斑入りヤツデ『村雲錦』の写真17

庭付きの家を持っていたり、庭付きのアパートを賃貸していると楽しめるのが庭作り。管理は大変ですが庭があるといろんなことに挑戦できますよね。例えば寒さと乾燥に強い斑入りユッカなどを使ったドライガーデン作り

ユッカでドライガーデンを作成している写真

料理や香りを楽しめる斑入りのハーブガーデン。

斑入りミントの大株を剪定した写真

目かくしをかねて石垣などに合わせたいキレイな斑入りコニファーなどの風よけ植物

斑入りの風よけ樹木写真

集めるとジャングルっぽい雰囲気がだせる熱帯ガーデン。斑入りクワズイモ斑入りモンステラがカッコいい!

庭に植えた斑入りクワズイモの写真

小さなプランターなどでコンパクトに飾りやすい斑入りの多肉植物。室外なら斑入りエケベリアがおすすめ。

プランターに植えられた多肉植物の写真

植物探究家植物探究家

普通のアパートだと現状回帰が必要なので大きな変更は難しいです。

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原状回復が不要な「借主負担DIY型」賃貸借契約の賃貸物件をさがすか、らくらくレンガのような分解・移動ができるものを使いましょう。

植物に囲まれたおしゃれな庭を作るためには何が必要でどこまでDIYで可能か気になったので以下にまとめました。難しいところはプロに任せましょう!

DIYで可能な外構工事植栽風よけ樹木芝などのグランドカバープランツの植え付けなど)。
家から離れたパーゴラやガーデンアーチの設置(フェンスと違い少し傾いてもなんとかなる)。
ビニール温室の設置
ライトアップ(屋外コンセント工事はプロに)。
差し込み式ブロックを使った花壇作り
・プランター付き置くだけ目隠しフェンスの設置。
・敷石の設置や砂利敷。
 
プロに頼むべき外構工事ガラス温室の設置
・モルタルを使用したブロックなどの接着。
・フェンスの設置。
・タイル張り。
・コンクリート土間の作成。

※これらは失敗するとやり直し部位が大きくてお金がかなりかかるだけなく、廃棄物処理などにもけっこうお金がかかります。

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基本的にプロに任せるときは相見積もりをとることから始めますが、プロがオススメしているのは基本的にタウンライフの外構工事の一括見積もりサービスですね。

タウンライフの外構工事ページへ

2023年3月時点で登録業社が580社以上となっておりますが他にはもっと多い会社があります。しかしそれは基準をクリアした信頼性のある会社だけ取り扱っているから。

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アンケート評価も3冠をとっていますし、こういう信頼性があるところじゃないと頼むのが怖いです。

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リノベーション業者の探し方についてはこちらの記事で説明しています。

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斑入り植物』を愛する斑入り植物探究家。自分が好きな植物に囲まれたおしゃれな家作りを目指しています。Youtubeインスタも見てね。

庭づくりを始める前に外構工事・エクステリア工事・造園工事の意味を知ろう!

家の庭を工事しようと調べていると外構工事・エクステリア工事・造園工事などいろんな言葉が出てきます。外構工事とエクステリア工事は業者により違いを説明しているところもありますが同じと考えてOKです。

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外構工事は建物以外の外回りの工事を意味します。

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ちなみにエクステリアはインテリアの反対語。家の中の装飾品はインテリア、外の装飾品はエクステリアです。

ですが外構工事(エクステリア工事)と造園工事は異なります。家の庭園づくり部分だけを行うのが造園工事となります。造園業者さんは庭園づくりだけでなく管理もしており、個人の庭や公園などの手入れも行なっています。

