ちいさなツメがかわいいエケベリアのチワワエンシス(chihuahuaensis)。このチワワエンシスにも斑入りの品種であるチワワエンシス錦があるんです!
覆輪タイプのチワワエンシス錦を買いたかったけど、価格が高かったため不均一に斑入りになっている株を購入しました。
しかし、うまく夏越しできず枯らしてしまいました。葉差しの結果とともにまとめています。
植物研究家
チワワエンシスとは?
チワワエンシスとはツメがカワイイ小型のエケベリアです。少しぐらいのマイナスであれば耐えれるようですが、斑入りなのでどこまで耐寒性があるか気になるところです。
植物研究家
原産地はメキシコの原種のエケベリアです。選抜が進んでない個体は分頭したり、成長点が消えたりなどがよく起きてしまうようです。
購入したチワワエンシス錦の形状
斑入りなんですが均一の覆輪というわけではなく、偏りがある斑入りですね。覆輪のタイプは高価なためこちらを購入しました。
斑入りがしっかりしている方からの写真がこちら。きれいな感じに斑が入っています。全体がこれならいいんですけどね。
反対側から見た写真がこちら。反対側から見ないと斑入りって感じではないですね。こういうバランスもまたいいんですけどね。
チワワエンシス錦を上から見るとこんな感じです。チワワエンシスは成長点がなくなってしまうことがよくあるとの情報を見かけますが、確かに水がたまったりしてやられてしまうような感じがします。
根切り苗の発根作業
今回購入した苗は、根があまり出ていない輸入の苗らしいものでした。根の部分が固まってしまっていると発根が難しいことがメビナ錦の栽培でわかっています。
ですので今回は最初から生きている部分までカットして発根を促進することにしました。夏が近いけどうまく発根してくれることに期待です!
チワワエンシス錦の発根
根がない状態の小さい苗で力が弱かったためか、発根まで20日程度かかりましたが無事に発根しました。あとは植えつけて育てて行くだけです。
チワワエンシス錦の葉挿し
しっかり発根して、チワワエンシス錦の株が充実してから葉挿ししようと思っていました。ですが夏が近いので枯れてしまうのが怖く、すぐに葉挿しすることにしました。
小さい株だけど葉がしっかりしていて、以下の写真のように簡単に葉が外せました。
培養土の上に葉を載せて様子を見ていきます。マジックで点を入れたものは植物ホルモンを使用してます。斑入り品種は発芽が難しいですからね。
少し時間が経過すると、植物ホルモンがない方では発根がみられ、植物ホルモンを添加したほうでは発芽が見られました。
しかし、時間が経過してもそこから成長することがありませんでした。チワワエンシス錦は葉挿しで増やすことは難しいようです。
植物研究家
チワワエンシス錦の栽培まとめ
栽培していましたが、夏越しに失敗して枯らしてしまいました。結構夏場に腐らせたりしてしまう人も多いようですね。また栽培に挑戦したいな。
植物研究家
その他の斑入りエケベリア品種栽培記録や、エケベリア以外の斑入り多肉植物はこちらに書いています。
その他のエケベリア記事は以下のところでまとめています。