アクアポニックスって知っていますか? 植物と魚を同時に育てることができるシステムです。自作も可能で、いろんな方が自作に挑戦されています。
ちょっと植物は根腐れしやすい物を避ける必要性がありそうですが、面白そうなので家庭用のアクアポニックスの種類と価格、そして自作する方法を調べてみました。
アクアポニックスとは?
アクアポニックスとは魚と植物を同時に育てる循環式のシステムです。
魚の廃棄物を微生物が分解し、植物の栄養になる。そして植物が水質を浄化して魚がよく育つなど、いい循環環境になるようです。
植物研究家
こういうのが進化すればそれだけで自宅である程度食糧生産ができ、食費を抑えるとともに物流量の低減などのメリットもありますね。ある意味究極の地産地消かもしれません。
アクアポニックスの自作する方法
アクアポニックスを自作するには植物(根腐れしにくいもの)や魚以外に、以下のものが基本的に必要となります。
作り方は以下の動画をみるとわかりやすいです。しかしここまでしっかりと作らなくても大丈夫。
以下の動画のように水槽一つ型にしたり、支柱なしで簡単な配管でもアクアポニックスはできます。
ここでできればやっておきたいのはベルサイフォンという仕組みを使うこと。こうすることにより根が空気にふれ、根腐れなどが抑えられます。
ただし水が落ちた状態で長時間停電になり、培地の水分が乾燥し切ってしまうと植物が枯れてしまいます。そこだけは注意しておきましょう。
また作成中に水の配管などを壊してしまった時はすぐに直してくれる業者さんに連絡しましょう!
⇒水漏れの修理ができないときどこに頼めばいい? すぐに対応できる業者はこちらです。
助手のハム
家庭用アクアポニックスの機材
現在どのような種類の家庭用アクアポニックスが販売されているのか調べてみました。
まだまだ現在の状況だと、家庭用は安全性の面からも観葉植物の栽培のみにしておいたほうが無難かもしれません。薬味系の野菜やハーブならいけるかな?
安い家庭用アクアポニックス
安いアクアポニックスを求めているなら寿工芸のスクエアポットがオススメです。また、丸型のラウンドポットも販売されています。
中間価格の家庭用アクアポニックス
もう少しお金を出してもいいというのであればアクアスプラウトがおすすめ。50Hzと60Hzに別れているので、地域に応じて購入してください。
高価格の家庭用アクアポニックス
高価格帯の家庭用アクアポニックスと言えば『brio(ブリオ)』です。こちらも周波数に注意して購入する必要性があります。
アクアポニックスの苔対策
どうしても光が入る水槽には藻や苔などが生えてきます。その対策として水槽を清掃したり、フィルターで水に含まれる藻を取り除く必要性があります。
ですが、アクアポニックスなら苔を食べる魚やエビを入れて対応することができますよ。
以下の動画を見るとめちゃくちゃ食べてますね〜。こういう風にアクアポニックスならうまく生物を利用していきたいものです。
まとめ
アクアポニックスは自作が難しそう。そう思っていましたが意外と簡単にできますね。あとできればキレイに見えるように照明もアクアリウム用を使用するといいですね。
⇒多肉植物におすすめの植物育成ライト。ハオルチアはパネル型を選びましょう!
家庭でアクアポニックスを試すなら観葉植物や香りを楽しむハーブ類、例えばレモン系のハーブなどを植えたりするのもよさそうです。
⇒【レモンの香り】レモン系ハーブの種類と栽培記録。その匂いは葉から出てます。
助手のハム