植物育成用ライトで室内栽培している観葉植物たち

植物育成ライトの必要性を多肉植物斑入りクワズイモなどの観葉植物を徒長させてしまい感じました。

冬場に室内に植物を取り入れたり、元々日当たりの悪い部屋で植物を栽培していると日光不足で徒長してしまいがち。これはなんとかしなきゃいけないと思い、LEDタイプの植物育成ライトを購入しました。

植物探究家植物探究家

買ってビックリ。昔と違い、植物育成ライトはかなり進化してましたよ。購入したのはこちらの製品です。

進化した植物育成ライト
  • 紫色ではなく自然な光に!
  • LEDで光量が高くても発熱しずらい。
  • タイマーで12時間周期も可能。
  • 特に昔の紫色でメカメカしく初心者には近寄りがたい雰囲気はなくなっており、簡単に使えたのは超助かりました。フルスペクトルライトは光の色も自然なんですよね。

    植物探究家植物探究家

    昔のメタルハライドランプなら安定器は必要だし、植物育成用蛍光灯は熱を持ってしまいましたから。

    というわけで、ここでは植物を徒長させたくないって方や、日当たりが悪くて植物育成ライトがないと植物栽培が楽しめないって方のために植物育成ライトの種類や、日照不足になるとどうなるかの参考例を記載します。



    植物育成ライトの種類(LED光源)

    クリップ式植物育成ライトで高さのある観葉植物を照らしている写真

    植物育成ライトの種類を以下にいくつか示します。植物育成に向かなさそうなあまりにも光量が少なさそうなものは除きました。

    【フルスペクトル型】植物育成ライト

    2019年度から安価な波長が広いタイプのLEDライトが出ました。この価格でキレイな光が出るのはすごい! 私は評価の高い110W植物育成ライトを購入しました。

    【パネル型】225LEDパネル

    ライトの光は青〜紫っぽい色です。以下の商品は『SMDチップ』を使用。チップは『砲弾型』<『SDM』<『COB』の順に能力と価格が上がっていくようです。

    【スタンド型】植物育成LED PlantLight

    白色に調光されたLEDライトです。クリップタイプもあります。自分が住む部屋の中におくならこういう白色系のライトがいいですね。

    【蛍光灯型】led蛍光灯サンプランター

    LED蛍光灯と設置台のセットタイプもあります。色は紫っぽい色になります。

    【棚一体型】グリンテリア

    棚と照明が一体型になったプランターです。照明のタイマーもついているようです。これ自体がおしゃれだし、光も植物がきちんと育つように調整された見栄えがいい白色LED。

    部屋で育てる多肉の数が少ないなら、こういうタイプの機器がおすすめです。

    【USB型】USB式植物育成LEDライト

    USBで植物育成用のLEDライトを使用することも可能です。コンセント型のものより光量は落ちますが、卓上の小さな植物を照らすぐらいなら充分です。

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    必要に応じてUSBのハブを準備しましょう。コンセントが余ってない時にいいですね。

    USBハブの写真

    色々な種類の植物育成LEDを検索

    上記以外にもいろいろな植物育成LEDがあります。いろいろな種類のLEDライトを見て好みのものを見つけてください。

    また、一つ一つの消費電力は少なくても、植物のために照明を増やしたり、暖房などをつけると電気代が増えてしまいます。そう言ったときは電気会社やガス会社を検討しなおして節約するのも一つの手ですよ。

    光熱費の料金を高く感じたら他社と価格を比較!

    ハオルチアなどの小型多肉植物におすすめの植物育成ライト

    萩原ピグマエア錦を上から見た写真

    ハオルチアやエケベリアなどの小型多肉植物におすすめの植物育成ライトを選んでみました。育てている環境によって以下のように選ぶべきものが分かれますね。

    少量栽培に向いたおしゃれな植物育成ライト

    多肉植物の数が少なく、キレイな感じで照明を当てたい場合には『グリンテリア』や『LED PlantLight』がおすすめ。装置自体がおしゃれですし、フルスペクトルライトで光の色も自然なのがいいですね。

