初めてノコギリを購入するとき何を選べばいいのか迷っちゃいますよね。私が最初にノコギリを購入したときは、値段の安さを第一に考え失敗しました。
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おすすめはグリップがゴム製で手に優しく、替刃式のタイプ。庭木を少量しか切らないのであれば、折りたたみ式で邪魔にならない『ゴムボーイ』がおすすめです。私も一番使っています。
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これ以外に太い木を数多く剪定・伐採するときにおすすめのノコギリや、長く使用するときに気をつけて欲しいポイントを以下にまとめました。
剪定・伐採するときにおすすめのノコギリ
最初にも簡単に書きましたが、以下のようにノコギリを選ぶときに価格よりも重要視して欲しいポイントがあります。
グリップはゴム製がおすすめ
ノコギリのグリップにはいくつか種類があり、木製のグリップやプラスチック製のグリップ、そしてゴム製のグリップがあります。おすすめはゴム製グリップのノコギリ。値段もそう高くありません。
一般的な値段で比較するとプラスチック製グリップのノコギリが最も安く、木製グリップのノコギリは安価な物から高級品まで幅広く使われており、ゴム製グリップのノコギリは中間価格となっています。
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ゴム製グリップであれば衝撃を吸収してくれますし、滑りにくいのでおすすめ! 滑り止めが付いた衝撃吸収性能が高い手袋を使えばプラスチック製や木製グリップでも大丈夫ですけどね。
よくないのは滑り止めがない軍手でプラスチックや木製のグリップのノコギリを使うケースです。滑って危険ですよ!
手袋は刃物から手を防ぐ滑り止め付きの防刃手袋だと安心。ケガをしないようにしっかり防具は整えたいですね。
ノコギリの刃は交換タイプに!
ノコギリで一番ダメになりやすい部分は刃です。だから一体型ではなく交換型のノコギリにしないと、刃がダメになるたびに丸ごと交換しなくてなくてはいけません。
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価格はサイズや種類にもよって変わりませすが、替刃だけであれば約半額の値段で購入できます。グリップの部分などは余程のことがないと壊れませんので、交換タイプにすることをおすすめまします。
大きな木を切るのであればグリップは斜めのノコギリを!
剪定・伐採用のノコギリで、太い枝を切る刃が長いノコギリは基本的にグリップが斜めについています(曲刃タイプは別)。
大工さんが使うようなグリップが直線的についているものを購入するのはやめておきましょう。枝が混み合った場所では切りづらいですよ。
ノコギリの刃は最低限のメンテナンスを!
ノコギリの刃は細かくて素人が研ぐのは大変。というより目立て(ノコギリの手入れ)の道具を購入して、研ぐ時間を使う方がお金がもったいないです。
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しかし、それ以外の部分で切れ味を悪くするポイントがあります。それは以下の写真のように側面部に切りカスがくっつくこと。ほおっておくとだんだん大きくなっていきます。
水にぬらしてやわらかくし、軽くとぎ石などでこすれば簡単に取れます。
ゴミを除去したノコギリが以下の写真。これだけで木に引っ掛かり切りにくくなっていたノコギリが復活します。
定期的にゴミを取り除いておきましょう!
フローリストケースで刃物を持ち運ぼう
ノコギリや選定ハサミを持ち運べるフローリストケース(ガーデニングポーチ)があると持ち運びが楽。そして外でなくすリスクも減ります。
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私が木を剪定するときには以下のものを主に入れていました。アルミテープは太い枝を切った後に切断面を保護するためのものです。
【注意】ノコギリに力を入れすぎないで!
あと、ノコギリの使い方もしっかり覚えておきましょう。基本的に剪定するときにあまり力は必要ありません。引くときに少し力を入れるぐらいにしておくのが無難です。
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一日中ずっと剪定しているような環境だとそれだと人も道具も長持ち持ちません。
また、ノコギリがはさまって切れづらいときには枝を軽く下に引っ張りながら切るなど、対象物をうまく切れやすい状態に持っていくことも重要ですよ。
まとめ
最初にノコギリを選ぶときには替刃式で手に負担の少ないゴム製グリップのものがおすすめ。
そして、無理にノコギリの刃を研いだりせず、最低限の手入れだけして切れ味が悪くなったらすぐに刃を交換していきましょう。
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また、作業に入る前にしっかり防具を準備して置きましょう。以下のリンクに果樹を例にしたおすすめの道具をまとめています。