高価な斑入り植物は室内で大事に育てたい。葉焼けもしやすいですしね。だったら斑入り植物のインドアガーデンを作ればいい。
植物研究家
ですが最初は植物栽培にあったリノベーションやコーディネートのやり方がなかなか見つからず困りました。ですから同じようなことで困った方のためにここでまとめておきますね。
植物研究家
助手のハム
おしゃれなインテリアを使ったインドアガーデンを作ろう!
部屋の中に植物をかざりおしゃれなインドアガーデンを作りたい。だけど植物を中に入れると、外とは違っていろいろと問題点が出てきます。
植物研究家
ここではインドアガーデンの作り方だけでなく、生じる問題点の解決法なども説明していきます。
助手のハム
インドアガーデンを照らす照明たち
インドアガーデンだからこそできる植物の照らし方ってのもあると思います。だからいろんな形で植物を照らす照明をまとめました。
プロジェクションマッピングで植物の空間をおしゃれに演出
植物の照明に動きを与えるならプロジェクションマッピングがきれいです。ですが以下のようなレベルにするのはプロでないと難しい。
家庭用の安いプロジェクターとプロジェクションマッピング用ソフトの使用版を使えばある程度の映像なら作成は可能。
ですがアマチュアレベルでは植物と合う動画を撮影し、少し加工して流すぐらいが無難だと私はやってみて感じました。本格的な映像ができたら最高ですが、作成のハードルがかなり高いですよ。
スリングライトで室内イルミネーション
ストリングライトとはクリスマスなどに植物に巻きつけてデコレーションするために使われる電飾用のライトのことです。
助手のハム
家庭で植物を照明で飾るならプロジェクションマッピングよりスリングライトの方をおすすめします。難易度が全然違いますよ。
植物研究家
植物育成ライトで植物を照らそう
うまく太陽光を室内に入れれたらいいのですが、インドアガーデンだとなかなかうまくいきません。そういうときに便利なのが植物育成ライト。
植物研究家
最近はモスライトのように小型植物を育てれるおしゃれなライトも出てきていい感じですよ。
⇒多肉植物におすすめの植物育成ライト。ハオルチアはパネル型を選びましょう!
暗闇で光るプランター
植物に照明をつけるのではなく、鉢に照明をつけるという形もあります。以下が鉢と照明が一体型となった光プランター。
ただ光るシンプルのなものからデザイナーがデザインしたおしゃれなものまで幅広い種類があります。まだあまり人気がないのでやってみるとおもしろいかも。
おしゃれな鉢と鉢カバーを選ぼう。陶芸家の鉢が美しすぎる
鉢は市販されているものでもいろんな種類があります。それだけでなくプロの陶芸家の品などもネットで簡単に変えるようになりました。
⇒植木鉢は室内と庭で種類を使い分けるべき。置く場所ごとにおすすめの鉢をまとめたよ。
さらに鉢は自作も可能ですし、さらに鉢カバーも加えるとすごい数の選択ができます。ここではその種類について説明していきますね。
オーブン陶土(粘土)で鉢を簡単に自作できるぞ!
本格的な鉢作りって大変。なかなか挑戦できません。ですがオーブン陶土(粘土)なら簡単に始められます。
材料は楽天やアマゾンで簡単に手に入りますよ。あとはオーブン機能のあるレンジがあればOK。
助手のハム
プロのハンドメイド鉢を手に入れよう
プロの鉢職人が作るブランドポット。ハンドメイドで作られた逸品は植物好きならぜひ持っておきたいものです。
植物研究家
植物を棚や台に置き、おしゃれな雰囲気を出そう
植物と鉢が整ったら置く場所もしっかり作りたいですよね。いろんな置き方がありますよ。
鉢を立てるフラワースタンド
鉢植えの植物を飾るときはフラワースタンドと呼ばれる台を設置するのが一般的ですよね。フラワースタンドは金属製、木製、プラスチック製のものがあります。
光が入りやすいオープンシェルフ
植物を棚に置く場合は普通の棚ではなく光が通りやすい構造になっているオープンシェルフを使うとかっこいいです。
プランターバスケットで植物を吊ろう
植物を宙に浮かせるプラントハンギングという飾り方があります。ハンギングプランツとよばれる吊りやすい植物と、プランター バスケット(ハンギングバスケット)と呼ばれるものを使用します。
助手のハム
インドアガーデンの問題点
例えば以下のように風があまり流れずに病気になりやすかったりなど、室内栽培特有の問題点が出てきます。
病気やカビの発生対策
室内で植物を栽培していると空気の流れが悪くカビが発生したり病気になりやすい。だから強制的に風通しを良くする必要性があります。
植物研究家
おすすめなのはサーキュレーターの設置。いろんな種類がありますが、まずは安価なアイリスオーヤマ製で始めることをおすすめします。
⇒【置き方に注意!】観葉植物の風通しをよくするサーキュレーターの種類と使い方
また病気が発生してからではなく、前もって農薬で事前に防除しておくことをおすすめします。
助手のハム
植物の徒長対策
植物は光の強さが足りないと以下のエケベリアのように茎の部分を伸ばす徒長と呼ばれる現象を起こします。
植物研究家
これを防ぐには光が入るように植物の位置を変る必要性がありますが、難しいようであれば植物育成ライトで補光する必要性があります。
助手のハム
⇒多肉植物におすすめの植物育成ライト。ハオルチアはパネル型を選びましょう!
