日本庭園にも洋風の庭園にも合い、さらにスポーツにも使用できるような芝のスペースにあこがれます。
植物研究家
一体芝生の庭を作成・維持するのにどんな道具が必要で、どれぐらいの価格がかかるのかちょっと調べてみました。結論としては芝生代より維持するための機材にお金がかかるようです。
芝の庭を作るための初期費用
まずは、芝を植えるまでの初期費用を計算してみました。土地はあるものとして、最初に必要な初期費用は苗代と整地費用になります。
芝の費用
芝を植えたい場合、種まきかマット(芝がマット状になったもの)を購入するかの2択になると思います。しかし時間の短縮と、種での増殖が難しい品種があるためここではマットで計算します。
植物研究家
ですが場所ごとの選定(暖地向けなどの環境に応じた品種選定や、オーバーシードの利用、混植などの検討)も必要です。
・現在『TM9』は1m2当たり1200円程度で購入可能。これを広さから計算します。人気の品種ですが意外と安くなります。
整地費用
まず、芝を植える前に好みの形状を作成し、さらに植えつけできる土壌条件にする必要性がある。これは人の好み次第なので、価格は人それぞれ。
芝管理でかかる費用計算
芝を調べていて意外だったのが管理するための費用が意外とかかること。以下にかかる費用をまとめてみた。
水まき費用
芝は水が必要となるため、水まきの費用がかかります。土壌条件や品種選定にもよりますが、一般的には夏場の晴れた日には毎日、それ以外も3~4日に一回程度の水まきが必要になるようです。
助手のハム
水道代がかかるのは当然として、水道設備の設置や、自動散水機なども設置するとなるとさらに費用がかかります。DIYで散水設備を設置するのに必要となる物を以下に書き出してみた。
ホース
ホームセンターで切り売りしてもらうのがよいです。けど、リールタイプの方が楽です。安いものであれば数千円で購入できますが、耐圧タイプだと5千円ぐらいはみておいた方がよさそうです。
タイマー付散水機
散水タイマーは電池不要の簡易な物なら千円代からあります。電池式で高価な物になるとセットで万単位になる場合が多いです。どの程度まで求めるかで決まります。
安い簡易タイマーと簡易スプリンクラーのセットもいいですが、夏の暑い時間帯だとレンズ効果で植物が日焼けしないよう注意と、自分が濡れないようにする注意が必要です。
二つセットで4千円程度あれば購入が可能ですね。
蛇口の栓ジョイント
散水機に付属していたらよいが、ない場合はニップルなどの購入が必要。これは1個500円ぐらいあれば購入できますね。
芝刈り機器
手でやるのもいいけど、手間がかかるため機械があったほうがよい。草刈りに慣れている人であれば草刈り機でやってもいいかも?
手動式芝刈り機
電気を使わない手動式芝刈り機は五千円前後から購入できます。
電動式芝刈り機
電動式の芝刈り機は手動式に比べてやはり高いですね。安いものでも7〜8千円ぐらいかかりそうです。
肥料・土壌改良剤
肥料のやりすぎはよくないが、最低限バランスの良い生育をさせたほうがよい。また、病原菌が繁殖しないよう土壌改良剤も必要になる場合がある。
消毒・除草剤
芝は意外と病気に弱い面もあるようです、特に姫高麗芝などでは消毒回数が多くなる可能性がありそうです。
また、雑草に関しては手で抜いて対応できたらいいですが、ある程度の面積となると、芝の間に生えてくる雑草を除くため、専用の除草剤を使用する必要性が出てきます。
芝の病気用消毒剤
芝に生える雑草の除草剤
エアレーション
芝はときおりエアレーションのために穴をあける必要性があります。ローンスパイクやローンパンチと言う道具を使用して穴を空けていきます。安いもので千円代からあります。
サッチング
古い芝(サッチ)を取り除く作業が必要になります。これは機械を買うとと数十万円かかるため、何としても人力でやるほうがよさそうです。
基本的にはレ-キで取り除き、残ったものを分解材で処理すると言う形がよさそうです。5〜6千円ぐらいで購入できそうです。
実は芝生の管理って実は適当でOK?
正直芝生の管理ってめちゃくちゃお金もかかるし大変そうじゃない? と思って色々見ていたら手抜き管理している以下の記事を見つけました。
⇒芝生のお手入れ20年の集大成!超手抜きの芝生管理法【保存版】
たしかにプロが時間をかけて見せるために管理しているようなことやってたら無理だ。そして芝生ってしっかり根をはって他の植物の侵入を抑えてくれるため『クラピア』などより放置時間が長くてもキレイに見える。
植物研究家
わたしも草丈が低く管理が楽なTM9を試しに購入して手抜き管理の芝生を作成してみようと思います。
芝生の水はけ改善方法
芝生って管理も大変ですが、雨が降った後の水の流れも注意しなくてはいけないようです。以下の動画のようにきちんと水を流れる通路を作ってあげるといいですね!
芝生作成価格のまとめ
苗や機器に関してはサッチングのための機械を買ったりしなければそれほどかからない感じですね。
しかし、植物栽培のための水やりの頻度が高く水道代がある程度かかることと、病気にも意外と弱い面があり、芝刈りを含めて管理に結構な手間がかかりそうです。
また、暖地ではオーバーシードなどをしなければ冬場の緑化は無理らしい。
結論として、ある程度時間と金銭的に余裕がないと厳しいかなって思った。
人工芝がなぜ作られたのかがわかった気がした今日この頃でした。