    安価でおすすめの植物育成ライト

    とりあえずあまりお金をかけずに補光して室内栽培での徒長を防ぎたい。そんな方にはクリップ式の植物育成ライトがおすすめです。

    植物育成用ライトで室内栽培している観葉植物たち

    植物探究家植物探究家

    価格も数千円から買えるのでお財布にも優しい。ですが、ちょっと見た目的には安っぽさが出てしまいます。安いけどインテリアとして見るなら不向きかな。

    棚で大量に育てたい時に便利な植物育成ライト

    多肉植物の数が増え、越冬のために室内で保護したい時などにはパネル型か蛍光灯タイプの植物育成ライトがいいですね。

    数が増えてくると、棚にしないとスペースをとりすぎてしまいます。そういうときに棚に設置しやすいこういうタイプの植物育成ライトがおすすめです。

    中型の観葉植物(1mまで)におすすめの植物育成ライト

    クワズイモを植えた陶器鉢の写真

    クワズイモなど鉢植えで1mぐらいまでの葉物系観葉植物ならスタンドタイプの植物育成ライトがいいですね。ただしちょっと価格は高めです。

    安く済ませたいなら、以下のように安価なクリップタイプのLED照明をある程度の高さに設置するのがおすすめです。

    クリップ式植物育成ライトで高さのある観葉植物を照らしている写真

    大型の観葉植物におすすめの植物育成ライト

    大型の観葉植物を植物育成ライトを使用して育てるのはおすすめできません。必要な光量が多過ぎてお金がかかり過ぎます。

    植物探究家植物探究家

    窓際に置いて、太陽光を利用するのをお勧めします。

    夜間のショーアップや補光目的でやるのであれば、以下のような植物育成ライトを複数並べるとお洒落な感じにできますよ。

    照度計で植物育成ライトの効果を確認しよう!

    株式会社FUSO マルチ環境測定器写真

    植物育成ライトを購入したら、まずは照度(lux)を確認する必要性があります。鉢の高さでどれぐらいの照度なのか照度計を用いて計測しましょう。そうしないと植物にどれぐらいの効果があるかわかりません。

    クリップ式植物育成ライトを設置して照度を測定している写真3

    私が使用しているのはFUSOの『マルチ環境測定器』。照度だけ出なく、風量なども測れるので室内栽培の環境測定に便利なんですよね。

    植物探究家植物探究家

    私はサーキュレーターの風速を測るのにも使っています。

    これで、植物にあった照度に調整しましょう。植物に必要な光の強さに関しては以下の光補償点の話をチェックしてね。

    植物育成ライトの強さと光補償点を理解しよう。

    植物育成用ライトで室内栽培している観葉植物たち

    植物育成ライトを購入しても、その植物が必要としている光量を満たせなかったら意味がありません。以下に場所ごとの光量例を示しますが、直射日光が好きな植物を室内でキレイに育てるのは難しいのがわかります。

    外での光量(ルクス)
  • 晴れの日 – 10万ルクス
  • 曇りの日 – 3万ルクス
  • 雨の日 – 1万ルクス
  • 昼の明るい室内 – 2000ルクス※
  • 暗めの室内 – 300ルクス
  • 夜に電灯をつけた室内 – 300ルクス
  • ※ただし窓際で、太陽光が窓ガラス越しに入ってくるような場所だと室内でも数万ルクス程度の光量があります。

    また日陰の場所などはかなり光量の幅が広く、森の中だと1000ルクスを切ることもありますが、反日陰というぐらいの場所であれば数万ルクスぐらいの光量があります。

    くまさんくまさん

    大体の目安としてしか使えません。実際にはその植物がどういう場所で育っているのかを知るのかが重要。

    観葉植物をキレイに育てるは、種類もよりますが大体1000〜2000ルクスを維持したいものです。大体の観葉植物は500ルクス以下では生育できませんが、2000ルクスあれば大体の光補償点はクリアできますよ。

    ハムさんハムさん

    ただし、生育に必要な光補償点をクリアできても、徒長せずにキレイ育つかは別の話。

    室内で植物を育てたい場合は、その植物の栽培環境だけでなく、光補償点などもチェックしておくといいですね。光補償点を確認するなら以下のサイトがおすすめです。

    光補償点を把握すれば、部屋が暗くて観葉植物がうまく育たないってことがなくなります。

    植物育成の最低照度「光補償点」とは?一覧と測り方、応用方法

    また、植物は光を受ければいいだけではなく、必要な波長がないと生育がおかしくなります。見た目もよく、日光に近い形のフルスペクトルライトがいいですね。デスクライトや蛍光灯では難しいですよ。

    スペクトル表示画像

    フルスペクトル植物育成ライトを購入してみた!

