💡弱光によるエケベリアの徒長と胴切りのやり方

エケベリアの胴切り方法

今回は徒長したエケベリアを胴切りしてやり直していきます。まずは徒長した枝の部分で胴切りします。切り直しするのでだいたいの長さで問題ないです。

ブルーサプライズの胴切り写真

ですが、子株を多く増やしたい場合はなるべく茎の部分を残した方がいいです。葉の付け根から子株が出てきますので。数が増えればその分成長は遅くなりますけどね。

今回は徒長して葉の間隔が空いていたためナイフで切りましたが、詰まった株を胴切りするときはテグスや強めの糸を葉の間に通して絞り切りしましょう。やり方はもう少し下で説明します。

元株の残った部分をカットします。まぁ、少しぐらい残ってても問題ないんですが、カッコが悪いので切りました。

元株のカット写真

切り取った部分も枝の部分と、下部の葉を少し切り取ります。葉は全部残しておいたほうが水分や養分が残るのでいいと思います。しかし、今回は培養土に直置きしたかったので、浮かないようにたれていた葉を取り除きました。

ブルーサプライズ解体写真

傷ついてない取り除いた葉は葉挿しに使用するのがいいと思います。

⇒🌼エケベリアの葉挿しと水やりの注意点!

今回はそのまま培養土の上に置きました。乾燥している培養土なのでしっかり乾燥はするし、土壌に直接根がでたほうが生育が早いということがわかってきたので。

培地に移植したブルーサプライズ

無事に発根し小苗ができました。しかし、こちらでも記載しているように小苗は弱いので管理をしっかりしていきましょう。

糸でのエケベリアカット

テグスで胴切りを行うやり方を以下にまとめました。テグスじゃなくても衣類に使う糸でも大丈夫です。

カッターとかと違い、無駄に葉を落とすことなくカットできるところがいい点ですが、切りあとがちょっとキレイじゃなくなってしまうのが難点です。

今回は『シルバークィーン錦』というエケベリアを使用していきます。斑入り品種は元株からの子株発芽ができるか不安ですがやってみます。

まずはテグスを以下の写真のように葉の間に通していきます。きちんと下部に葉が残る位置でカットした方が無難です。

胴切りのためにテグスを巻きつけた写真

軽く引いて中心部にテグスを巻きつけたら強く引いてそのままカットします。葉をあまり傷めずに以下のようにカットできます。

テグスで胴切りしたエケベリアの写真

どうしても少しは葉が痛んでしまったりするので、それは取り除いておきましょう。置いておいた方が栄養分の足しになる可能性もありますが、腐りがくるのが嫌なので私はカットしています。

