家庭菜園や庭木、小果樹などに使いたい肥料はどれがいいんだろうってちょっと悩みますよね。ですので肥料を簡単にまとめてました。

植物に必要な肥料

植物には、肥料の三大要素と呼ばれる窒素、リン酸、カリを中心として、その他マグネシウム、カルシウムなど色々な元素が必要となります。

ただ、家庭菜園レベルであまり詳しく知る必要性はないでしょう。

その植物にあった栄養素を与え、それでも何か症状が出てきた場合にはネット上の画像と比較し、栄養素を補給していけばいいと思います。

無機(質)肥料と有機(質)肥料

無機肥料と有機肥料の違いをちょっと簡単にまとめました。有機・無機と言われてもわからなかったりしますよね。

無機肥料とは

鉱物や、工業的に合成生産された物を無機肥料と言います。

無機肥料は単肥と複合肥料に分かれます。無機肥料は窒素・リン酸・カリのうち、一つを含む肥料です。複合肥料は、窒素・リン酸・カリのうち二つ以上を含む肥料となっています。

また、複合肥料で、8-8-8や14-14-14の表記がありますが、これは窒素・リン酸・カリの順となっています。

肥料の三大要素だけ言われるだけあって重要な成分なんですね。

化成肥料は複合肥料の中の分類で、複合肥料の成分に科学的な処理をほどこした物をいいます。

普通化成肥料と高度化成肥料の違いって?

肥料の三大要素と呼ばれる窒素・リン酸・カリの量で普通化成肥料と高度化成肥料の違いが出てきます。

普通化成肥料は肥料の三大要素のうち、二成分の合計が15%以上30%未満であれば普通化成肥料となります。また、肥料の三大要素のうち、二成分の合計が30%以上となると高度化成肥料となります。

8-8-8であれば24%であり普通化成肥料、14-14-14表示であれば42%となり、高度化成肥料となります。

有機肥料とは

有機質肥料は、家畜、植物など生命から生産される肥料となっています。発酵鶏糞、発酵牛糞などが一般的ですね。その他に魚粉、油粕などがあります。

速攻性肥料

一般的な無機肥料や液肥がこれにあたります。雨などですぐに溶け出し、すぐに植物に吸収されていきます。そのぶん長持ちしません。

化成肥料(一般的なもの)

コーティングなどの処理がされていない化成肥料は安く、効果が出るのが早いため使いやすいです。反面使いすぎて根を痛めないかなどが気になります。

液肥

肥料の粉などで汚れたくない人にはおすすめです。かなり希釈して表面散布(シャワーのようにかける)や、土壌に肥料として与える他に、水耕栽培としても使われています。

これは無機肥料だけでなく、有機性肥料もあります。また、表面散布に使う場合には葉焼けの注意が必要になります。

ハイポネックス 野菜の液肥

無機成分と有機成分を両方配合した液体肥料。

レバープランツ有機液肥

有機性の液体肥料。根元には500倍、表面散布の場合は1000倍程度の希釈倍率で使用できるようです。

土壌改良資材 EB-a

液体の土壌改良剤です。分類としては有機肥料・土壌改良剤になるようです。

緩効性肥料

コーティング肥料や、混合肥料などは早くから効果がでますが、その効果はゆっくりと持続します。

コーティング肥料

樹脂や硫黄、ポリエチレンなどでコーティングし、徐々に肥料成分を溶出させるタイプの肥料です。

ハイポネックス ネクスコート

ネクスコートの粒は樹脂コーティングされており、3~4ヵ月間均一に肥料成分を供給できるとのことです。

混合肥料

水溶性肥料と非水溶性肥料の組み合わせなどで長期間肥料を効かせます。

マグァンプK

最初に水溶性の肥料成分が効き、その後に非水溶性成分が微生物や植物が出す酸などで溶かされ栄養となります、

遅効性肥料

有機質肥料がこれにあたります(難容性の無機肥料がこの分類に入る場合もある)。

施肥後すぐに植物に吸収されるのではなく、徐々に効果が出て行く感じで吸収されます。

また、ホームセンターなどで置いてある発酵系で匂いがキツイ発酵糞系は、発酵はしているが完全に発酵が終わっているものではないと思っていいと思います。

しっかり発酵が行われたものは匂いが落ち着きます。

発酵糞系

鶏や牛などの家畜から出る糞を発酵させ肥料にしたものです。ペレットタイプが使いやすくていいです。

発酵鶏糞

粒タイプの鶏糞がまきやすくてオススメです。ホコリも抑えられますしね。

魚粉

魚から油脂を絞った後の物を乾燥・加工したものです。

魚粉肥料

乾燥した魚粉です。ちょっと匂いがあり少し値段は高めですが、いい植物には使いたいものです。

油粕

農作物から油を絞った後のカスです。ナタネカスや椿油粕など油を利用する植物から油を抽出した後の物を使います。

100%天然有機肥料椿油粕

つばきの油粕。ペレット状で使いやすく、害虫の忌避効果があるようです。

肥料不足を症状で判断

肥料が不足しているか、または過剰による障害がおきてないかなどは素人が見分けるのは難しいです。そう言う時は以下のようなサイトで調べるとわかりやすいです。

肥料ナビ-住友化学園芸

ですが、植物種によって症状も異なると考えられるので、その植物名で病状を検索した方が確実です。

まとめ

庭技や鉢植えなどは緩効性肥料を使うのが手軽でいいですね。

しかし、野菜やハーブなど食べるものを栽培する場合には有機性肥料を使って栽培するのが安心です。しっかりと発酵が終わり、嫌な匂いがないものを選ぶことがポイントです。

最近では有機性の液肥も手に入りやすくなったので、そういうものを使えば手軽に肥料やりができますね。また、多肉植物に使いたい肥料はこちらに簡単にまとめています。

多肉植物に使いたい肥料(液肥)と土壌改良剤

また、消毒などの防除資材については以下のところにまとめています。

家庭菜園や多肉植物に使用する防除資材