アサイーの栽培と原産地

色々とフルーツの情報を見ていると、『アサイー』がすごいって時折見かける。一体どんなフルーツなんだろうか?

アサイーがどんなものか気になったので、アサイーとは何かや苗木などの販売はあるのかなどを調べてまとめました。

アサイーとは?

アサイーはブラジル原産のフルーツです。原産地はブラジルのアマゾンで、水がある場所の付近に育っている果樹です。

アサイーの学名は『Euterpe oleracea』。日本での別名は『ワカバキャベツヤシ』と言います。ヤシ科の植物です。

ヤシ科なので海岸線になっているヤシの木と同じ種類の植物です。そして幹からでた竹ぼうきのような枝に小さな果実をいっぱいつけます。

アサイーの果実は1cm程度の大きさの小さな果実です。色は紫というより黒に近い色をしています。

アサイーの成分

アサイーは小さい果実で可食部も少ないですが、豊富な栄養分から栄養源として食べられてきたようです。

特徴的なのは豊富なポリフェノール。そして鉄分やカルシウム、植物繊維が多く含まれています。

果実そのままを食べるのは難しいからパウダーやペーストの製品が多いですね。

アサイー

アサイーの苗と種

苗やタネはネットで購入することが可能です。しかし、時期によって販売されていなかったりもするので注意が必要です。

タネから育てるのは時間がかかって大変です。ですが、苗木が手に入らないときは仕方ないですね。

アサイーの栽培

果実の結実は苗を植え付けしてから4年程度でなるようですが、大苗があれば時間は短縮できますね。

大きくなると20m程度まで大きくなる果樹なので広いスペースが必要です。

また、いろいろな情報がありますが、最低温度が5〜8度必要なので加温する必要性があります。温室の設置が必要になります。

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肥料

ブラジル原産の植物ですので暖かい時期や温室でないとほとんど根が動きません。肥料は暖かい時期に施肥しましょう。

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消毒

家で栽培する場合は、ベニカマイルドスプレーなどの有機栽培でも使えるタイプの消毒を使うことがおすすめです。

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アサイーの商品

アサイーの果実は以下のような商品に加工され、ネットなどで販売されています。スーパーなどではなかなか見当たりませんね。

アサイーパルプ

アサイーのピューレです。ピューレは別名で『パルプ』とも呼ばれています。

アサイースムージー

最初はアサイーだけではなく、きちんとブレンドしたものを試した方がよさそうです。

まとめ

アサイーは日本で育てるとなると加温が必要ですし、スペースも必要なので大変ですね。

果実を収穫するために育てるなら温室などかなり設備投資が必要になりそうです。

趣味で育てる以外であれば、加工したパウダーやペーストなどを購入して利用する方がよさそうですね。