エケベリアの『シムランス アセッション(アッセンシオン)』などを使いエケベリアの地植えに挑戦してみました!
植え替えを行ったのは秋の終わり。もうかなり温度が下がってきた時期に植え替えはリスクが高いし、さらに地植えが難しいのはわかってました。
植物研究家
結果としては、難しいと思っていた地植えでのエケベリア栽培は意外と問題なく育てれることがわかりました。
掘り起こし作業
植える場所はこんな感じ。結構何も見えてないように見えるけど、地中は怪しいです。一度しっかり掘り起こさなければ!
『おりゃ〜!』って感じで気合を入れがっつり掘り起こします。
やっぱり結構根っこが張ってます。細かく切るように何度も叩きます。
土壌改良と植え付け
今回は残っていた土壌改良剤の『ミリオンA』を土壌に加えました。使い終わった培養土関係を日光消毒した物も入れて排水性を改善したかったですが、あまりがなかったためこれだけで対応します。加えたあとは適当に混ぜ合わせます。
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今回使用するのは2つのシムランス。左が雨がかからないように外に置いていたもの。右側が室内で暖かく過ごしていたものです。
外に置いていたものは寒さでうっすら紅葉しています。これらを地植えしていきます。
穴を掘り、鉢からとったシムランスを植え付けます。残った培養土は排水性改善のためにも空いているスペースに全量入れます。
植え込んだ後の写真はこちらです。左が室内置きだった物。右が外置きだった物です。これから水を加え様子を見ることにしました。さあ、冬が楽しみです。
地植えエケベリアの冬越し
1月中旬の様子
1月中旬になり寒さが強くなってくると、室内に置いておいたものは紅葉してきました。先端部分は少し傷んできています。
元々外に置いて寒さにならせておいたものは特に痛みがないです。寒さがくる前に外に置いて寒さに慣らせておくべきですね。
2月下旬の様子
マイナスになる寒さを受け、元々室内に置いていたものはかなり葉が紅葉し、葉が丸まってきました。
外部に置いて寒さにならせておいたものは、少し外側の葉が傷んでいますが大きな痛みはみられません。
3月下旬の様子
暖かくなり、ちょっと虫にやられた部分が増えていますが、無事に越冬できたようです。葉の色も緑色に戻ってきています。中心部分がかなり生育してきていますね。
寒さに慣らせておいた外置きのものも、かなり外部の葉はダメになってしまいました。単純に古い葉が枯れただけかもしれませんが、中心の若い葉に成分(糖質)などを集め凍結を避け、生き残る戦略をとったのかもしれませんね!
エケベリアの越冬結果
温度変化を書いていませんでしたが、マイナス2〜3度程度であればシムランス アセッションであれば痛みはするが越冬可能なようです。そもそも原産地の温度も大きく差はなさそうですしね。
植物研究家
翌年度のエケベリア地植え
寒さでエケベリアは痛むものの、地植えで越冬できることがわかりました。ですので、次の年からは以下の写真のように地植えの数を増やしました。
また、ピンキーや、フチに赤いラインが出るシムランス品種なども植え付けました。
これらの品種が今年の冬どうなるか楽しみです。
まとめ
耐寒性があまり強くないタイプのエケベリアですが、試しに地植えに挑戦してみました。今回使用したエケベリア シムランスや、その他のエケベリア記事は以下のところでまとめています。