またリノベーションをDIY(do it yourself-素人が自分自身でやる)で行うことをセルフリノベーションといいます。この言葉も覚えておくといいですよ。

植物でデザインする庭におすすめのエクステリア

いろんな種類の植物で庭をデザインするならそれをオシャレに演出するエクステリアも必要ですよね。以下にエクステリアについて説明います。

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外に置く装飾品のことをエクステリアと呼びます。

植物を保温するグリーンハウス

外で植物を育てるなら欲しいのがグリーンハウス(野外温室)。ガーデンルームなどと違い家と離れた場所に作る温室のことをいいます。

熱帯植物などは寒さに弱く、5度以下ぐらいで痛み始める植物が多いです。どれぐらい耐寒性があるかはUSDA Plant Hardiness Zone Mapと呼ばれる生育限界地図から確認するとわかりやすいです。

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植物の学名+USDA zoneで検索するとどのエリアになるのか調べやすいよ。

ちなみに日本のUSDA zoneはこちらのサイトをみるとわかりやすいです。そのままで越冬出来なさそうであれば寒さを防ぐグリーンハウスが必要となります。

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グリーンハウスにもいくつか種類があり、ビニールハウスは安いですがガラス温室はキレイですがめちゃくちゃ高いです。詳しくは以下の記事を見てください。

家庭用ガラス温室の種類と値段をチェック! 家庭用温室で寒さから植物を守ろう。

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お金に余裕があり、大きなリノベーションを行う時などでないとなかなか手が出せない一品です。小さなものでも何十万円もします。

逆に強風には弱いですが価格が安く済むのはビニールハウス。以下のようなおしゃれなタイプもあるので魅力的です。家庭で使われているのは一般的にこちら。

植物を育てるビニール温室の種類。小型サイズなら風で飛ばない室内置きがおすすめ!

自分の状態にあったグリーンハウスを設置しましょう!

簡単な差し込み式花壇作り

庭を植物で飾るならまず作りたいのが花壇作り。花壇は自作でも可能です。簡単な風除けがあるところならはめ込み式の花壇ブロックで十分耐えれます。

高さを調整し、土で固め終わった花壇ブロックの写真2

置くだけの花壇ブロックでドライガーデン作り。植物選びは重要だよ!

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またある程度の大きさの花壇なら差し込むだけで作れる『らくらくレンガ』を利用するといいですね。

【モルタルなし】積むだけで簡単に花壇ができる『らくらくレンガ』が便利!

ただしおしゃれな本格的な花壇はプロにお願いしましょう。コンクリートとかで失敗すると後始末がすごく大変です。【ロイヤルガーデン】など実績ある専門業者さんにお願いしましょう。

パーゴラやガーデンアーチで植物の棚作り

設置がちょっと大変ですがパーゴラ(pergola)やガーデンアーチと呼ばれる棚を作るとバラのようなツル性植物をおしゃれに飾れます。

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基礎の部分は以下の動画のようにコンクリートを減らして設置することも可能だよ。

ですが無理にDIYをするのはやめておきましょう。難しいと感じたらまずお庭工事の専門業者に見積もりをもらい予算内にならプロに任せたほうが安心です。

ライトアップしたナイトガーデンを楽しもう

庭は夜になってもナイトガーデンという楽しみ方があります。ちょっと電気代がかかってしまいますけどね。以下のようにプロが作ったナイトガーデンはとてもきれいですよね。

家庭でやるなら簡単なライトアップするだけでいっぱいいっぱいかな。ライトアップするなら造園業界で有名なタカショーの『ひかりノベーション』が簡単設置&きれいなのでおすすめ。

100v電源で簡単設置可能なのがいいところ。野外コンセントがない場合は電気工事を行う必要性が出てきますが、DIYでライトアップするならぜひ検討して欲しい一品です。

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もし大規模に200v電源でライトアップを行う場合はプロの業者さんに工事をお願いするのが無難ですよ。

全国対応の電気工事会社はこちら

中庭はデメリットが多い。普通の庭か天窓で室内緑化がオススメ

完全に四方が囲まれたロの字形であればいいですが、L字やコの字型だと台風の風をまともに受けたりするため台風など自然災害のリスクは増えます。

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台風は年々巨大化しているし、コースどりも変化しています。

