昔、タヒチライムと一緒に育てようと思っていたのが早生タイプの『グレープフルーツ』です。
甘い果実って獣害にやられて大変ですからね。強くて楽に育てれる品種で手間がかからず、めずらしい品種を探していたところグレープフルーツを見つけました。
貯蔵性があるグレープフルーツで早生タイプのものであれば、寒いエリアでも十分果実が楽しめますしね。
そんな日本でグレープフルーツを栽培した記録と、グレープフルーツの食べ方について説明まします。
グレープフルーツ栽培の一年
まずはグレープフルーツの花から収穫までの一年を写真でまとめます。春に花が咲いてから冬の収穫まで1年程度時間がかかります。
グレープフルーツの花
春になり、グレープフルーツのツボミができてきました。普通のみかんの花と同じように白いツボミです。
少しずつ丸長い形で成長してきます。
そしてグレープフルーツの花が開花しました。グレープフルーツの花ってこんな感じなのです。
花が咲き終わると、花の根元に小さな果実が見えます。これが大きくなってグレープフルーツの果実になります。
グレープフルーツ果実の肥大と熟成
グレープフルーツの花が咲き終わった後は果実がグングンと成長していきます。
ある程度グレープフルーツの果実が大きくなった後、今度は横方向に広くなってきました。
秋になり温度が低下してきました。少しづつグレープフルーツの果実が着色してきています。
冬になり、寒さでかなりグレープフルーツが黄色く着色してきました。
12月中旬になり、黄色いグレープフルーツになりました。中には果実の下に黄緑色が残っているものもありますが、この段階までくれば収穫しても貯蔵すれば黄色くなるでしょう。
山間部などで寒さが強い場所ではこのころから収穫した方がいいですね。
グレープフルーツの苗木
昔はグレープフルーツの苗木は手に入れづらい上に結構値段が高かったですが、今は少し安くなってきていますね。いくつかの品種を載せておきます。
赤い果実のグレープフルーツ
赤い果実のグレープフルーツといえば『ルビー』が有名ですね。苗木もネットで販売されており、手に入りやすくなっています。
緑の果皮のグレープフルーツ
果皮は緑色でも果実は熟成している『オロブロンコ』。こちらの品種も今はネットで簡単に購入できるようになりました。
グレープフルーツの食べ方
グレープフルーツって皮が厚くて手で向いて食べるのはちょっと大変。ですので、色々な食べ方が紹介されていますよね。ここでも2通りの食べ方を説明したいと思います。
半分にカットしてグレープフルーツスプーンを利用する
グレープフルーツを食べる一番簡単な食べ方は半分にカットしてスプーンで食べる方法ですよね。定番の食べ方ですよね。
普通のスプーンを使用して食べるのもいいですが、ちょっと食べづらいのでフルーツ用のスプーンを使用して食べることをオススメします。
カットして果皮に盛り付ける
ちょっとキレイに盛り付けて食べたい人には以下のやり方がよかったです。ちょっと面倒ですけどね。まずはグレープフルーツの上下を以下のようにカットします。
そして果実を包丁でくり抜きます。
くり抜くとこんな感じになります。果皮は半分の高さにカットして容器として使うので捨てないでください。
グレープフルーツの果実部分のみを包丁で切り出していきます。白い筋にそってカットしましょう。
半分にカットした果皮に果実を詰め込んで完成です。作る手間はかかりますが、食べるときに皮をよけなくてすむので楽ですね。
まとめ
グレープフルーツは甘い果樹を植えても獣害などでダメになる場所などに植えるといいですね。
手で向いて食べるのは大変ですが、専用のスプーンや色々な食べ方が紹介されているので好みの食べ方を選べるのもいい点ですね。
ちょっと普通の果樹だと難しいと思っている場所にはこういう果樹を植えるのもいいですよ。