庭付きの家を持っていたり、庭付きのアパートを賃貸していると楽しめるのが庭作り。管理は大変ですが庭があるといろんなことに挑戦できますよね。例えば寒さと乾燥に強い斑入りユッカなどを使ったドライガーデン作り。
料理や香りを楽しめる斑入りのハーブガーデン。
目かくしをかねて石垣などに合わせたいキレイな斑入りコニファーなどの風よけ植物。
集めるとジャングルっぽい雰囲気がだせる熱帯ガーデン。斑入りクワズイモや斑入りモンステラがカッコいい!
小さなプランターなどでコンパクトに飾りやすい斑入りの多肉植物。室外なら斑入りエケベリアがおすすめ。
植物研究家
助手のハム
植物に囲まれたおしゃれな庭を作るためには何が必要でどこまでDIYで可能か気になったので以下にまとめました。難しいところはプロに任せましょう!
・家から離れたパーゴラやガーデンアーチの設置(フェンスと違い少し傾いてもなんとかなる)。
・ビニール温室の設置。
・ライトアップ(屋外コンセント工事はプロに)。
・差し込み式ブロックを使った花壇作り。
・プランター付き置くだけ目隠しフェンスの設置。
・敷石の設置や砂利敷。
・モルタルを使用したブロックなどの接着。
・フェンスの設置。
・タイル張り。
・コンクリート土間の作成。
※これらは失敗するとやり直し部位が大きくてお金がかなりかかるだけなく、廃棄物処理などにもけっこうお金がかかります。
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2023年3月時点で登録業社が580社以上となっておりますが他にはもっと多い会社があります。しかしそれは基準をクリアした信頼性のある会社だけ取り扱っているから。
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庭づくりを始める前に外構工事・エクステリア工事・造園工事の意味を知ろう!
家の庭を工事しようと調べていると外構工事・エクステリア工事・造園工事などいろんな言葉が出てきます。外構工事とエクステリア工事は業者により違いを説明しているところもありますが同じと考えてOKです。
植物研究家
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ですが外構工事(エクステリア工事)と造園工事は異なります。家の庭園づくり部分だけを行うのが造園工事となります。造園業者さんは庭園づくりだけでなく管理もしており、個人の庭や公園などの手入れも行なっています。
またリノベーションをDIY(do it yourself-素人が自分自身でやる)で行うことをセルフリノベーションといいます。この言葉も覚えておくといいですよ。
植物でデザインする庭におすすめのエクステリア
いろんな種類の植物で庭をデザインするならそれをオシャレに演出するエクステリアも必要ですよね。以下にエクステリアについて説明います。
植物研究家
植物を保温するグリーンハウス
外で植物を育てるなら欲しいのがグリーンハウス(野外温室)。ガーデンルームなどと違い家と離れた場所に作る温室のことをいいます。
熱帯植物などは寒さに弱く、5度以下ぐらいで痛み始める植物が多いです。どれぐらい耐寒性があるかはUSDA Plant Hardiness Zone Mapと呼ばれる生育限界地図から確認するとわかりやすいです。
植物研究家
ちなみに日本のUSDA zoneはこちらのサイトをみるとわかりやすいです。そのままで越冬出来なさそうであれば寒さを防ぐグリーンハウスが必要となります。
助手のハム
⇒家庭用ガラス温室の種類と値段をチェック! 家庭用温室で寒さから植物を守ろう。
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逆に強風には弱いですが価格が安く済むのはビニールハウス。以下のようなおしゃれなタイプもあるので魅力的です。家庭で使われているのは一般的にこちら。
⇒植物を育てるビニール温室の種類。小型サイズなら風で飛ばない室内置きがおすすめ!
自分の状態にあったグリーンハウスを設置しましょう!
簡単な差し込み式花壇作り
庭を植物で飾るならまず作りたいのが花壇作り。花壇は自作でも可能です。簡単な風除けがあるところならはめ込み式の花壇ブロックで十分耐えれます。
⇒置くだけの花壇ブロックでドライガーデン作り。植物選びは重要だよ!
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⇒【モルタルなし】積むだけで簡単に花壇ができる『らくらくレンガ』が便利!
ただしおしゃれな本格的な花壇はプロにお願いしましょう。コンクリートとかで失敗すると後始末がすごく大変です。【ロイヤルガーデン】など実績ある専門業者さんにお願いしましょう。
パーゴラやガーデンアーチで植物の棚作り
設置がちょっと大変ですがパーゴラ(pergola)やガーデンアーチと呼ばれる棚を作るとバラのようなツル性植物をおしゃれに飾れます。
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ですが無理にDIYをするのはやめておきましょう。難しいと感じたらまずお庭工事の専門業者に見積もりをもらい予算内にならプロに任せたほうが安心です。
ライトアップしたナイトガーデンを楽しもう
庭は夜になってもナイトガーデンという楽しみ方があります。ちょっと電気代がかかってしまいますけどね。以下のようにプロが作ったナイトガーデンはとてもきれいですよね。
家庭でやるなら簡単なライトアップするだけでいっぱいいっぱいかな。ライトアップするなら造園業界で有名なタカショーの『ひかりノベーション』が簡単設置&きれいなのでおすすめ。
100v電源で簡単設置可能なのがいいところ。野外コンセントがない場合は電気工事を行う必要性が出てきますが、DIYでライトアップするならぜひ検討して欲しい一品です。
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中庭はデメリットが多い。普通の庭か天窓で室内緑化がオススメ
完全に四方が囲まれたロの字形であればいいですが、L字やコの字型だと台風の風をまともに受けたりするため台風など自然災害のリスクは増えます。
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また中庭を作る場合は柱や窓などの必要数も増え建築費用はあがります。当然メンテナンス費用も上がってきましす。ただし以下のようなメリットもあります。
・風とうしがよくなる。
・あまり周りの目が気にしなくていい空間が作れる
ですがそれならインドアガーデンで十分と思われます。最近はガラス製の透明な瓦が販売されており、和風の一軒家でも天窓が作りやすくなっております。
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あとはRC造、SRC造の家であればしっかりした造りなので屋上庭園を検討するのもいいですね。次の項でまとめていきます。
・S造は鉄骨造
・RC造は鉄筋コンクリート造
・SRC造は鉄筋鉄骨コンクリート造
素人の屋上庭園(屋上緑化)は小型植物を選ぼう
コンクリートを使った建物であれば屋上庭園(屋上緑化)するのもいいですね。『らくらくレンガ』のような差し込み式のレンガで花壇をつくると楽です。
⇒【モルタルなし】積むだけで簡単に花壇ができる『らくらくレンガ』が便利!
