家でもぎたてのおいしい果実が食べたいっ! だけど果樹を栽培するスペースがないってあきらめていませんか?
実は意外と鉢植えで育てれる果樹って多いんです。鉢植えならベランダなどでも十分育てれますよ。
植物研究家
私が栽培してわかった鉢植え栽培に向いているおすすめの果樹を、私の独断と偏見でまとめました。
鉢植えのおすすめの果樹(立木編)
まずは立木の鉢植えにおすすめできる果樹まとめ。つる性の果樹は管理がめんどうって方はこちらがおすすめです!
懐かしのマルベリー
昔はよく食べられていたという桑の実(マルベリー)。果実の日持ちが悪く、冷凍品以外は自分で育てないとなかなか食べれません。
植物研究家
品種や栽培についての詳細は以下のページでまとめています。一本で果実がなる自家受粉性がある品種を購入するのがおすすめです!
かわいい感じのラズベリー
ラズベリーは一般的なフルーツになってきましたが、日持ちが悪く海外品は残留農薬が気になります。
こういうものこそ家庭で育てたいですね。ただし海外の品種は暑さと西日に弱かったりするので注意が必要です。育て方に注意して下さい。
⇒【ラズベリーの品種と育て方】イエローやブラックなどいろんな色の果実が楽しめます♪
植物研究家
定番のブルーベリー
最近の鉢植え果樹だとやっぱりブルーベリーが定番ですよね。いい品種の完熟したブルーベリーは本当においしいです。いい品種をしっかり選びましょう!
植物研究家
軒下などにおけないのであれば梅雨の時期を避けた収穫ができる品種がおすすめ。私はラビットアイのデライトとノビリスがお気に入りです♪
栽培における注意点は梅雨の裂果と、水切れ、イラガの幼虫発生ですね。イラガの幼虫に刺されると大変ですし、葉もバリバリ食べられます。詳しくは以下のページを見てください。
⇒暖地でブルーベリーを栽培するなら、ラビットアイの晩生品種がおすすめ!
料理に使えるシークワサー
そのまま食べるフルーツもいいけど、料理に使える果実もあると便利です。シークワサーなど香酸柑橘類は料理にかけてもいいし、飲み物にも合わせれて万能。
植物研究家
すっぱい香酸柑橘は以下のページにあるようにいろんな種類があります。カボスやスダチなど自分にあった品種を見つけたいですね!
矮性のイチジク
果実の糖度が高い果樹の一つがイチジク。スーパーでは完熟果実が出回りませんが、完熟した果実を食べるとすごく甘いんです! こういうのを家庭で育てたいですね。
ただしイチジクは大きくなる果樹。鉢植えで根域制限すれば大丈夫と思いますが、できれば矮性の品種を選びたいですね。おすすめはゼブラスイート。斑入りの果実がキレイなんです。
増やそうと思ったら簡単に挿木で増やせますし、鉢植えで育てるならおすすめの果樹です。ただし庭に植えるとどんどん大きくなるし、果実が雨で裂果しがちになるので注意!
⇒【果実が雨に弱い】イチジクは8月に収穫できる品種がおすすめ!家庭での育て方も説明
鉢植えのおすすめの果樹(つる性編)
次は鉢植えにおすすめのつる性果樹です。管理が立木の物と比べてちょっとめんどうですが、コンパクトに仕立てれるのがいいところ。
カラフルに色付くミニキウイ
ミニキウイは赤い色や紫に色付くものがあります。家で育てるなら珍しくてキレイな品種を育てたいですね。私は樹上完熟できる赤色のケンズレッドを選びました。
ミニキウイは丈夫で強い果樹なので栽培が楽です。また、完熟前に収穫して追熟して食べる形にすれば動物の食害からも逃れれますよ。
⇒【鉢植え栽培可能】ベビーキウイ(さるなし)の品種と育て方を説明。小さく育てよう!
樹上完熟タイプのキウイフルーツ
ちょっと木が大きくなりやすいですが、キウイフルーツもいいですね。追熟がめんどうって方には樹上完熟タイプのキウイフルーツがおすすめ!
最近は果実が赤みをおびたり、黄色かったりといろんな種類のキウイフルーツが出ています。いろいろ選べていい時代ですね。
キウイフルーツも強い果樹でなかなか枯れない家庭向きの果樹です。ただし逆に大きくなりすぎることに注意してこまめな剪定と根域制限が必須ですね。
植物研究家
日光に強いブラックベリー
熱いエリアで寒いエリアのラズベリー品種は難しいって方にはブラックベリーがおすすめ。ラズベリーやブルーベリーと違いガンガン日光に当てて栽培できます。
植物研究家
斑入りのキレイな品種もあるのがいいですね。子株も増えやすくなくなる心配が少ないのもいい果樹です。
ホームフルーツを鉢植えにする基準
鉢植えにおすすめのホームフルーツ。そのポイントはなんだろう? ちょっと考えてみましたが以下のポイントを満たす果樹がいいですね。
- 果重が100g以内の小さめサイズ。
- 完熟果実がなかなか食べれない果樹。
- なかなか手に入らない珍しい果樹。
鉢植え栽培におおすすめの果樹まとめ
鉢植え栽培なら小さなスペースでも果樹が栽培できるし、台風などが来ても室内に取り込めるのでおすすめです。
そして完熟した果実や一般的に販売されていないめずらしい果実を食べれるってのがいいところ。
水の管理はちょっと面倒だけど、自動給水装置を使えばそれで解決できます。家庭でおいしい果実を楽しみましょう!