胴切り後の痛んだ葉を取り除いた写真

また、カビなどが心配であれば胴切り後の切断面には殺菌剤をぬっておいたほうが安心です。カビでダメにしてしまうのはもったいないですからね。

⇒🍄多肉植物のカビ発生とその対応

私の場合、胴切りした後は発根するまで以下のように宙に浮かせて日陰においています。何日か経過してから噴霧器で水を少しやるぐらいでおいておきます。

胴切りしたシルバークィーン錦の写真

ある程度発根したら鉢に植え付け普通の栽培に戻すようにしています。今の所はそのような形で問題なく生育していますよ。

弱光下でのエケベリアの成長

日照条件があまりよくない条件下で、エケベリアはどんな成長をするのか試してみました。

使ったのはヒアリナ(ヒアリアナ)の小苗。秋からあまり日光が当たらない条件下で置いてみました。まずは横から見た写真。かなり茎が徒長していることがわかる。

徒長エケベリアを横から見た写真

そして葉の部分を拡大してみると、葉もかなり長く伸び下向きになっている。

徒長した葉の拡大写真

上部から見た写真。

徒長エケベリアを上から見た写真

拡大すると、葉が出てもすぐに開いていっているのがわかる。

徒長エケベリアを上から拡大した写真

徒長と地植え

徒長したエケベリアを地植えしてみました。本来なら光を段階的に強くして行くべきだったのですが、面倒臭くて直接地植えしました。まずは地植えしてすぐの写真です。

植え付け後のエケベリア写真

そして地植えして少し経過した写真です。変色してきています。ちょっとまずい感じですね。

変色したエケベリア写真

やはり枯れてしまいました。弱光下で栽培したエケベリアはしっかりと段階的に光を強くして行く必要性がありますね。

枯れたエケベリア写真

弱光下での栽培まとめ

エケベリアは弱光下だと徒長するとの情報があったが、葉が長く外に広がるような状態になるのも弱光の影響の可能性が高まった。

丸く収まる感じに生育したい場合は、外か窓際での栽培、または強い人口光での補光が必要になると思われる。

⇒💡植物育成用LED照明と多肉植物栽培

徒長しやすいエケベリア品種の例

エケベリアは徒長しづらい品種もあるけど、徒長しやすい品種もあります。弱光下で徒長しやすく、葉が広がりやすい品種だと、室内でキレイに育てるのは難しいです。

ブルーサプライズという品種が結構徒長も葉の開き方もひどかったので、例としてあげてみたいと思います。まずは最初の写真です。

ブルーサプライズの苗写真

これを少し光が少なめの場所に配置したところ、かなり強く徒長しました。

ブルーサプライズ徒長写真

光を強く当てるために、寒くなり始めた時期でしたが直射日光の当たる場所に移動させました。

そうすると徒長が止まり、ギュッと葉が詰まったエケベリアになってきました。

ブルーサプライズの徒長停止写真

上から見るとこんな感じです。

ブルーサプライズを上から見た写真

拡大するとこんな感じです。日焼けを恐れず太陽光をおそれず外に出しておくべきでした。全体がこれぐらい締まった株になっていればかなりキレイだったはず。

こうなったら一度カットしてキレイな部位だけで作り直した方がいいですね。

ブルーサプライズ拡大写真

室内でエケベリアを育てるなら

しっかりと太陽光を当てることが可能か、人口補光ができない場合は徒長しやすい品種を室内で育てることはやめた方がいいですね。室内向きの品種を調べて育てるのがよさそうです。

⇒🌼斑入り(錦)エケベリアの種類と苗

また、エケベリアはできるだけ光の調整を気にして栽培したほうが良い感じですね。特に高価な品種は補光準備も必要ですね!

⇒💡植物育成用LED照明と多肉植物栽培

寒い冬でのエケベリア胴切りテスト

寒い冬でも徒長してしまったエケベリアは胴切りしてキレイな形に戻したい。冬に胴切りするとどうなるのか?

冬期の発根状況などをメモしました。寒い時期に胴切りする人に参考になればと思い、栽培記録を以下にまとめまています。

エケベリアの徒長と胴切り

今回徒長したのはエケベリアの『GIRO』。以下のように光不足などの影響で徒長してしまいました。

徒長したエケベリアの写真

徒長部位をカッターで切り取りました。葉挿しで増やしたい場合は、棒状になるまで葉を取り葉挿しするようですが、増やしても必要ないので今回はカットするだけにしておきました。

徒長部位をカットした写真

カットした部分がこちら、これだけで見るとキレイな感じです。

カットしたエケベリアの写真

徒長した枝(幹?)の部分をカットしていきます。

幹をカットしている写真

中に浮かせるように配置します。二本の棒を使うといい感じになります。今回はカット部位は部屋の中に、本体は外に放置しました。

挿し木を宙に浮かせている写真

元株の発芽

カットした元株を外に放置してました。2月経過後の写真です。寒い中でしたが芽が出てきてました。春や秋に比べて倍以上時間がかかりますね。

胴切りした元株の写真

2箇所から発芽してきています。1つにしぼり、作り直す必要性があるかもしれませんが、無事やり直しができました。

発芽してきたエケベリアの写真

取り木の発根と植え付け

約2月経過後の写真です。葉がしおれてきています。

20180127-sashiki6

裏からはある程度根が出てきました。しかし、暑い時期に比べると成長が遅いです。

2ヵ月後の挿し木の写真

これだけ根が出ているともう植え付けて十分です。軽く敷いた培養土に植え付けました。

20180127-sashiki8

根がしっかり出ていたのでもう水分を与えても大丈夫。霧吹きでしっかり水を与えました。

あとは根がしっかり伸びるまで待つだけです。次回は日光をしっかり当てて徒長しないように生育させたいものです。

発根してきたエケベリアの写真

まとめ

キレイなエケベリアでも日照不足などで徒長してしまうとカッコ悪くなってしまいますね。そんなときは時間がかかっても胴切りでやり直すことがおすすめです。

また、元株から小苗が作れるので増殖するときにも使えますね。葉挿しで増えにくい斑入りエケベリアなどは胴切りして増やしていくのが無難です。

⇒🌼斑入り(錦)エケベリアの種類と苗

その他のエケベリア記事は以下のところでまとめています。

⇒🌼エケベリアの葉挿しと水やりの注意点!