ピンクのフリルがかわいい『ピンキー』。白っぽさとフリルのいい融合品種ですね!

フリル系のエケベリアで、斑入り品種以外で変わったものがないか探していたら、フリル系でピンク色の『ピンキー』という品種のエケベリアを見つけました。

このエケベリアを購入したので、環境変化でどのように色が変化していくのかや、葉挿しで増やせるのかなどを説明していきます。

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斑入り植物』を愛する斑入り植物探究家。自分が好きな植物に囲まれたおしゃれな家作りを目指しています。Youtubeインスタも見てね。

ピンキーとはどんな交配品種?

カンテとシャビアナの交配種です。シャビアナの赤っぽさとフリルの形状、そしてカンテの白っぽさを受け継いでいるキレイな品種です。カンテが入っているので、サイズがちょっと大きくなりすぎないか心配です。

ピンキーの購入時状態

ピンキーの苗を3つ購入しました。寒い時期なので紅葉してしっかり赤色になっていました。色の濃さやパウダーの量などの個体差が結構あります。

ピンキーの苗写真

パウダーが多いものが個人的には好み!以下の写真の個体がキレイでいい感じでした。

おきにいりのピンキー苗写真

横から見るとこんな感じです。赤色のフリルがキレイです。

横から見たピンキーの写真


ピンキーの色変化

ピンキーを生分解性のにいれ、肥料が入っている培養土を利用して植え付けました。試しに飾り石をのせるとこの色にあって非常にキレイになりました。

化粧石を配置したピンキーの写真

そして以下の写真の順で、暖かくなるにつれどんどん緑化していきました。部屋の中なのでゆっくりとした変化でした。

室内で緑化し始めたピンキーの写真

室内で緑化し始めたピンキーの写真2

部屋の中なのでちょっと徒長気味になってしまいました。

室内で徒長したピンキーの写真

野外での色変化

野外に移動したピンキーは真っ赤になってしまいました。寒さを受けるとここまで赤くなる品種だったのですね!

野外で紅葉したピンキーの写真

そして、暖かくなると中心部から緑化していきます。室内のものと比べて急激に変わるので、室外栽培はちょっと見た目がよくないかもしれませんね。

野外で緑化したピンキーの写真

ピンキーの徒長

室内で置いておいたピンキーが徒長気味だったため、外に置いていたものと比較してみました。右側が室内栽培していたものです。これをみて外に移動させることを決めました。

ピンキーの徒長比較写真

時間が経過すると葉が広くなってきました。これぐらいの葉の方がいい感じです。春になったら外に出した方がいい感じですね!

徒長が回復したピンキーの写真

ピンキーの地植え

ピンキーを外に出して育てていたのですが、交配にカンテがはいっているためか大きくなりすぎてきました。ですので試しに地植えに挑戦してみました。

ピンキーの地植え写真

植え付けて水をかけたのが以下の写真。中心部に水がたまりそうで不安ですが様子をみていくことにしました。

水遣り後のピンキー写真

心配してましたが問題なく育っています。できれば大きくなるのはちょっと抑えて欲しいぐらいのレベルです。地植えでなんとかなりそうですね!

成長後のピンキー写真

どんどん地植えしたものが成長して大きくなり、花芽も出てきました。カンテの血を引いているからサイズもおおきくなりますね。

成長したピンキーの写真

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そしてついに開花しました。花までピンク色のキレイな花を咲かせるんですね!

花が咲いたピンキーの写真

花が咲いたピンキーの写真2

ピンキーの葉挿し

ピンキーは大きくなって強健なので、もう増やすつもりはないのですが、葉挿しで増やせるかどうかだけ試してみました。以下のように放置しているだけで簡単に発芽してくれることがわかりました。

ピンキーの葉挿し写真

エケベリア ピンキーの栽培まとめ

フリル系のエケベリアといえばシムランスがキレイですが、ピンキーも赤色でキレイです。2つを混ぜて植えるとおもしろいかもしれませんね。

冬場の色合いがキレイですが、真っ赤にしてしまうよりも少し抑えめな赤色のほうがキレイです。冬場は室内でキレイな色を楽しみ、暖かくなったら徒長を防ぐためにも外で栽培するのがよさそうですね。

また、その他のエケベリアやフリル系品種は以下のところにまとめています。

フリル系エケベリアの種類

【エケベリアの育て方】自己流で育てて失敗する前に見て欲しい栽培の注意点!