうといいですね。

こちらの記事で書いているように自分で対応もできますが、やはりプロに任せたほうが安心です。
それだけでなく購入前に物件情報だけでなく周囲の確認もしっかりしたほうがいいですね。大きな買い物に失敗は許されないです。トナリスクという調査会社が調べてくれますよ。
また庭の配管位置もしっかりと確認しておきましょう。配管位置がわからないと庭に植物が植え付けれません。根っこで配管を潰してしまうことがあります。

配管位置がしっかりわからないところもありますので。
値段だけでなくしっかりと内容を確認していい買い物をしましょう。価格が高いだけにそれだけ時間をかけても失敗するよりマシです。
マンションから植物の家に引っ越しをするなら
もしマンションを購入し住んでいて、植物に囲まれた家を作り引っ越しを考えるなら貸し出して資産として運用するのも一つの手です。

かなり古くなっているとリフォームしないと難しいとは思いますが、一括比較できるサイトもできて下調べが便利になってきています。
今あるものも有効に活用し、経済的にものごとをすすめていけるといいですね。
リノベでガーデンルーム(植物の部屋)を作ろう
ヨーロッパ風のオシャレな植物栽培部屋を見かけ、どうやればこういう植物の部屋が作れるのか気になりました。調べているとガーデンルーム やコンサバトリーなどいろんな専門用語が出てきます。
ちょっとわかりずらかったので以下に言葉の意味をまとめてみました。調べて自分にあった植物の部屋を作りましょう。
テラス囲いとは
テラスとは本来の土地より高くレンガやコンクリートでキレイに整地された場所のこと。そのテラスを基本的にポリカのような安めの素材で囲みます。
基礎も柱の部分をコンクリートで固めるだけの簡単な施工となります。

安価の素材を使うため、これらの中では価格が安めなのが助かる。
たとえ植物栽培に利用しなくなっても洗濯物を干すときに非常に役立ちます。というよりその使い方がメインです。
ガーデンルームとは
テラス囲いを少し植物用に改良したもの。折り戸タイプにしたり、レンガ調や木目調の素材を使ったりなどおしゃれな感じに仕上がっています。

ただしガラス張りの部屋ではないので、耐久度的にはテラス囲いと大差はありません。
サンルームとは
日光がしっかり当たるようにガラス張りでできた部屋のことをいいます。基礎もしっかりとコンクリートで作られるため施工期間も長めになります。

ガラスを使い基礎もしっかりしていないとダメなので、素人がDIYで作るのはやめておきましょう。
コンサバトリーとは
ヨーロッパ版のサンルームと思っておけば大丈夫です。輸入されている製品を見ているとおしゃれな感じなものが多いですね。

ただし値段はワンランク上って感じです。
植物部屋を設置するときの注意点
ガーデンルームなどは太陽光が強く当たる密閉度の高い空間なので夏場の室温が高くなりやすいです。外部にシェード、内部に日除けやカーテンなどを設置する対応を行いましょう。

夏場は熱がこもりすぎないように換気もしっかりしましょう。サーキュレーターを使うのも一つの手。
また、これぐらいの工事になると素人がやるのはなかなか難しいです。しっかり設置経験のある専門業者さんに頼むことをお勧めします。
植物のある家作りにおすすめの植物たち
家庭で育てる植物はあまり大きくならず、自分の好みに合った扱いやすいものがいいですね。いくつか室内と室外に分けておすすめの植物種をまとめました。

個人的には美しい斑入り植物がおすすめだよ。
注意して欲しいのは植えると後々大変になる庭に植えてはいけない危険な植物があるってこと。それだけは事前に確認して避けてね。
室内に置きたい植物たち
室内に置く植物なら小型の植物や耐陰性が高い植物、または外では傷つきやすい美しい葉っぱの植物がいいですね。以下にまとめていきます。
せまいスペースで育てれる小型植物
あまり植物のスペースが小型の植物なら多肉植物がおすすめです。特にエケベリアやハオルチアは育てている方も多く、いろんなやりとりもできておもしろいですよ。

特に斑入り品種がきれいなのでおすすめです。
日当たりが悪い部屋向きの耐陰性が高い植物
日当たりが悪く植物育成ライトを設置しない部屋ならシュロチクなど耐陰性が高い植物を配置するのがおすすめです。
⇒日陰の部屋でも元気に育つ観葉植物を選ぼう!【日当たりが悪くても問題なし】

耐陰性がない植物だと徒長してしまって形が崩れてしまうんですよね。
傷つきやすいが葉っぱが美しい植物
葉っぱがキレイで傷つきやすく、日焼けが怖い斑入りのクワズイモなどは室内で育てるのがおすすめ。