また中庭を作る場合は柱や窓などの必要数も増え建築費用はあがります。当然メンテナンス費用も上がってきましす。ただし以下のようなメリットもあります。

中庭のメリット・光が室内に入りやすくなる
・風とうしがよくなる。
・あまり周りの目が気にしなくていい空間が作れる

ですがそれならインドアガーデンで十分と思われます。最近はガラス製の透明な瓦が販売されており、和風の一軒家でも天窓が作りやすくなっております。

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ただしドローンのような空中撮影機器もある時代なのである程度の目隠しは必要となります。

あとはRC造、SRC造の家であればしっかりした造りなので屋上庭園を検討するのもいいですね。次の項でまとめていきます。

建物構造の説明・W造は木造
・S造は鉄骨造
・RC造は鉄筋コンクリート造
・SRC造は鉄筋鉄骨コンクリート造

素人の屋上庭園(屋上緑化)は小型植物を選ぼう

コンクリートを使った建物であれば屋上庭園(屋上緑化)するのもいいですね。『らくらくレンガ』のような差し込み式のレンガで花壇をつくると楽です。

【モルタルなし】積むだけで簡単に花壇ができる『らくらくレンガ』が便利!

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ただし以下のような対策は必要ですよ。

屋上緑化に必要な対策・固定できないなら背の高い木質の植物は控える。
・もし風でとんでも大丈夫なようにネットを貼る
・遮根シートを貼る。
・耐荷重をこえないよう軽量のブロックや培地などを使う。
・台風前にある程度室内に取り込めるような体制をとっておく。

大型の樹木は難しいため小型の植物をレンガ花壇で栽培し、あるていど大きさのある植物は台風時に取り込めるようキャスター付きのプランターや鉢カバーに入れて栽培することをお勧めします。

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小さな鉢物が多いのであればキャスター付きの多段式フラワースタンドもおすすめだよ。ただし強風で鉢が飛んで割れてしまうリスクは高めです。

植栽の注意点と選び方

植栽をするときはその植物が本当に庭にあっているのかを確認し、状況に応じて根っこなどによる影響を抑える必要性があります。植えてから後悔しないよう注意してください。

【注意!】これだけは庭に植えてはいけない危険な植物と困ったときの対処方法

本格的な庭造りを考えると大きな金額がかかる場合が多いです。お金がかからないようなるべくセルフリノベーションで進めたいですよね。

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ですがその場合はしっかりと知識や経験が必要になります。最低限の講習や資格をしっかり受けておきましょう。

そうするとプロの専門業者さんに頼むときにも話がしやすいですよ。全くわかっていないと足元を見られる可能性もありますしね。また特に高額になるトラックや重機の利用はリース会社をうまく活用しましょう。

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安い中古品を探すよりも、新しい機器を短期間使った方が安く済みますよ。

外構工事はやらないほうがいい?

外構工事はやらないほうが当然お金はかかりません。ですが以下のようにやってない場合にはいろいろなデメリットが出てきます。

外構工事がない場合のリスク・台風などの強風による被害の発生。
・通行者へのセキュリティ不足。
・雨の後に道路から車による泥はねの発生。
・敷石などがないことによる雑草の管理問題。
・隣の家への洗濯物などの飛来や丸見え問題の発生。

台風などの自然災害に関しては保険にしっかり入っていたら補償が入ってくる可能性がありますが、その他はどうにもなりません。しっかり外構を整えることをおすすめまます。

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保険も災害にあったものが必要。掛け捨て保険は台風の豪雨や洪水による『水災』や、暴風による『風災』が対象に入っていないものが多いよ。

台風などの自然災害の防災対策と被害対応方法

お金をおさえたいのであれば家の周り全体を外構工事するのではなく、玄関付近や人が集まり窓が大きいリビング周辺のみ工事をするのも一つの手ですよ。(全て見えない柵で囲むと入ると外から見えないため逆に狙われやすくなることも!)

