植物育成ライトと設置器具の写真

多肉植物は意外と光量を必要とするものも多く、十分な光量が維持できない室内に入れる場合は補光が必要になります。そうしないと徒長して形が崩れてしまいます。

植物探究家植物探究家

窓際においても鉢を回さないと外の方に植物が向いてしまうので鉢を回す必要性があります。

植物育成ライトを設置する場合、サイズによって補光する光源を選ぶ必要性があります。以下に小型の多肉植物(ハオルチアなど)におすすめの植物育成ライトや、大きくなるアガベのような多肉植物におすすめの植物育成ライトについて説明します。

助手のハム助手のハム

植物育成ライトの全体的な説明についてはこちらの記事で説明しています。

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植物探究家の画像

斑入り植物』を愛する斑入り植物探究家。自分が好きな植物に囲まれたおしゃれな家作りを目指しています。Youtubeインスタも見てね。

アガベなどの多肉植物におすすめの植物育成ライト

高出力植物育成LEDライトと多肉植物アガベの写真

アガベは光量がかなり必要で、さらに種類にもよりますが中型〜大型になる多肉植物です。このような多肉植物の場合は高出力型の植物育成ライトがおすすめです。

おしゃれに補光したい場合はアマテラスのような強力な植物育成ライトを専用のE26口金の専用器具を用いて近距離で使用するのがおすすめ。

植物育成ライトの画像

植物育成ライトの設置器具写真

広角反射板があり、値段も抑えられる『HASU38』は幅広く当てたい時にはおすすめですよ。私はこちらを増やしていこうと考えていいます(アマテラスと同レベルの能力があります)。

植物探究家植物探究家

設置器具としてアームスタンドは以下のようにおしゃれだけど距離が空くのと真下に光を出せないため、背が低い多肉植物にはおすすめできません。

アマテラスでライトアップした室内の植物写真。

高出力型のLEDライトをプラントクリップなどで吊るして使うとおしゃれな感じにもなっておすすめです。

高出力植物育成LEDライトと多肉植物アガベの写真

高出力植物育成LEDライトと多肉植物アガベの写真3

または棚に置きたい場合などであればパネル型の強力な植物育成LEDである『ROKI‐350』や『怪獣フレア』を使うといいですね。


一般的なパネルライトだと高さのあるアガベに光をあてようとしても距離が出て光量不足になる可能性があります。

植物探究家植物探究家

以下のような照度計で光の強さを測定するのも重要ですが、購入前にどれぐらいの能力か確認しましょう。

クリップ式植物育成ライトを設置して照度を測定している写真4

ハオルチアにおすすめの植物育成ライト

植物育成ライトで斑入りハオルチアを照らしている写真

完全人工光で植物を育てるなら斑入りの軟葉系ハオルチアがおすすめです! 斑入りハオルチアって外の自然環境で育てるのはかなり難しいのです。

植物探究家植物探究家

無理に育てても以下にある斑入りベヌスタ写真のように痛みがでるか、枯れてしまうかですね。

外で痛んだベヌスタ錦の写真

環境耐性が弱い斑入り軟葉系ハオルチアはまさに室内で人工光栽培するのに最高の観葉植物だと思います。わたしは徒長したり枯れたりする斑入りハオルチアに嫌気がさし人工光で育て始めました。

植物探究家植物探究家

斑入りの中でも希少で弱い糊斑の軟葉系ハオルチアを人工光で育ててます。8000ルクスぐらいで今は調整中。

ob-1錦 糊斑と植物育成ライトの写真

ob-1錦 糊斑の写真

植物体が小さく人工光を近くで照射でき、必要な光量も少なくてすむ斑入りハオルチアは人工光栽培に向いています。まずは安いクリップ型植物育成ライトやフルスペクトルでパネル型の植物育成ライトでどんな感じか試しに人工光で育てることをおすすめします。

植物育成ライトで斑入りハオルチアを照らしている写真

それから『アクロ TRIANGLE LED』のようなおしゃれな製品に変更していくといいですね。どういう感じで調整したいのか感覚をつかんでからのほうよさそうです。


まとめ

多肉植物を室内に育てるといっても植物種によって植物育成ライトを変える必要性があることが理解してもらえたでしょうか? 植物育成ライトの全体的な説明やライティングダクトレールなどの設置については以下の記事でまとめておきますね。

室内の植物を照らす植物育成ライトの設置方法とおすすめの種類

植物探究家植物探究家

その他に室内栽培で最低限必要な設備であるサーキュレーターについては以下の記事で説明しています。

【置き方に注意!】観葉植物の風通しをよくするサーキュレーターの種類と使い方