果樹栽培管理には意外と色々な道具が必要になります。

剪定バサミや噴霧器に始まり、やればやるほど色々なものが必要になります。

そんな果樹の栽培道具を家庭栽培目線でまとめてみました。

ハサミ類

果樹の管理で最も使う道具といえばハサミ類ですね。現在は手の力で使うものだけでなく、バッテリー式のものまで出てきています。

剪定バサミ

果樹の剪定バサミといえば岡恒(おかつね)の剪定バサミですね。色々試したけどこれがやっぱり一番です。

ちょっとぐらい硬くて太い枝も、少し枝を下に抑えるように切れば簡単に切れます。

バッテリー式剪定バサミ

梅などの硬い枝をよく切る場合はバッテリー式の剪定バサミを使わないと手を痛めてしまう可能性があります。

ですが、高価なものなので大量に専門で栽培している方以外は必要ないでしょう。

採果バサミ

ハサミで切らなければ取れない果実を収穫するためには採果バサミが必要になります。

みかんなどで使われる曲がり刃のタイプと、柿などで使われるまっすぐな直刃タイプがあります。

農業のハサミ管理

いずれのハサミもしっかりと錆びないように管理が必要です。時折しっかりと可動部に油をさしてスムーズに動かせるようにしましょう。

採果バサミに油をさしている写真

油は安いものでも大丈夫ですが、できれば専用のものを使った方がサビを抑えれれていいです。

刃物専用の油

また、刃物の切れが悪くなったらしっかりと研ぎましょう。ダイヤモンド系のヤスリがあるとちょっと研ぎたいときに便利ですよ。

刃物を研いでいる写真

注意しなければ研ぐ場所です。例えば上記の剪定バサミのようなタイプなら写真のような部位を主に研ぐようにしましょう。

反対側を研ぐと隙間ができてしまい、うまく切れなくなったりするので注意しましょう。

庭木や盆栽など、植物用に刃物をいろいろ揃える方はこういう小道具もいいものを揃えておくと長期使えるようになり逆にコストは安くなる可能性があります。

ノコギリ

家庭用のノコギリは刃の間隔が短いものを使うといいです。そのほうが切った後がキレイなんですよね。

ただし、大量に剪定を行う方はスピードが出る、ある程度粗めの刃を使わないと作業が追いつきません。

私は以下のような折りたたみ式で、刃を簡単に取り替えれるゴムボーイというノコギリを使用していました。

果樹用ノコギリの写真

細かな剪定の場合は細かな刃、大量に太めの枝を剪定するときは粗めの刃を利用していました。

折りたたみ式で剪定バサミや剪定用のアルミテープと一緒に入れておくと楽だったんです。

ノコギリの管理注意点はノコギリの刃の側面にも結構木のカスがついていくこと。定期的に水で柔らかくして取り除くことが必要です。

刃は研ぐことが難しいので、切れ味が悪くなったら刃を交換しましょう。

農業用テープ類

農業でもテープはいろいろなところで使います。DIY用のテープは農業機械や作業小屋に当然使いますが、果樹に使用するテープもあります。

アルミテープ

剪定した後にトップジンという農薬や木工用ボンドを塗る方もいますが、一番楽なのはアルミテープです。

ある程度の厚みのある接着性の強いテープを剪定後に貼り付けるだけでOK。ある程度使う量を切り取って腰袋にいれておくと便利です。

接木用テープ

果樹を栽培しているとどんどん新しい品種が出てきます。けど、苗を買ってもなかなか果実がなるまでに時間がかかる。

そういうときには接木で新しい品種を早く収穫できるようにします。接木には穂木をテープで保護することが必要になります。

あとは、穂木を切り出すときはしっかりと切れ味のよいナイフを使う必要性があります。しっかりキレイな断面を作らないとなかなか活着しないです。

農薬用噴霧器

殺菌剤や除草剤など、植物を育てるときには色々な農薬を使う必要性があります。

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だからと言って大型の噴霧器を購入するとかなりいい値段になります。家庭用なら手で圧力をかけて噴霧する蓄圧式の安い噴霧器で十分だと思います。

農作業着類

果樹は日光が必要なので外で栽培するもの。だから日よけや体を防護する作業着などが必要になります。

ゴーグル(保護メガネ)

香酸柑橘類やザクロ、シーベリーなどトゲの多い果樹を栽培するときはゴーグルの着用も考えた方がいいです。

跳ね返った枝が目に当たる可能性もあります。消毒用はしっかり隙間がないゴーグルを購入しましょう。

帽子

帽子は男性の場合、市販されているキャップタイプの帽子を使うのが一般的です。

女性は顔や首元を日焼けするのを抑えるために以下のようなものを装着したりします。

手袋(軍手)

一般的に農作業は軍手が使われますが、できれば2本編み以上のものを使いましょう。1本編みだとすぐに痛んでダメになってしまいます。

また、女性はアームカバーをつける人が多いです。

それ以外に農薬などを使う場合は水を通さないゴム手袋を使用しましょう。

カッパ

消毒って結構重労働なんです! だからカッパは軽くて通気性のあるものがオススメ!

安物だと通気性が悪くて汗だくになるし、破けやすかったりします。トゲが多い作物ですぐにダメにしてしまう場合でなければ、ある程度いいものを買いましょう。

農薬用マスク

本格的な防除マスクから簡易のマスクまであります。ですが一般的には簡易型のマスクを使っていますね。

その他の農具類

その他に、ちょっと農作業で使ったりする道具などをまとめました。

果実袋

果実の保護のために使われます。病害虫や風害などから果実を守るとともに、着色の調整を行うときに装着します。

果樹の種類によって使用する果実袋は違うので、しっかり確認してから購入しましょう。

ビニールひも

果実の重さで枝が垂れ下がり、果実が地面付き傷ついたり腐ったりすることがあります。

そんな時はビニールヒモで吊り上げます。上部に強い枝がないときは、支柱を主枝にくくりつけてそこからヒモで吊り上げます。

また、Y時の支えを地面に挿して枝を下から釣り上げる場合もあります。

遮光ネット

苗の状態の植物や、強い光がダメな植物を保護するときに使用します。防虫にもなります。

まとめ

美味しいフルーツを食べようと果樹を育てようとしても、いろいろな果樹栽培の道具が必要になってきますね。

どこまで力を入れるかにもよりますが、本気でやるなら色々な物をそろえる必要性が出てきますよ。

また、外での作業になるため水分や塩分の補給はしっかりするようにしてくださいね。

自分でしっかり体調管理して作業しないと外で一人作業していると何かあったときに大変です!