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エクステリアのグレードを落とすのもいいですが、納得いかない大きな工事はあとで後悔しますよ。

あと値段を抑えるうえで最も重要なのは相見積もりをとっておくこと。一箇所だけだと適正な値段か判断するのは難しいです。

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基本的にプロがオススメしているのは基本的にタウンライフの外構工事の一括見積もりサービスですね。

タウンライフの外構工事ページへ

まずいくつか見積もりをもらい、その上でやるかどうか判断しましょう。そしてそれを武器に値引き交渉を始めましょう。

あと注意点としてはわからないからといって外構工事なのにハウスメーカーにお願いをするなどはやめておきましょう。分野が違う会社に頼めばそこから委託され仲介手数料がかかってくることになりますよ!


庭づくり(外構工事)におすすめの植物たち

デライトの斑点写真

庭にブルーベリーなどの小果樹があると見た目だけでなく果実まで楽しめちゃいます。また庭にキレイな植物があると庭造りが楽しくなりますよね。

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ここでは庭に植えると楽しくなる植物たちの分類を簡単にまとめています。

庭にさわやかな香りをもたらすハーブ類

庭にハーブがあるとそばを歩くだけでいい香りがします。つみたてのフレッシュハーブティーが楽しめるのも最高。

レモンバーベナの写真

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レモン系のハーブがさわやかな香りで初心者にはおすすめだよ。

庭やベランダで育てやすい小果樹

家庭で育てるなら鉢植えにしやすい小果樹や、市販でなかなか買えない珍しい果樹を植えるとおもしろいです。

成長し、キレイな斑入りになったムサ アエアエの写真

植物探究家植物探究家

最近はバナナもふつうにネットに買える時代ですよ。おすすめの苗木ショップはこちらにまとめています。

グランドカバーはどれがいい?

私がグランドカバーに選んだのは芝桜。春に咲く小さい花がキレイなんですよね〜。ですが人が歩く場所にはちょっと不向き。

芝桜の写真

だから芝にしようと思ったのですが、維持が大変で費用もかなりかかるということがわかったので今回はあきらめました。

芝生の庭を作成するのにかかる費用

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管理が楽とよばれるTM9でも管理用の道具などは必要になりますからね。

だからいいものがないか探していると。『クラピア』と呼ばれるすごいグランドカバーがあることを見つけました!

『クラピア』は国内の在来種であるイワダレソウを改良して作られたグランドカバー。他の植物と比べると以下のようないい点があります。

クラピアの良い点

  • 芝より10倍早く成長。
  • 白とピンクのかわいい花が咲く。
  • 耐寒性と耐暑性がある。
  • 手間がかからない。
  • 耐踏性がある。
  • 逆に悪い点は以下のとおり。芝と比べると冬に枯れた後の見た目が悪いんですよね。あとクラピアも年1〜2回刈り込む必要性がある。

    クラピアの悪い点

  • 冬の見た目が悪い。
  • 白絹病が出ると被害が大きい。
  • 放置時の荒れ具合は芝よりヒドイ。
  • ですがそれ以上に良い点が多いです。庭の土が流されるのが気になってるので私もグランドカバーに力入れようと思います。芝桜を植えたけどあれは踏むとよくないですからね〜。

    助手のハム助手のハム

    せまいエリアならオワコンと人工芝のコンビがいいんですけどね〜。

    あまりにも広いエリアならザバーンのように透水性があり、雑草をおさえれるシートを使うのもおすすめですよ。

    見栄えがいい樹木を風除けにしよう

    風除けにはいろんな方法があります。ですがやはり樹木を風除けにすると美しいものです。

    斑入りコニファー(Conifer variegated)

    植物探究家植物探究家

    私は斑入りコニファーを風除け用に植え付けています。

    昔から風除けに使われてきた樹木はかなりの種類があります。その中で特に使いやすそうな樹木を以下にまとめていますので、庭木の植え替えを検討しているなら参考にしてください。

    庭や畑におすすめの風除けになる木の種類|風よけ対策として庭木に使おう!