エケベリアって姿からは予想できないぐらい色鮮やかな花を咲かせる多肉植物なんです。
そんなエケベリアが花咲くまでの順序を示した写真と、交配用に花の内部がどうなっているかをまとめました。
ちょっと交配しようと思っているけど、エケベリアの花ってどんな感じか気になっている方に見てもらいたい記事です。
エケベリアの開花過程
私が住んでいるエリアですと、3月ぐらいからエケベリアの花芽が出始めてきます。最初は軸の部分がぐねぐねと曲がってちょっと心配な感じです。
そこから少し時間が経過すると、花芽がまっすぐ伸び始めます。花はまだ白いツボミの状態です。
もうすこし成長すると花が色づいてきます。『シムランス』の場合だと赤色になります。
そしてついにエケベリアの花が咲きました。フチが黄色でかわいい感じの花です。
花の内部状態と交配のやり方
やはり花が咲いたら交配をしたいものです。しかし、まずはエケベリアの花がどのような形であるかを知る必要性があります。というわけで、エケベリアの花を切り取ってきました。
まずはエケベリアを花の先端から見てみましょう、しっかり雄しべと雌しべが見えますが、このままでは交配は難しそうです。
エケベリアの花を解体してみました。雄しべは花びらにくっついてるのが特徴ですね。これは交配がやりやすそうです。
花びらを取り除き雌しべだけの状態にしました。交配のときはこのような形にして交配を行うといいですね。
ただし、注意点があります。花びらがしっかりとくっついているため、花びらをとるときは根元のガクの部分をしっかり抑えて作業を行いましょう。
開花後から種の回収までを説明
エケベリアの開花が終わると、花だけではなく出てきた茎の部分も一緒に茶色く枯れていきます。
花が枯れて行く状態の拡大写真はこちら。
枯れた後の花を回収しました。これを分解していこうと思います。
外側の花びらをとると以下のような感じになります。
このフサを開けると細かなタネがいっぱい入っていました。エケベリアは交配させるとたっぷりタネが取れるので交配にはいいですね。
エケベリアの花と交配まとめ
春に咲くエケベリアの花はかわいくてキレイですね(品種や環境によっては花の時期はずれるとはおもいますが)。
そして交配するならこの時期を逃してはいけません。しっかりと好みの品種を交配で作り上げたいのものですね。
交配に使いたい色々な週類のエケベリアの品種は以下のページでまとめています。
⇒【エケベリアの育て方】自己流で育てて失敗する前に見て欲しい栽培の注意点!
また、ハオルチアの交配についても知りたい方は以下のページを見て下さい。