    クリップ式植物育成ライトの写真

    紫色の植物育成ライトはなかなか購入する気にならなかったんだけど、自然な色の植物育成ライトが結構安価で販売されるようになっていたので試しに購入してみました。

    植物探究家植物探究家

    いわゆるフルスペクトルタイプ。植物のスペクトル的にも問題なさそう!

    スペクトル表示画像

    今回購入したのは110wタイプの植物育成ライト。タイマーと変換アダプター付きとの情報が購入のポイントとなりました。見た目わかりづらいですが、タイマーはボタンを押すごとに3、6、12時間の部分がライトアップして設定できます。

    植物育成ライトのタイマー

    アダプターは以下のように100V対応表示です。海外の製品だと100Vに対応してないことがあるので注意が必要なんですよね。その場合変換器を別購入しないといけなくなります。

    植物育成ライトのアダプター写真

    まずは植物育成ライトを仮設置して照度(lux)を測定してみます。クリップ式は面倒かなと思ったけど、はさむ場所があれば問題ないですね。そして置くスペースを省略できます

    クリップ式植物育成ライトを設置して照度を測定している写真

    最大光量で3000luxを超えていました。これはかなりの光量ですね。

    クリップ式植物育成ライトを設置して照度を測定している写真2

    しかし、実際には鉢の上に植物がくるので高さを調整して測ってみましょう。

    クリップ式植物育成ライトを設置して照度を測定している写真3

    そうすると6000lux以上ありました。これは十分すぎるほどの光量ですね。

    クリップ式植物育成ライトを設置して照度を測定している写真4

    ちなみに晴れの日なら室内でもメーターを振り切るぐらいの強さ(20000lux以上)がありますが、冬の雨の日とかは日当たりのいい部屋でも1000lux程度です(外でも8000lux程度)。そう考えるとかなり強い。

    これぐらいならある程度高さのある観葉植物でも大丈夫と思い、試しにある程度樹高があるコルジリネに使ってみました。

    クリップ式植物育成ライトで高さのある観葉植物を照らしている写真

    これでも鉢の下で1000lux以上と、しっかり光が当たっています。これなら耐陰性が高い植物なら充分ですね。

    クリップ式植物育成ライトを設置して照度を測定している写真5

    ちなみにこちらの商品は照度が6段階調整可能で、鉢の高さの照度(lux)は6170、5200、3910、2580、1342、192の順になりました。

    大体のスペックがわかったので、エケベリアの『ムーンガドニス錦』とアロカシアの『斑入りブラックベルベット』を植物育成ライトを利用して栽培することにしました。

    植物育成ライトで室内栽培している観葉植物たち

    ムーンガドニス錦は根が一度なくなり、再度発根させたもの。

    発根後のムーンガドニス錦写真

    一部の葉が弱ってまだ回復していない状態のものです。この状態で強い光はダメということで人工光を使うことにしました。

    発根後のムーンガドニス錦写真2

    次はアロカシアの斑入りブラックベルベット。窓際に置いていたのですが、冬の光でも強いのか葉が少し黄色くなってしまいました。

    少し日焼け気味の斑入りブラックベルベット写真

    こちらのブラックベルベットは葉先が枯れてきています。よって日陰で人工光を使います。

    少し日焼け気味のブラックベルベット写真

    こういう強い光を当てたくない状態の植物や、元々強光に弱い植物を栽培する時に植物育成ライトは便利ですね! これからタイマー12時間設定の最大光量で様子をみていこうと思います。

    日照不足で徒長する観葉植物

    多肉植物などの観葉植物を室内で栽培していると、光量不足で徒長してしまうことがあります。(以下は軸の部分が伸びてしまったエケベリアの徒長写真)。

    徒長したエケベリアの写真

    こうなるとキレイな形に戻すには、以下のように胴切りして発根させる必要性がある。また、元株からも子株が出ますが形は崩れますので、そちらも成長後それをもう一度カットして発根させる必要性があります。

    胴切りしたあとの上部分の写真

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    数だけを増やしたい場合にはいいんですけどね。

    斑入りクワズイモ』などは以下のように茎と葉の間にある葉丙(ようへい)の部分がかなり伸びてしまいます。こうなると光にしっかり当てて、新しい葉を出す必要性があります。

