徒長したエケベリアの写真

日照条件があまりよくない条件下で、エケベリアはどんな成長をするのか試してみました。

使ったのはヒアリナ(ヒアリアナ)の小苗。秋からあまり日光が当たらない条件下で置いてみました。

弱光下でのエケベリアの成長

まずは横から見た写真。かなり茎が徒長していることがわかる。

徒長エケベリアを横から見た写真

そして葉の部分を拡大してみると、葉もかなり長く伸び下向きになっている。

徒長した葉の拡大写真

上部から見た写真。

徒長エケベリアを上から見た写真

拡大すると、葉が出てもすぐに開いていっているのがわかる。

徒長エケベリアを上から拡大した写真

徒長と地植え

徒長したエケベリアを地植えしてみました。本来なら光を段階的に強くして行くべきだったのですが、面倒臭くて直接地植えしました。まずは地植えしてすぐの写真です。

植え付け後のエケベリア写真

そして地植えして少し経過した写真です。変色してきています。ちょっとまずい感じですね。

変色したエケベリア写真

やはり枯れてしまいました。弱光下で栽培したエケベリアはしっかりと段階的に光を強くして行く必要性がありますね。

枯れたエケベリア写真

弱光下での栽培まとめ

エケベリアは弱光下だと徒長するとの情報があったが、葉が長く外に広がるような状態になるのも弱光の影響の可能性が高まった。

丸く収まる感じに生育したい場合は、外か窓際での栽培、または強い人口光での補光が必要になると思われる。

⇒💡植物育成用LED照明と多肉植物栽培

徒長しやすいエケベリア品種

ブルーサプライズの写真

エケベリアは徒長しづらい品種もあるけど、徒長しやすい品種もあります。弱光下で徒長しやすく、葉が広がりやすい品種だと、室内でキレイに育てるのは難しいです。

ブルーサプライズの例

ブルーサプライズという品種が結構徒長も葉の開き方もひどかったので、例としてあげてみたいと思います。まずは最初の写真です。

ブルーサプライズの苗写真

これを少し光が少なめの場所に配置したところ、かなり強く徒長しました。

ブルーサプライズ徒長写真

光を強く当てるために、寒くなり始めた時期でしたが直射日光の当たる場所に移動させました。

そうすると徒長が止まり、ギュッと葉が詰まったエケベリアになってきました。

ブルーサプライズの徒長停止写真

上から見るとこんな感じです。

ブルーサプライズを上から見た写真

拡大するとこんな感じです。日焼けを恐れず太陽光をおそれず外に出しておくべきでした。全体がこれぐらい締まった株になっていればかなりキレイだったはず。

こうなったら一度カットしてキレイな部位だけで作り直した方がいいですね。

ブルーサプライズ拡大写真

室内でエケベリアを育てるなら

しっかりと太陽光を当てることが可能か、人口補光ができない場合は徒長しやすい品種を室内で育てることはやめた方がいいですね。室内向きの品種を調べて育てるのがよさそうです。

⇒🌼斑入り(錦)エケベリアの種類と苗

春のエケベリア徒長株やり直し作戦

徒長エケベリアの胴切り写真

弱光下で徒長しやすいエケベリアとして『ブルーサプライズ』の例をあげました。徒長した株を外に出し、日光をしっかり浴びせて徒長は止めぎゅっとしまった株になりました。

しかし、徒長しているエケベリアはカッコが悪い。というわけで、挿し木もやりやすそうなあたたかい春に徒長部をカットして挿し木することにしました。

株の現状確認

現在の『ブルーサプライズ』の状態は以下の通り。春になり少し葉が開いてきましたが、上から見ると問題なさそうにみえます。

春のブルーサプライズ写真

しかし、横から見ると、かなり徒長してしまっているのがわかります。

ブルーサプライズの徒長写真

エケベリアの胴切り

徒長している部分を胴切りしてやり直していきます。まずは徒長部をだいたいの大きさで胴切りします。切り直しするのでだいたいの長さで問題ないです。

ブルーサプライズの胴切り写真

今回は徒長して葉の間隔が空いていたためナイフで切りましたが、詰まった株を胴切りするときはテグスや強めの糸を葉の間に通して絞り切りしましょう。

元株の残った部分をカットします。まぁ、少しぐらい残ってても問題ないんですが、カッコが悪いので切りました。増殖目的であれば残しておいたほうがよいです。

元株のカット写真

切り取った部分も枝の部分と、下部の葉を少し切り取ります。葉は全部残しておいたほうが水分や養分が残るのでいいと思います。しかし、今回は培養土に直置きしたかったので、浮かないようにたれていた葉を取り除きました。

ブルーサプライズ解体写真

テグスでのカット

テグスで胴切りを行うやり方を以下にまとめました。テグスじゃなくてもさいほうに使うような糸でも大丈夫です。

カッターとかと違い、無駄に葉を落とすことなくカットできるところがいい点ですが、切りあとがちょっとキレイじゃなくなってしまうのが難点です。

今回は『シルバークィーン錦』というエケベリアを使用していきます。斑入り品種は元株からの子株発芽ができるか不安ですがやってみます。

まずはテグスを以下の写真のように葉の間に通していきます。きちんと下部に葉が残る位置でカットした方が無難です。

胴切りのためにテグスを巻きつけた写真

軽く引いて中心部にテグスを巻きつけたら強く引いてそのままカットします。葉をあまり傷めずに以下のようにカットできます。

テグスで胴切りしたエケベリアの写真

どうしても少しは葉が痛んでしまったりするので、それは取り除いておきましょう。置いておいた方が栄養分の足しになる可能性もありますが、腐りがくるのが嫌なので私はカットしています。

胴切り後の痛んだ葉を取り除いた写真

また、カビなどが心配であれば胴切り後の切断面には殺菌剤をぬっておいたほうが安心です。カビでダメにしてしまうのはもったいないですからね。

⇒🍄多肉植物のカビ発生とその対応

私の場合、胴切りした後は発根するまで以下のように宙に浮かせて日陰においています。何日か経過してから噴霧器で水を少しやるぐらいでおいておきます。

胴切りしたシルバークィーン錦の写真

ある程度発根したら鉢に植え付け普通の栽培に戻すようにしています。今の所はそのような形で問題なく生育していますよ。

培地への移動

今回は乾燥もなく、宙に浮かせるのでもなくそのまま培養土の上に置きました。乾燥している培養土なのでしっかり乾燥はするし、土壌に直接根がでたほうが生育が早いということがわかってきたので。

培地に移植したブルーサプライズ

無事に発根し小苗ができました。しかし、小苗は弱いので管理をしっかりしていきましょう。

⇒🌼エケベリアの葉挿しと水やりの注意点!

まとめ

冬場にも挿し木を行いましたが、春の方が寒さの心配もなく気楽にできていいですね。早く改善したいときなどはちょっと無理してでもやってしまいたくなりますけどね。

また、エケベリアはできるだけ光の調整を気にして栽培したほうが良い感じですね。特に高価な品種は補光準備も必要ですね!

⇒💡植物育成用LED照明と多肉植物栽培

その他のエケベリア記事は以下のところでまとめています。

⇒🌼エケベリアの品種と栽培