フリル系のエケベリアが好きなので、どんな品種があるのか調べてみました。フリルでもこぶつきとかの美しくないのは除いてます。
栽培しているフリル系エケベリア
現在、栽培している斑入りエケベリアを以下にまとめます。花びらのようでフリル系品種はやっぱりキレイです。
育成中のアッセンシオン
シムランス アッセンシオン(simulans Asension)はフリルがキレイなエケベリアです。原種です。個人的には一番フリルがキレイなエケベリアだと思っています。
育成中のバークレー錦
バークレー錦(Berkeley f.bariegata)は冬季にはピンク色に染まる内側にクルッと巻いたフリルが可愛い品種。購入して葉挿しを行ったりしながら栽培しています。
育成中のピンキー
ピンキー(Pinky)はカンテとシャビアナの交配種。購入して葉挿しを行ったりしながら栽培しています。
⇒ピンキー
育成中のムーンガドニス錦
フリル入りでさらに斑入りでもあるムーンガドニス錦。小型でお気に入りの品種です。現在栽培中です。
フリル系エケベリアの種類と簡易説明
以下に自分の感覚でフリルっぽいと感じたエケベリアを集めてみました。どこまでならフリルと言っていいか定義もありませんので。フリル品種の簡単な説明もつけています。栽培中の品種は除いています。
・シムランス ラグナサンチェス(simulans Laguna Sanchez)
原種です。紅葉がキレイなシムランス。
・シムランス シベリア(simulans Siberia)
原種です。小型のフリルがキレイなシムランス
・シャビアナ(syaviana)
原種です。ベージュ色の『Beige Frills』、青色の『Desert Star』、黄緑色の『Green Frills』、ほのかに紫色の『Light purple』、ピンク色の『Pink Frills』、ほぼshavianaと同じ『Truffles』という原種があります。その他に錦品種もあります『syaviana f.veriegata』
・ビレンチェ(Birenche)
シャビアナの形状とパウダー持ちのエケベリア
ほぼシャビアナかな?
・ブルーヘロン(Blue Heron)
シャビアナ ピンクフリルとピーコッキーサブセシリスとの交雑種。
幅広フリルであまり美しくはない。
・カサンドラ(Casandra)
カンテとシャビアナとの交雑種。
尖ったパーダー付きの葉にフリルがあり非常にキレイ。
・クレンクリス(Crinkles)
幅広で強めのフリルが入る品種
・クリノライン(Crinoline)
エッジが赤く染まる幅広いフリル葉をつける品種
・エトワール(Etoile)
ピンキーとメキシカンジャイアントの交雑種。
ピンキーより白くキレイだが、大型になる。
・フェアレディ(Fair lady)
ラグナサンチェスとプリドニスの交雑種
少しのフリルと赤いラインが入るキレイな品種。
・フィンブリアタ(fimbriata)
原種です。
フリルのような葉だが葉が不揃い。
・フルゲンス(fulgens ver.fulugens)
原種です。大きな葉でフリルが入る。他の原種のvar.obtusifoliaはさらに強いフリルが入る。
・ギビフロラ(gibbiflora)
30cmほどの大きさになる少しフリルっぽい葉をつける品種。エッジがピンクのクアウトラや斑入りのデコラがある。
・ギガンテア トナラ(gigantea Tonara)
原種です。エッジに小さく細かなフリルが付きます。
・ゴールドマニー(Gold manii)
ブルーホワイトのキレイな葉。少しフリルっぽさがあります。寒くなると少し紅葉します。
・グリーングッデス(Green goddess)
強めのフリルが入る品種。
・ジプシー(Gypsy)
ギガンテアとバークレイの交雑種。強めのフリルがある大型種
・ハートカラフル(Heart Cocktail)
交雑不明。エッジが赤い細かなフリルがつく品種。
・リップル(Lipples)
シャビアナとリラシナの交雑種
いい感じのフリルが入ってます。
・マウナ ロア(Mauna Loa)
大型のフリル系品種。あまりキレイではない。
ギビフローラカルンクラータが親?
・モーニングライト(Morning Light)
カサンドラと同じく、カンテとシャビアナの交雑種。
フリルの入り方はこちらのほうが強い。
・モーニングウェーブ(Mornigu wave)
大和美尼とシャビアナ(Peregrina)の交雑種。
少し黄緑色っぽい感じの葉。
・パリダ プリンス錦(Pallida Prince’f.variegata)
少しフリルが入る。エッジはピンク。
・パム ワースリィ(Pam worthley)
交雑不明。大型の品種。強いうねりが入った葉。
・ペティコート(Petticoat)
大型の品種。ウェーブが主に葉先だけに起き、キレイな細かなフリルを形成する。
・パイプ(Pipe)
ピンキーとシャビアナの交雑種。
紫色でちょっと落ち着いた感じの品種。
・プリンセスレース(Princess Lace)
交雑不明。大型種。冬は葉がオレンジ色に。
・プリンセスレース(Princess Race)
尖った葉にフリルと、エッジの赤い紅葉がキレイな品種。
・プリンセスパール(Princess Pearl)
エッジがピンクになる品種。
・レッドエッジダンサー(Red Edge Dancer)
シャビアナとルブロマルギナータの交雑種。エッジがピンクでいいが、フリルがあまりキレイではない。
・ルベラ?(Rubella)
レッドエッジダンサーと同じ交雑種。こちらはフリルが強く出でてキレイ。
・ルブロマルギナータセレクション(rubromarginata Selection)
原種です。小型でフリルの品種を選抜したもの。
・ルンヨニー サン カルロス(runyonii San Carlos)
少しだけフリルが入る。
・スカーレッタ(Scarletta)
大型種。黒紫色の葉。
・アトラコムルコ(sp Atlacomulco)
未承認原種。エッジは赤く、緩やかなウェーブが入る。
・タスコ ゲレロ(sp Taxco Guerrero)
未承認原種。薄いピンク色の葉が美しい。
・サブリギダ(subrigida)
大型種。少し葉先にフリルが入る。
・スエラ(Suela)
サブリギダとクライギアナの交雑種。薄ピンク色で細かなフリルが入る。
・高砂の翁錦 ムーン・リバー(Takasago No Okina’f.variegata’Moon River)
20cm程度まで大きくなる。古い品種。葉先に少しフリルが入る。
・ホワイトゴースト(WhiteGhost)
不明。薄紫の幅広フリル。
・ホワイトプリンス(White prince)
シャビアナとE.strictifloraの交雑種。かなりゆるいフリルが入る品種。
・雪娘(Yukimusume)
交雑不明。日本の大型フリル品種。
・ゾロ(Zorro)
赤紫のフリルが入る。
・ザナドゥー(Zanadoo)
ゾロの突然変異。赤紫に紅葉
まとめ
単純にフリルといってもゆっくりとした波を描くものから、かなり激しい波となっているものがありますね。ただ、なかなか販売されていないので、手に入れるには個人輸入か痛く輸入も考える必要性があります。
形状も丸型のものから突き出ているもまであります。それに育て方や個体レベルでの違いも出てきます。いいものを手に入れるには、好みの品種でいいフリルの個体を先発していかないといけなさそうですね。
また、フリル以外にも斑入り品種などいろんな個性がある個体がエケベリアにはあります。好みの品種を見つけれるといいですね。