アパートなどの室内で、新鮮な野菜やハーブが収穫できる水耕栽培セットを探してみました。日光をしっかり浴びた野菜もいいけど、こういうのもありかもしれない。
ここでは水耕栽培キットの種類と、水耕栽培装置を自作する場合のやり方や材料などについてまとめています。頑張ればアクアポニックスも自作できそうな感じですね。
⇒家庭用アクアポニックスの種類と価格を説明。実は自作もできますよ。
室内型の水耕栽培キットに求める条件
どんな商品がいいか考えたところ以下の3つが必須だなと感じました。室内だと日光不足になると思うので葉野菜限定になりそうです。
・部屋の中に置くからおしゃれな物。
・日照条件が悪くても大丈夫なように光源付きで補光ができるタイプ(電気代節約のために光源はLED)。
・野菜に当たって痛まないように、ある程度カバーが付いているタイプ。
室内水耕栽培キットまとめ
家庭用の室内水耕栽培キットをいろいろ調べて見た結果、以下のような商品がよさそうでした。
ユーイング 水耕栽培器
がっつり室内栽培するならコレ! 多段式のタイプも販売されています。これ一台あれば葉物野菜には困らなさそう。
ココベジ タワー
ココベジという水耕栽培キットのタワータイプ。サイドが木製のため、木を活かした部屋に合いますね。
野菜物語
ひし形タイプのデザインがおしゃれ! インテリアとしても十分に見れそうなデザインです。
オリンピア照明 テララ
球形のデザインがおしゃれです。スペースをちょっと取ってしまうかもしれませんが、見た目はいい感じですね。
リビングファーム 水耕栽培キット
イケアのラックを利用した水耕栽培キットです。水耕栽培キット単品で場所を取ってしまうのが困るという人にはこれがオススメ!
水耕栽培装置を自作する
ここまでしなくてもハーブなどは開いた瓶やプラ容器などを用い、水を入れて窓際に置くだけで簡単に増やせたりします。その方がエコだし安上がりです。
本格的に自作する場合は、以下のような手順で安く簡単にできますよ。
1、コンテナの設置
まずはTHC型のコンテナを水耕栽培を行いたい場所に設置します。これが水耕栽培を行う容器になります。サイズは自分の好みで決めてください。
2、野菜の支え作り
発泡スチロール板に植物を入れる穴を開けます。根っこが通り、地上部が抜け出ない程度の小さめの穴を開けます。
3、液体培地の作成
コンテナに液体肥料を混ぜた溶液を貯めます。水を入れてからあとで液体肥料を入れて混ぜる形でOKです。
4、苗の設置
発泡スチロールに土を取り除いた野菜やハーブの苗を差し込みます。それをコンテナの液肥の上に浮かべます。
5、照明の設置
日光の入り具合によって補光を行なってください。LEDタイプの照明がランニングコストも安くてオススメです。詳しくは以下の記事に書いてます。
⇒多肉植物におすすめの植物育成ライト。ハオルチアはパネル型を選びましょう!
6、空気の挿入
液体培地に空気が入り、水の流れができるようにエアレーション装置を準備しておくと、かき混ぜる手間がなくなり楽です。
7、測定器で計測
余裕があれば、pHやECなどの値を見つつ液肥の追加や溶液の入れ替えなどを行なっていくと管理がわかりやすいです。
まとめ
水耕栽培装置は自作でもできますが、やはり見た目がよくないですね。自分好みの設定にできるのはいいのですが。
好みの水耕栽培装置を見つけて自分にあった形で植物を楽しんで行くのが楽でいいかな。野菜やハーブでなく、多肉植物の水耕栽培記事は以下にまとめています。