    徒長した斑入りクワズイモの写真

    植物探究家植物探究家

    古い葉は自然と枯れてなくなっていきます。大株で元気がいいときは思い切ってカットしてもいいですね。

    そうならないためにも室内栽培であれば、徒長しにくい植物を選ぶか、光量を確保する必要性がある。

    徒長しにくい植物といえば耐陰性が高く、成長速度が遅いものだと徒長がほとんどみられません。個人的には以下の斑入りのシュロチクが一番弱光でもキレイに育ってくれています。

    斑入りシュロチクの写真

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    耐陰性が高い植物に関してはこちらでまとめています。

    ただし、耐陰性が高い植物は種類が少ないし、生育が遅いものが多いです。ですので、人工光を利用していろんな植物を栽培できるようにするのがいいですよ!

    花芽をつける光周性を理解しよう!

    赤く色づき始めたエケベリアの花写真

    例えばエケベリアの開花条件を調べたところ、短日条件の後に長日条件をあたえることにより開花するとのことだった。短長日植物という分類になるらしい。

    植物探究家植物探究家

    植物の光周性は三つだけじゃないよ。以下にまとめますね。

    植物の光周性

    【長日植物】
    連続した暗期(限界暗期)がある一定時間より短くなると花芽が形成する植物。条件が必須の質的長日植物と、促進される量的長日植物に分かれる。

    【短日植物】
    連続した暗期(限界暗期)がある一定時間より長くなると花芽が形成する植物。条件が必須の質的短日植物と、促進される量的短日植物に分かれる。

    【中性植物】
    日照時間(限界暗期)に関係なく花芽を形成する植物。

    【長短日植物】
    長日条件の後に短日条件をあたえることにより開花する。

    【短長日植物】
    短日条件の後に長日条件をあたえることにより開花する。

    また、注意して欲しいのは多肉植物は同じ属であっても広範囲で原種がある場合があること。その場合、品種ごとに光特性を調べる必要性が出てくる。

    この特性を理解した上で人工光と遮光をうまく使用し、開花時期を調整し、交配時期の調整などに使えるといいですね。

    LED以外の光源

    LED以外にも蛍光灯やメタルハライドランプなど従来の光源も調光され、今まで植物利用に使われていました。

    それらと組み合わせて使用したりなどもいいですaが、電気代や発熱、消耗サイクルのことも考え、現在は極力LED照明で設定をしたほうが良いと思います。

    植物探究家植物探究家

    LED照明の技術が確率する前の旧照明と思っておけばいいです。今は不要。

    徒長だけでなく、多肉植物の斑入りが消える前に植物育成ライトを!

    萩原ピグマエア錦を上から見た写真

    斑入りの多肉植物を植えている方に冬に植物用の照明をつけることをオススメしたい理由があります。

    弱光は徒長だけでなく、光合成量を増やすために斑を消してしまうことがあります。高価な斑入り植物の斑が消えるとかなりツライです。

    一度消えてしまった斑は元に戻らないといいますので、高価な斑入り多肉植物を植えている方は注意してください。

    照明以外の室内栽培設備

    アイリスオーヤマのサーキュレーター8畳用と14畳用の比較写真

    注意してほしいのは、照明だけしっかりしておけば多肉植物が元気に育つかというとそうではないことだ。

    多肉植物が徒長しないレベルで補光するのも重要だが、空気の流れを作ることも重要です。エアコンなどを動かしてない場合はサーキュレーターを設置しましょう!

    【置き方に注意!】観葉植物の風通しをよくするサーキュレーターの種類と使い方

    助手のハム助手のハム

    カビが繁殖したり、菌が増えて多肉植物が病気になってしまうのは悲しいです。

    また、お金に余裕がある場合は機材が揃った室内型のガラス温室を購入することをオススメします。高価な多肉植物の場合はそこまでやっても十分あいますからね。

    家庭用ガラス温室の種類と価格をチェック! 温室で寒さに弱い植物を守ろう。

    私も高価な多肉植物を室内で枯らしてしまったことが何回もありますが、数多く育てている人はほんと設備を整えておいた方が結果的に特です。

    それと、タネの発芽や幼苗生育のためでしたら小型の発芽装置(育苗器)を設置するのも一つの手ですよ。

    多肉植物に使いたい小型の発芽装置(育苗器)