マキベリーパウダーの写真

ちょっと健康に良さそうな素材を探している時に『マキベリー』という果物のパウダーを見かけました。

試しに購入してみると、酸味が強いわけでもなくジュースに合わせやすくてどんなフルーツなのか気になりました。

そして調べていると、国内でも苗木の販売が開始されていることなどがわかりました。そんなマキベリー情報をまとめました。

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植物探究家の画像

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マキベリーってどんな果樹?

日本でマキベリーと呼ばれる植物は英語で『maqui』、学名で『Aristotelia chilensis』と呼ばれるホルトノキ科の植物です。

果実の大きさは6mm程度と、かなり小さいサイズの果実となります。

原産地はチリですが経済栽培は行われておらず、人気が出ても生産量を急にあげるのは難しいようです。

果実は数年後から結実するようですが、ブルーベリーのように多くの量が取れるようになるには結構な年数がかると思われます。

ポリフェノールの一種であるアントシアニンを多く含んでいます。そして、アントシアニンの種類としては、『デルフィニジン』という種類のアントシアニンを多く含んでいます。

以下のように、私が購入したマキベリーパウダーにも多くのアントシアニンが含まれていました。

マキベリーの成分

マキベリーの苗

マキベリーの苗は国内で購入することができず、海外から輸入するぐらいじゃないと手に入れることができないと思っていました。

しかし、以下のサイトから日本でも購入できるようになったようです。ですが、耐寒温度8度となっていてビニールハウスなどがないと難しそうです。

マルシェ青空

だけど、価格はあまり高くないので、試しに部屋の中などで栽培挑戦してみるのもよさそうですね。


マキベリーの栽培

マキベリーを栽培するにはまず8度という最低温度設定をなんとかする必要性がありますね。

ビニールハウスなどをつけて加温するか、部屋を締め切って暖房をつける必要性があります。

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しかし、ビニールハウスを作って加温はなかなか大変ですので、部屋の中で育てる方が楽そうです。

その場合、できれば人口光を使って補光を行ったほうがいいかもしれません。果樹は結構光を必要とします。

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一本ではならないマキベリー

マキベリーは雄と雌の株がないと結実させることができません。ですので、何本か栽培しないと実をならせて収穫することができません。

肥料

自然の植物ですので、あまり肥料を与える必要性はないようです。

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消毒

家で栽培する場合は、ベニカマイルドスプレーなどの有機栽培でも使えるタイプの消毒を使うことがおすすめです。

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マキベリーの色と料理

マキベリーの果実を粉末化したマキベリーパウダーは、以下の写真のようにかなり濃い紫色をしています。

マキベリーの色

ジュースに混ぜるとどういう色になるかは以下の記事の中で書いています。

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酸味やクセもないのでジュースやお菓子作りの色付けとして加えるのもいいですね!

マキベリーの商品

マキベリーの商品は以下のような商品がネットなどで販売されています。スーパーなどで購入するのはまだまだ難しいです。

マキベリーパウダー

手軽にマキベリーをジュースなどに入れたいならパウダータイプが便利です。

マキベリーエキス

乾燥していない濃縮されたエキスを飲むのが栄養成分をとるにはいいですね。ソースとして利用するのも便利です。

まとめ

経済栽培がされていないけど、その成分から注目をあびている『マキベリー』。

温度条件を整えるのが大変そうですが、苗も安いし試しに部屋の中で栽培してみるのも面白そうですね。