広い面積に照明を当てようとしなければ大掛かりな電気工事は必要ありません。しかしある程度照明をつけるのであれば専門のプロを探した方が無難ですよ。
⇒【LED照明工事業者探しならEMEAO!】ご希望にあった優良企業を無料で紹介します
コバエやハダニの対策
室内に植物を取り入れるとコバエやハダニの発生が多くなりがち。室内ならコバエは天敵がいないしハダニは雨で流されることもありません。
植物研究家
助手のハム
自動給水で水やりの手間を減らそう
室内で植物を育てると手間になるのが水やり。植物の状態を見ながら水やりするのが一番ですが、手間になるようなら自動給水装置を設置するのも一つの手。
植物研究家
ですが自作のものだとうまく水が給水できなかったりすることもあります。できれば市販の給水装置を設置することをおすすめします。
水滴や培養土のホコリ対策
室内でインドアガーデンを楽しんでいると、どうしても培養土などのホコリやこぼれた水滴で周囲を汚してしまいがちです。
助手のハム
また水やりの後でなくてもクワズイモのように水滴が落ちてくる植物もあります。
ですので、しっかりと床をカバーできるようなはめ込み式タイルやはめ込み式フローリングなどを利用しましょう。
室温不足対策
室内は外より温度が高く霜が下りるのも防げます。しかし保温性が高い部屋でないと高温を好む植物は耐えられません。そんな時はヒーターを準備しましょう。
植物研究家
⇒観葉植物のヒーターならダイソンがおすすめ。室内の植物を温めるのに最適だよ!
植物栽培向きの住宅構造とは?
植物栽培に向いている住居の特徴としてはやはり太陽光が入りやすい構造になっていること。そして保温性が高い作りで冷暖房が効きやすい構造になっていることですね。あとは耐荷重にも注意が必要!
『保温性が高い構造』- 複層ガラスや二重サッシなどを使用している。
『耐荷重が高い構造』- 鉄筋コンクリート造(RC造)など重いものを乗せても大丈夫な構造をしている。
植物研究家
助手のハム
住んでいる場所をDIYやリノベしてそのまま使ってもいいですが、それでは物足りなっているといった場合は一軒家を見つけるか、植物栽培に向いた広めのアパートやマンションを探すのがおすすめです。
『DIY』– 日曜大工とも呼ばれる。簡単な家の修繕を自分で行うこと。
『リフォーム』-住宅の古くなった部分を新しく直すこと。
『リノベーション』– 住宅の古い部分を自分が望む形に新しく作り替えること。
植物が置けるアパートやマンションを探そう
植物栽培に向いたアパートやマンションを探すなら、まず有名な賃貸会社さんのHPで間取りをいろいろチェックしましょう。まずどういう部屋があるかを知ることが重要です。
また、『オーダーリノベ』のようにリノベ可能なマンションを専門に扱っている会社を見るのも一つの手ですよ。こういう物件を一度内見し、リノベがどこまで可能か知るのも勉強になります。
それから植物栽培に適した構造を持っているアパートやマンションを選びましょう。選ぶ前に幅広く知っておくと失敗が少ないです。
植物研究家
アパートとマンションの違いとは?
