エケベリアの水耕栽培写真

エケベリアの水耕栽培がやってみたくて挑戦してみたよ。キレイなガラス容器に入れて、土も使わずに栽培できるのって魅力的!

今回はキレイなサボテン用の水耕栽培容器を利用して栽培しました。藻類が生えたりもしましたが、多肉植物は意外と水耕栽培で元気に育つことがわかりました。

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斑入り植物』を愛する斑入り植物探究家。自分が好きな植物に囲まれたおしゃれな家作りを目指しています。Youtubeインスタも見てね。

エケベリア水耕栽培の材料

使ったエケベリアはシムランス。フリフリのフリルがかわいいエケベリアです。

それとサボテンの水耕栽培容器を購入して栽培を始めることにしました。

多肉植物水耕栽培容器と移植

買ったサボテン水耕栽培容器は以下のような物。デザイン的にエケベリアに合うと思い購入。

口に傾斜があったりするものだとエケベリアに合わないんだよね。

エケベリアの水耕栽培容器写真

まずはエケベリアを鉢から出し、根を水洗いして容器に入れて見ました。

ちょっと水加減がわからなかったため下部をある程度つかるぐらいまで水を入れて様子をみることにしました。最初は液肥を加えず、少し落ち着いてから液肥を入れて行きます。

エケベリアの水耕栽培設置写真

10日以上経過し、少し葉がたれてきたので液肥を加えました。水が多かったことも影響しているのかもしれないと思い、水の量も減らしてみました。これで様子を見ます。

エケベリアの水耕栽培10日経過後写真

20日以上経過しましたが、葉がたれてくるのが止まりません。

植物自体は成長してますので、室内なのでただの日照不足の影響も考えられますが、もう少し改善が必要になると思い調べてみました。するとあることに気づきました。

水耕栽培を始めている人は根を一度カットして始めていたりします。そうすることにより、水耕栽培に適した根に入れ替わるようです。水も1週間に1回ぐらいは交換する必要性があるようです。そこまでやってませんでした^^;

エケベリアの水耕栽培20日経過後写真


カットによる根の再生

11月になり寒さで根が出るか不安ですが、室内栽培なので大丈夫だろうと思い根の切断をすることにしました。

エケベリアを取り出し、かなり短く切り詰めます。完全に根をカットしてしまうとさすがに再生まで時間がかかるので一部残します。

エケベリアの断根写真

容器に少し根が浸かる状態まで確認して水を入れます。一部水に浸かり、あとは空気に触れている状態がよいです。これで様子を見ていこうと思います。

水耕栽培再設置写真

根切から発根までの変化

水耕栽培解体写真

エケベリア水耕栽培の根切りから発根までの記録です。エケベリアの根切りを行ったのですが、それからどうなったかをまとめてみました。

約20日経過後の状態

上から見た感じがこのような状態です。葉っぱがかなり下向いてきています。

断根後20日経過写真

発根が少しみられます。順調に伸びていけばいいのですが。

断根後20日経過写真2

約2ヵ月経過後の状態

葉っぱの下向き状態が直りません。直射日光下に置きたいけど、水が暑くなって根がやられちゃうのが怖くてやれません。

断根後2ヵ月経過写真

発根量は少しづつ増えてきています。

断根後2ヵ月経過写真2

約3ヵ月経過後の状態

寒さもあって、新しく出る葉っぱは結構上むきになっています。

断根後3ヵ月経過写真

根がかなり伸びてきました。こうなると安心ですね。しかし、このとき見過ごしていましたが、上部にカビのカタマリが見られます。

断根後3ヵ月経過写真 カビあり

約4ヵ月後の状態

根っこはもう大丈夫な状態まで増えました。しかし、カビが増殖してます。今回は薬剤を使わずに、水洗浄をしっかりすることにしました。ですが、しっかり薬剤しようした方が安心ですね。

家庭菜園や室内のインドアガーデンにおすすめの農薬や殺虫道具をまとめたよ。

断根後4ヵ月経過写真

洗浄するだけでなく、下部の葉っぱの下向き傾向が治らなかったため、取り除くことにしました。とりあえず葉挿しにしてみます。水耕栽培の影響か、液肥が少なかった影響かはわかりませんが色素が薄いです。うまく発根するかな?

水耕栽培解体写真

下部の葉っぱを取り除いたことにより、うまく容器に収まるようになりました。エケベリアの水耕栽培にいおいては、定期的に下部の葉っぱを取り除いていった方がいいかもしれませんね。
水耕栽培再設置写真2

水耕栽培での藻類発生と対策

残念ながら藻類が繁殖してしまいました。薬剤で枯らすことは可能ですが、そうなると多肉植物も枯れてしまいます。フィルターなどでやるのも費用がかかるのでここで断念することにしました。

藻類が生えたエケベリア

今回は対応が面倒なので断念しましたが、水入れ替え掃除した後に光が当たらないように遮光すれば元に戻せたと思います。ただ、また光をあて時間が経過すると藻類が再発生してしまうでしょうね。

観賞用ではなく増殖だけを目的とするのであれば、生育に特に問題がないため藻類が生えても捨てずに栽培を続けた方がいいです。

本格的に水耕栽培をするのであれば市販の水耕栽培キットを利用して栽培するのも一つの手です。できれば、補光設備を強化して育てたほうがよさそうです。

ろ過装置がついてない水耕栽培キットであれば、フイルター付きの循環ポンプを追加するのも一つの手です。

メンテンスフィッシュやヤマトヌマエビのような小型の苔を食べる生物を入れて、アクアポニックスとして多肉植物を栽培するのもおもしろそうですね。

また、藻類が生えて最後に夏場の炎天下の下に置きましたが温度で枯れることはないようでした。逆に葉の色がしっかりとし、しまった作りになりました。

まとめ

水耕栽培は土を使わずに栽培できるのがいいですね! 土を使っていると、部屋の中に細かなホコリが落ちてしまったりするのがちょっと困ります。

他の植物の水耕栽培の場合、水切れしてしまったらすぐに傷んでしまうけど、多肉植物なら少しぐらい水切れしてもなんとかなるのも助かります。

あとは、葉のたれなどの問題を解決すればいいかな。また、順調に生育してきましたがカビに気をつけるべきでしたね。あとは、形が崩れないように下部の葉を適時取り除くことによってキレイな形を維持できそうです。

今回使用したエケベリア シムランスや、その他のエケベリア記事は以下のところでまとめています。

シムランス アセッション

【エケベリアの育て方】自己流で育てて失敗する前に見て欲しい栽培の注意点!

また、ハオルチアの水耕栽培や、水耕栽培キットの記事は以下になります。

ハオルチアの水耕栽培

室内で収穫できる家庭用水耕栽培キットの種類