ピンクレモネードを植え付けた写真

今回購入した柑橘の苗は斑入りレモンの『ピンクレモネード』という品種です。お得な楽天のブラックフライデーセールで購入しました。

この品種の特徴は斑入りの葉なのは当然として、果実も斑入りの果実がなるんですよね。そんな斑入りレモン『ピンクレモネード』の写真と、栽培記録を載せていこうと思います。

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斑入り植物』を愛する斑入り植物探究家。自分が好きな植物に囲まれたおしゃれな家作りを目指しています。Youtubeインスタも見てね。

ピンクレモネードの地上栽培

今回購入した柑橘苗の『ピンクレモネード』の写真は以下のとおりです。キレイな斑入りの葉をつけたレモンです。時間省略のために大苗を購入しました。

ピンクレモネードの苗写真

1年生の苗を購入すると結実まで数年待つ必要性があります。さすがにそこは趣味の世界ですし、もったいないけどお金の力で省略します。

届いた苗は根巻の苗です。さすがにこの大きさまで鉢植えで育てているところはなかなかないですからね。

ピンクレモネードの根巻状態写真

ピンクレモネードの葉は斑入りですが、古い葉と新しい葉で見た感じが違います。こちらは古い葉です。白い斑入り部分と黄緑の部分、そして緑の部分に別れています。

ピンクレモネードの旧葉写真

ピンクレモネードの新しい葉は以下の通りです。色の区分けは古い葉と同じですが、全体的に黄色っぽくて中間の色があまり目立ちません。

ピンクレモネードの新葉写真

ピンクレモネードはトゲと越冬に注意!

ピンクレモネードはあるていど寒さに強いとの情報がありますが、マイナス数度までいくとかなり葉を落とし枝も弱いものは枯れてしまいます。そこから以下のように葉っぱを出してくれてもなかなか大きくなっていきません。

だから鉢植え栽培ではなく地植えするのであればビニールをかけるなどなにかしらの防寒対策が必要です。

植物探究家植物探究家

鉢植えにして軒下に置く場合も根っこが寒さでダメにならないように注意が必要。地中は温度が高いんです。

それとピンクレモネードは結構強めのトゲが出ます。数多く栽培すると処理が大変ですが、庭で一本育てるぐらいであればトゲを剪定バサミで落としてしまいましょう。

ピンクレモネードのトゲ写真

剪定などの栽培管理に使用する道具類については以下の記事でまとめています。

果物がなる果樹栽培に使う道具の種類。自宅でフルーツを収穫しよう

届いたピンクレモネードの大苗には小さな果実が付いていました。よく見るとすでに斑入りの状態に見えます。

ピンクレモネードの幼果写真

しかしさすがにこのサイズでは大きくならず果実が落下してしまいました。

ピンクレモネードを購入した理由

ピンクレモネードは斑入り植物にはまっていますし、過去の庭に植えてる柑橘苗を切り替えたいという気持ちがあって購入しました。あまりいい思い出がないですが、カットするのも勿体無いんですよね。

だから接木などをして、観賞用の柑橘であるピンクレモネードに切り替えてしまいます。

最後に買った柑橘の苗はタヒチライムと早生タイプのグレープフルーツです。あれからかなりの年月が経過してるなぁ。

特にグレープフルーツは元気で大きくなりすぎてしまっています。以下の写真のように放任栽培でもいい果実がとれるからまぁいいんですが。

ちなみに、この二つの柑橘類を購入したのは以下のような栽培するメリットがあったからです。

・病害に強い品種で、新しい品種と比べて手間をかけなくても元気に育つこと。

・糖度が少なく、果実が獣害にあいづらい。

・摘果という人手がいる作業が少なく、人手が確保できずらい時代に適している。

・山間部では寒さが来る前に収穫を終わらせることができる。

・国産品の希少性があり、消費もあるためそれなりの単価が望める。

つまり、価格が高い時期に柑橘を早出しできず、寒さや獣害のリスクが高い山間部などでの柑橘栽培をする場合にはメリットが大きい品種ですね。

特に貯蔵施設などがある場合にはメリットがでかいです。そして、大量生産までせずとも、希少性からそれを目玉として多品種をつなげて販売する戦略も考えれるのがいい点です。

まぁ、諸事情でしっかりと栽培はできませんでしたが、栽培していたら面白かっただろうなと思う今日この頃です。

まとめ

観賞用として植えるなら斑入りの柑橘類もキレイでおもしろいですね。

当然斑入りなので普通の柑橘類より弱く果実の量は少ないでしょう。ですが、庭木として植えるならこういう品種の方がキレイでいいかもしれませんね。

料理につかいやすい香酸柑橘の種類については以下のところにまとめています。

料理に合わせたいすっぱい香酸柑橘の種類

また、『斑入り』についての説明や、他の斑入り植物については以下の記事で説明しています。

斑入り植物の種類と育て方