アパートとマンションの違いがわからないって方は結構いらっしゃると思います。それも当然のことでしっかりと定められていないんですよね。
助手のハム
一般的にアパートが木造や軽量鉄骨造(2〜3階まで)、マンションが鉄筋コンクリート造(RC作り)や堅固な造りの建物とされています。しかし取り扱い会社の基準がバラバラで統一されていません。
植物研究家
植物栽培向きの一軒家を見つけよう
最近は一軒家も賃貸に出ている数が増えていますが、購入するとしても中古の木造ならリフォーム済みで数百万円台の物件も出てきています。かなり空き家が増えてきており需要と供給のバランスが崩れているようですね。
助手のハム
購入した一軒家だといろんなDIYができるので植物を本気で育てるならおすすめです。広い庭付き一軒家ならいろんなことができますよ。農地を買うのはいろいろ以下の記事にも書いていますが法的に難しいんです。
⇒地目の種類は23種。その詳細や価格を説明|土地を農業利用する方法についても記載!
ですが素人がいきなり物件を購入するのはかなり大変。楽待 (らくまち) さんのYouTubeが勉強になるのでこちらをまずみることをお勧めします。それから有名な販売サイトで家を選びましょう。
忙しくても特に水回りとシロアリぐらいはしっかり確認しましょう。蟻道と呼ばれる白蟻の通り道を見つけたら注意! シロアリがいる可能性が高いので【シロアリ110番】のような専門業者さんに見てもらうといいですね。
植物研究家
それだけでなく購入前に物件情報だけでなく周囲の確認もしっかりしたほうがいいですね。大きな買い物に失敗は許されないです。トナリスクという調査会社が調べてくれますよ。
また庭の配管位置もしっかりと確認しておきましょう。配管位置がわからないと庭に植物が植え付けれません。根っこで配管を潰してしまうことがあります。
助手のハム
値段だけでなくしっかりと内容を確認していい買い物をしましょう。価格が高いだけにそれだけ時間をかけても失敗するよりマシです。
マンションから植物の家に引っ越しをするなら
もしマンションを購入し住んでいて、植物に囲まれた家を作り引っ越しを考えるなら貸し出して資産として運用するのも一つの手です。
助手のハム
今あるものも有効に活用し、経済的にものごとをすすめていけるといいですね。
リノベーションでガーデンルーム(植物の部屋)を設置しよう
ヨーロッパ風のオシャレな植物栽培部屋を見かけ、どうやればこういう植物の部屋が作れるのか気になりました。調べているとガーデンルーム やコンサバトリーなどいろんな専門用語が出てきます。
ちょっとわかりずらかったので以下に言葉の意味をまとめてみました。簡単にいいますと植物を育てるために設置するガラス張りの部屋です。確認して自分にあった植物の部屋を作りましょう。
【補足】ちなみにインドアガーデンの類義語としてはグリーンハウス(Greenhouse)や植物のある家(Planthouse)などがあります。
テラス囲いとは
テラスとは本来の土地より高くレンガやコンクリートでキレイに整地された場所のこと。そのテラスを基本的にポリカのような安めの素材で囲みます。
基礎も柱の部分をコンクリートで固めるだけの簡単な施工となります。
助手のハム
たとえ植物栽培に利用しなくなっても洗濯物を干すときに非常に役立ちます。というよりその使い方がメインです。
ガーデンルームとは
テラス囲いを少し植物用に改良したもの。折り戸タイプにしたり、レンガ調や木目調の素材を使ったりなどおしゃれな感じに仕上がっています。
植物研究家
サンルームとは
日光がしっかり当たるようにガラス張りでできた部屋のことをいいます。基礎もしっかりとコンクリートで作られるため施工期間も長めになります。
植物研究家
コンサバトリーとは
ヨーロッパ版のサンルームと思っておけば大丈夫です。輸入されている製品を見ているとおしゃれな感じなものが多いですね。
助手のハム
植物部屋を新たに設置するときの注意点
ガーデンルームなどは太陽光が強く当たる密閉度の高い空間なので夏場の室温が高くなりやすいです。外部にシェード、内部に日除けやカーテンなどを設置する対応を行いましょう。
植物研究家
また、これぐらいの工事になると素人がやるのはなかなか難しいです。しっかり設置経験のある専門業者さんに頼むことをお勧めします。