そういう観葉植物ってたいてい高価なんですよね。枯らしたくない。
料理好きならハーブの水耕栽培
室内で植物を育てるなら観葉植物意外にハーブや葉物野菜を水耕栽培するのも面白いですよ。特にハーブはいい香りもするのでおすすめ。

以下の記事で種類をまとめています。無農薬で育てれるので安心して食べれます。
⇒家庭用アクアポニックスの種類と価格を説明。実は自作もできますよ。
庭に植えたい植物たち
庭にブルーベリーなどの小果樹があると見た目だけでなく果実まで楽しめちゃいます。また庭にキレイな植物があると庭造りが楽しくなりますよね。

ここでは庭に植えると楽しくなる植物たちの分類を簡単にまとめています。
さわやかな香りのハーブ
庭にハーブがあるとそばを歩くだけでいい香りがします。つみたてのフレッシュハーブティーが楽しめるのも最高。

レモン系のハーブがさわやかな香りで初心者にはおすすめだよ。
家庭で育てやすい小果樹
家庭で育てるなら鉢植えにしやすい小果樹や、市販でなかなか買えない珍しい果樹を植えるとおもしろいです。
グランドカバーはどれがいい?
私がグランドカバーに選んだのは芝桜。春に咲く小さい花がキレイなんですよね〜。ですが人が歩く場所にはちょっと不向き。
だから芝にしようと思ったのですが、維持が大変で費用もかなりかかるということがわかったので今回はあきらめました。

管理が楽とよばれるTM9でも管理用の道具などは必要になりますからね。
だからいいものがないか探していると。『クラピア』と呼ばれるすごいグランドカバーがあることを見つけました!
『クラピア』は国内の在来種であるイワダレソウを改良して作られたグランドカバー。他の植物と比べると以下のようないい点があります。
逆に悪い点は以下のとおり。芝と比べると冬に枯れた後の見た目が悪いんですよね。あとクラピアも年1〜2回刈り込む必要性がある。
ですがそれ以上に良い点が多いです。庭の土が流されるのが気になってるので私もグランドカバーに力入れようと思います。芝桜を植えたけどあれは踏むとよくないですからね〜。

せまいエリアならオワコンと人工芝のコンビがいいんですけどね〜。
見栄えがいい樹木を風除けにしよう
風除けにはいろんな方法があります。ですがやはり樹木を風除けにすると美しいものです。

私は斑入りコニファーを風除け用に植え付けています。
昔から風除けに使われてきた樹木はかなりの種類があります。その中で特に使いやすそうな樹木を以下にまとめていますので、庭木の植え替えを検討しているなら参考にしてください。
⇒庭や畑におすすめの風除けになる木の種類|風よけ対策として庭木に使おう!
植物の家を作るのに持っておきたい資格
資格はなくても自分の敷地内ならできることは多いけど、DIYをやるときに必要な知識や経験を得るためにもは取っておきたい資格などが多いです。

まったく知識や経験がない状態で始めるのはリスクが高いよ。
私が植物の家作りのためにとっておいて良かったと思ったものや、今後とるべきだなって思っている資格を以下に簡単にまとめます。
『フォークリフト運転技能講』– フォークリフトで荷物の運搬。
『大型特殊免許・車両整地』– 重機を公道で運転するのに必要。
『車両系建設機械(整地等)』– 重機で整地作業するのに必要。
『車両系建設機械(解体用)』– 重機での解体作業に必要。
『玉掛け技能講習』– 重い荷物をひっかけるのに必要。
『小型移動式クレーン運転技能講習』– 1t以上5t未満の移動式クレーンの運転に必要。
現場資格はオンラインで取得できるものも増えてきているようです。オンラインの現場資格学校をチェックしてみるといいですよ。
『第二種電気工事士』– 電気工事を行うのに必要。
『アーク溶接等特別教育』– 溶接の基礎知識習得と体験。
『特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者』– 溶接ヒュームが特定化学物質になったため。
『振動工具取扱い作業者安全衛生教育』– 振動工具の基礎知識習得。
あとは作業以外に経費として計算する知識を得るために簿記やFPの資格があるといいですね。資格の勉強はプロの講座で受けるのが一番。

ネットの過去問勉強だけだと難しいものがあります。これまでいくつか落ちました(体験談)。
まとめ
植物に囲まれた家を作るには結構やることがありますね。楽しみながらちょっとづつやっていきたいものです。少しづつ進めていきます。

最後に私が植物を買っているおすすめのお店を紹介しておきますね。
⇒おしゃれな植物を販売してるお店を探そう! おすすめのショップをまとめたよ。
あと家に修理が必要になったからDIYで改造する方がいますが、その前にしっかり保険対応可能か確認してからにしましょう。もったいないですよ。

でないと思ってもプロが交渉すれば保険が出る場合もあるようですよ。