エケベリア シムランスの中で一番フリルがキレイと言われる『アセッション(アッセンシオン)』(Echeveria simulans Asension)。個人的には全てのエケベリアの中で一番フリルがキレイなエケベリアだと思っています。
そんなシムランス アセッション(別名 アッセンシオン)をいろんな形で栽培してみたのでまとめます。
シムランスとは?
シムランスはエケベリアの一種です。フリルがキレイな品種が多いですね。アセッション以外にも以下のような原種の品種があります。
・ラグナサンチェス(Laguna Sanchez)
・ライオネス(Rayones)
・シベリア(Soberia)
それらの原種と他の品種を交配した、いろいろな品種も作成・販売されています。
アセッションの写真
シムランスの中でもっともキレイなフリルがあるのはアセッションだと思います。以下にいくつか写真を載せておきます。個体差は結構あります。
シムランスの栽培
シムランス アセッションのいろいろな栽培試験を以下のところにまとめています。水耕栽培などにも挑戦しています。
地植え
・日本でのエケベリア地植え試験。痛むけど−3度なら冬こしは可能
水耕栽培
越冬試験
・日本でのエケベリア地植え試験。痛むけど−3度なら冬こしは可能。痛むけど−3度なら冬こしは可能
シムランスの増殖
シムランス アセッションは葉挿しで簡単に増やせます。葉挿しのやりかたと、季節別の変化を以下のところにまとめています。
葉挿し
・【エケベリア】葉挿しを失敗しないようにやり方を説明。枯らさないよう水やりに注意!
葉挿しからの選抜
葉挿しを繰り返していると、キレイな形の個体が出てきたので以下の載せておきますね。まずは丸っこく白っぽい個体。個人的にはこれが一番好みです。
次はちょっと先がとがった感じのシムランス。色もいい感じになっています。
そして最後は斑入りとはいかないけど、ちょっと白い部分が多いシムランスです。弱っているだけの可能性が高いけど、こういう個体だったらいいなぁと思う一品です。
シムランスの交配
フリルがキレイなシムランス アセッション。できればこれの斑入りタイプの品種を手に入れたいものです。しかし、そのようなものは海外の写真を見てもみあたりません。
ですので、頑張って自分で作り出すことに挑戦してみようと思います。自分で作り出すなら自然と変異を待つのはなかなか無謀です。よって以下のような方法に挑戦していくしかなさそうです。
斑入り品種と交配
現在エケベリアの斑入り品種をいくつか栽培しているので、それらと交配してアセッションのフリルに斑入りを入れる。メビナ錦は花がつかないので、バークレー錦などに期待です。
バークレー錦も花は咲かないようです。というわけで花が咲く斑入りでフリルの小型エケベリア『ムーンガドニス錦』を購入しました。
この子とだったらいい交配ができそうな感じがします。
ホルモン剤で変異を誘発
自然変異の発生確率は非常に少ないので、植物ホルモンを強めに与え、変異を誘発するという方法もあります。斑入り品種が花咲くことがなければこちらの方向しかなさそうですね。
まとめ
フリルがキレイなシムランス アセッション。増殖は比較的簡単なので、増やせるのですがさらなるキレイさを求めて斑入り品種を作り出したいものです。その他のエケベリア フリル系品種は以下のところにまとめています。
その他のエケベリア記事は以下のところでまとめています。