植物研究家
・もし風でとんでも大丈夫なようにネットを貼る
・遮根シートを貼る。
・耐荷重をこえないよう軽量のブロックや培地などを使う。
・台風前にある程度室内に取り込めるような体制をとっておく。
大型の樹木は難しいため小型の植物をレンガ花壇で栽培し、あるていど大きさのある植物は台風時に取り込めるようキャスター付きのプランターや鉢カバーに入れて栽培することをお勧めします。
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植栽の注意点と選び方
植栽をするときはその植物が本当に庭にあっているのかを確認し、状況に応じて根っこなどによる影響を抑える必要性があります。植えてから後悔しないよう注意してください。
⇒【注意!】これだけは庭に植えてはいけない危険な植物と困ったときの対処方法
本格的な庭造りを考えると大きな金額がかかる場合が多いです。お金がかからないようなるべくセルフリノベーションで進めたいですよね。
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そうするとプロの専門業者さんに頼むときにも話がしやすいですよ。全くわかっていないと足元を見られる可能性もありますしね。また特に高額になるトラックや重機の利用はリース会社をうまく活用しましょう。
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外構工事はやらないほうがいい?
外構工事はやらないほうが当然お金はかかりません。ですが以下のようにやってない場合にはいろいろなデメリットが出てきます。
・通行者へのセキュリティ不足。
・雨の後に道路から車による泥はねの発生。
・敷石などがないことによる雑草の管理問題。
・隣の家への洗濯物などの飛来や丸見え問題の発生。
台風などの自然災害に関しては保険にしっかり入っていたら補償が入ってくる可能性がありますが、その他はどうにもなりません。しっかり外構を整えることをおすすめまます。
助手のハム
お金をおさえたいのであれば家の周り全体を外構工事するのではなく、玄関付近や人が集まり窓が大きいリビング周辺のみ工事をするのも一つの手ですよ。(全て見えない柵で囲むと入ると外から見えないため逆に狙われやすくなることも!)
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あと値段を抑えるうえで最も重要なのは相見積もりをとっておくこと。一箇所だけだと適正な値段か判断するのは難しいです。
助手のハム
まずいくつか見積もりをもらい、その上でやるかどうか判断しましょう。そしてそれを武器に値引き交渉を始めましょう。
あと注意点としてはわからないからといって外構工事なのにハウスメーカーにお願いをするなどはやめておきましょう。分野が違う会社に頼めばそこから委託され仲介手数料がかかってくることになりますよ!
庭づくり(外構工事)におすすめの植物たち
庭にブルーベリーなどの小果樹があると見た目だけでなく果実まで楽しめちゃいます。また庭にキレイな植物があると庭造りが楽しくなりますよね。
助手のハム
庭にさわやかな香りをもたらすハーブ類
庭にハーブがあるとそばを歩くだけでいい香りがします。つみたてのフレッシュハーブティーが楽しめるのも最高。
植物研究家
庭やベランダで育てやすい小果樹
家庭で育てるなら鉢植えにしやすい小果樹や、市販でなかなか買えない珍しい果樹を植えるとおもしろいです。
グランドカバーはどれがいい?
私がグランドカバーに選んだのは芝桜。春に咲く小さい花がキレイなんですよね〜。ですが人が歩く場所にはちょっと不向き。
だから芝にしようと思ったのですが、維持が大変で費用もかなりかかるということがわかったので今回はあきらめました。
助手のハム
だからいいものがないか探していると。『クラピア』と呼ばれるすごいグランドカバーがあることを見つけました!
『クラピア』は国内の在来種であるイワダレソウを改良して作られたグランドカバー。他の植物と比べると以下のようないい点があります。
逆に悪い点は以下のとおり。芝と比べると冬に枯れた後の見た目が悪いんですよね。あとクラピアも年1〜2回刈り込む必要性がある。
ですがそれ以上に良い点が多いです。庭の土が流されるのが気になってるので私もグランドカバーに力入れようと思います。芝桜を植えたけどあれは踏むとよくないですからね〜。
助手のハム
あまりにも広いエリアならザバーンのように透水性があり、雑草をおさえれるシートを使うのもおすすめですよ。
見栄えがいい樹木を風除けにしよう
風除けにはいろんな方法があります。ですがやはり樹木を風除けにすると美しいものです。
植物研究家
昔から風除けに使われてきた樹木はかなりの種類があります。その中で特に使いやすそうな樹木を以下にまとめていますので、庭木の植え替えを検討しているなら参考にしてください。