またガーデンルームはその窓から敷地境界線まで1.5m以上、間口が2m以上あれば外構工事で設置できます。しかし状況によっては設置不可の場合もあるようですので、業者さんにしっかり問い合わせましょう。
助手のハム
植物研究家
植物のある家作りにおすすめの植物たち
家庭で育てる植物はあまり大きくならず、自分の好みに合った扱いやすいものがいいですね。いくつか室内と室外に分けておすすめの植物種をまとめました。
植物研究家
注意して欲しいのは植えると後々大変になる庭に植えてはいけない危険な植物があるってこと。それだけは事前に確認して避けてね。
室内に置きたい植物たち
室内に置く植物なら小型の植物や耐陰性が高い植物、または外では傷つきやすい美しい葉っぱの植物がいいですね。以下にまとめていきます。
せまいスペースで育てれる小型植物
あまり植物のスペースが小型の植物なら多肉植物がおすすめです。特にエケベリアやハオルチアは育てている方も多く、いろんなやりとりもできておもしろいですよ。
助手のハム
日当たりが悪い部屋向きの耐陰性が高い植物
日当たりが悪く植物育成ライトを設置しない部屋ならシュロチクなど耐陰性が高い植物を配置するのがおすすめです。
⇒日陰の部屋でも元気に育つ観葉植物を選ぼう!【日当たりが悪くても問題なし】
植物研究家
傷つきやすいが葉っぱが美しい植物
葉っぱがキレイで傷つきやすく、日焼けが怖い斑入りのクワズイモなどは室内で育てるのがおすすめ。
植物研究家
料理好きならハーブの水耕栽培
室内で植物を育てるなら観葉植物意外にハーブや葉物野菜を水耕栽培するのも面白いですよ。特にハーブはいい香りもするのでおすすめ。
植物研究家
⇒家庭用アクアポニックスの種類と価格を説明。実は自作もできますよ。
植物の家を作るのに持っておきたい資格
資格はなくても自分の敷地内ならできることは多いけど、DIYをやるときに必要な知識や経験を得るためにもは取っておきたい資格などが多いです。
助手のハム
私が植物の家作りのためにとっておいて良かったと思ったものや、今後とるべきだなって思っている資格を以下に簡単にまとめます。
『フォークリフト運転技能講』– フォークリフトで荷物の運搬。
『大型特殊免許・車両整地』– 重機を公道で運転するのに必要。
『車両系建設機械(整地等)』– 重機で整地作業するのに必要。
『車両系建設機械(解体用)』– 重機での解体作業に必要。
『玉掛け技能講習』– 重い荷物をひっかけるのに必要。
『小型移動式クレーン運転技能講習』– 1t以上5t未満の移動式クレーンの運転に必要。
現場資格はオンラインで取得できるものも増えてきているようです。オンラインの現場資格学校をチェックしてみるといいですよ。
『第二種電気工事士』– 電気工事を行うのに必要。
『アーク溶接等特別教育』– 溶接の基礎知識習得と体験。
『特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者』– 溶接ヒュームが特定化学物質になったため。
『振動工具取扱い作業者安全衛生教育』– 振動工具の基礎知識習得。
あとは作業以外に経費として計算する知識を得るために簿記やFPの資格があるといいですね。資格の勉強はプロの講座で受けるのが一番。
植物研究家
リフォームは和製英語?海外ではリノベーションらしいよ!
言葉の補足ですがリフォームとリノベーションの違いを調べているとリフォームという言葉が和製英語で海外では通じないということがわかりました。
植物研究家
だから植物のためのリノベーションということで『Green house renovation』を使っていきます。
助手のハム
・リノベーション – 新たな機能などをもたし作り変える工事。
ですがリノベーションの工事もリフォーム会社がやっていたりします。そもそも古い建物は昔と同じものがある方が少ないし、リフォーム自体が実際はリノベーションに近かったりします。リノベーションに統一してほしい。
まとめ
植物に囲まれた家を作るには結構やることがありますね。楽しみながらちょっとづつやっていきたいものです。少しづつ進めていきます。
植物研究家
⇒おしゃれな植物を販売してるお店を探そう! おすすめのショップをまとめたよ。
あと家に修理が必要になったからDIYで改造する方がいますが、その前にしっかり保険対応可能か確認してからにしましょう。もったいないですよ。
助手のハム