日本でもレモンは栽培できるけどライムは温度が足りなくて栽培できないよね~って思っている人に朗報。
日本でも暖かいエリアなら栽培できるライムがあるんです!!
ライムと他の柑橘との交雑品種
栽培してみたのは『タヒチライム』と呼ばれるライムと他の柑橘との掛け合わせ品種です。この品種のいいところは少し温度がマイナスになるぐらいのところでも栽培ができるところです。
トゲが少ないうえに数も少なく、病気にもある程度強いので、家の前に一本育てておくと面白いです。
栽培での注意点
ネットで情報を調べたことがある人なら分かると思いますが、結実に不安があるとのことでした。ですが、それなりにきちんと結実はします。
逆に結実に不安になりすぎて摘果(なりすぎた果実や傷ついた果実を取り除く作業)をやらないでおくと、少しなりすぎて隔年結果性が強くなってしまいます。
だけど、きちんと摘果せずともそれなりの数になるのは手間をかけなくていいので逆にメリットとなりますね。楽して楽しみたい私にとってはいい品種だと思いました。
ライム栽培と果実の成長記録
ライム栽培での1年の果実変化を簡単にまとめてみました。家に前で育ってるタヒチライムの簡単な果実変化の記録です。放任栽培ですので参考程度にしてください。
1年間のライム果実変化
まずは花が終わり、果実が小さくついた状態。これは5月の22日の写真です。
そして、放置して忘れていたら少し黄色くなり始めていたので写真をとりました。これが10月15日の写真。
ライムって感じのときに収穫をしたいのであれば、これぐらいの時期か、もう少し前に収穫するのがおすすめです。早く採果したほうが果実も痛まないしね。
中の果実はこんな感じです。ちょっとグリーンがかった果実がキレイ! 風味もいい!!
そしてこれが12月13日の写真です。かなり果皮が黄色くなり、パッと見てレモンと間違いそうな感じです。
果実もグリーンっぽさがなくなってきました。
庭での香酸柑橘の栽培について
家に一本香酸柑橘があると、新鮮な果実を食事の時に楽しめていい感じです。庭で育てるのであれば、病気などに強い品種がおすすめです。
一般的なレモンとかだとトゲやかいよう病などで栽培が大変です。そこは苗木業者さんに確認して苗木を購入するといいと思います。
あとは、どのような料理に使うかを考えて選びましょう。鍋とかに使いたいならゆず系がいいし、お菓子やドリンクに使いたいならレモンやライムなどがいいと思います。
またいつか時間がある時に日本の香酸柑橘の種類をまとめてみようと思います。
香酸柑橘は一般的に『ゆず』や『すだち』ぐらいしか知られてないけど、もっといろんな種類がありますし、『ゆず』一つとってもいろんな品種がありますよ。
まとめ
ライムやレモンなどの香酸柑橘類はトゲが多かったり、カイヨウ病などに耐性があまりなく栽培が大変だったりします。
ですが、こういう交雑系の香酸柑橘は栽培が容易であり、家に一本あると料理に使えて便利です。以下のリンクにいろんな香酸柑橘の苗の種類なども書いているのでよかったら挑戦してみてください。
ライム関係記事
ライム関係の記事はこちらになります。
ライムを含む香酸柑橘類の種類についてはこちらに書いてます。
また、柑橘系の香りが好きなのであれば、以下のハーブ類もおすすめです。