フリル系のエケベリアで、斑入り品種以外で変わったものがないか探していたら、フリル系でピンク色の『ピンキー』という品種のエケベリアを見つけました。
このエケベリアを購入したので、環境変化でどのように色が変化していくのかや、葉挿しで増やせるのかなどを説明していきます。
ピンキーとは?
カンテとシャビアナの交配種です。シャビアナの赤っぽさとフリルの形状、そしてカンテの白っぽさを受け継いでいるキレイな品種です。カンテが入っているので、サイズがちょっと大きくなりすぎないか心配です。
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購入苗の状態
ピンキーの苗を3つ購入しました。寒い時期なので紅葉してしっかり赤色になっていました。色の濃さやパウダーの量などの個体差が結構あります。
パウダーが多いものが個人的には好み!以下の写真の個体がキレイでいい感じでした。
横から見るとこんな感じです。赤色のフリルがキレイです。
ピンキーの色変化
ピンキーを生分解性の鉢にいれ、肥料が入っている培養土を利用して植え付けました。試しに飾り石をのせるとこの色にあって非常にキレイになりました。
そして以下の写真の順で、暖かくなるにつれどんどん緑化していきました。部屋の中なのでゆっくりとした変化でした。
部屋の中なのでちょっと徒長気味になってしまいました。
野外での色変化
野外に移動したピンキーは真っ赤になってしまいました。寒さを受けるとここまで赤くなる品種だったのですね!
そして、暖かくなると中心部から緑化していきます。室内のものと比べて急激に変わるので、室外栽培はちょっと見た目がよくないかもしれませんね。
ピンキーの徒長
室内で置いておいたピンキーが徒長気味だったため、外に置いていたものと比較してみました。右側が室内栽培していたものです。これをみて外に移動させることを決めました。
時間が経過すると葉が広くなってきました。これぐらいの葉の方がいい感じです。春になったら外に出した方がいい感じですね!
ピンキーの地植え
ピンキーを外に出して育てていたのですが、交配にカンテがはいっているためか大きくなりすぎてきました。ですので試しに地植えに挑戦してみました。
植え付けて水をかけたのが以下の写真。中心部に水がたまりそうで不安ですが様子をみていくことにしました。
心配してましたが問題なく育っています。できれば大きくなるのはちょっと抑えて欲しいぐらいのレベルです。地植えでなんとかなりそうですね!
ピンキーの葉挿し
ピンキーは大きくなって強健なので、もう増やすつもりはないのですが、葉挿しで増やせるかどうかだけ試してみました。以下のように放置しているだけで簡単に発芽してくれることがわかりました。
まとめ
フリル系のエケベリアといえばシムランスがキレイですが、ピンキーも赤色でキレイです。2つを混ぜて植えるとおもしろいかもしれませんね。
冬場の色合いがキレイですが、真っ赤にしてしまうよりも少し抑えめな赤色のほうがキレイです。冬場は室内でキレイな色を楽しみ、暖かくなったら徒長を防ぐためにも外で栽培するのがよさそうですね。
また、その他のエケベリアやフリル系品種は以下のところにまとめています。
多肉植物栽培の補助記事
多肉植物を栽培する時に参考になりそうな記事を、以下にいくつかまとめておきました。
あと、その前に斑入りの植物を植えている方は冬に植物用の照明をつけることをオススメします。弱光は徒長だけでなく、光合成量を増やすために斑入りを消してしまうことがありますよ!
一度消えてしまった斑は元に戻らないという情報ですので、高価な斑入り多肉植物を植えている方は注意してください。