和風ハーブの種類と選抜例

昔、和風ハーブに興味があり、和風の草本系ハーブ以外に樹木系の和風ハーブであるウラジロガシを試験栽培していたことがありました。

ここではどういった和風ハーブの種類があるのかや、樹木系ハーブを選択する例をまとめておきました。

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草本系ハーブ

日本に元来ある草本系ハーブといえばミツバなどなどがありますよね。しかし、シソなども日本原産と思っていたら違うなど調べると意外な事実がわかります。そんな草本系和製ハーブの種類をいくつかまとめておきます。

日本原産の草本系ハーブ

よく見かけれれる日本原産の草本系和風ハーブをまとめました。

明日葉

天ぷらや青汁などで利用されている『明日葉』。他地域での栽培が難しいとの話も聞きますが、根づけば栽培自体は楽そうです。

ギョウジャニンニク 苗

収穫まで年数がかかる『ギョウジャニンニク』。そのぶん成分がしっかり蓄積されてそうです。暑いエリアでの栽培は不向きです。

ギョウジャニンニク 苗

セリ

春の7草にも選ばれている日本原産の植物です。

ハッカ

ハッカは海外のミントを改良したものかと思っていたら、北海道原産種を改良してできた品種のようでした。

ミツバ

吸い物にちょこんと乗せられているといい感じになりますよね。これも日本原産の植物のようです。

他国原産の草本系ハーブ

原産地は他国と思われるが日本での栽培と利用が根付いている草本系和風ハーブをまとめました。

シソ

梅干しや魚介類の刺身やフライなどに使われる『シソ』。用途に応じ、いろいろな品種が開発されています。

ヨモギ

ヨモギ餅や天ぷらなどに利用されていますね。田舎だとその辺にはえているものですが、都会の人向けに苗も販売されているんですね。

生姜

生姜は日本原産と思ってたら違って驚きました。薬味として利用もいいですが、そのまま酢味噌をつけてかじったり、甘酢漬けなんかもおいしいですよね。

ニラ

ちょっと匂いもある『ニラ』。炒め物に使うとおいしいですよね。ニラもいろいろな品種があるようです。

樹木系和風ハーブ

もともと日本にあるサンショウなどの和風樹木系ハーブはいろいろな種類があります。過去試しに樹木系のハーブも栽培していたので、選択基準の例を載せておきます。

基本的に和風の樹木系ハーブは精油として利用されています。以下のところで精油と共に利用される樹木種類をまとめています。

知っておきたい国産アロマオイル(精油)の種類

なぜ樹木系ハーブか?

なぜ樹木系の和風ハーブを植えたかというと理由は以下の通りです。草本系ハーブより時間はかかるけど、そのあとが楽なんですよね。

1、果実系は獣害でダメになってしまう可能性がある。

2、原産地が限られている商品は輸入での価格競争が少ない。

3、海外のハーブは一過的なブームで消費がなくなる可能性が高い。

4、元々日本にある種のため病害虫に強く、ほぼ放任栽培が可能。

5、草本系ハーブだと草丈が低いものが多く、除草作業などが大変。

樹木系ハーブの選択基準

色々な種類の樹木系ハーブがありますが、私は過去にウラジロガシという植物を試験栽培していました。

ウラジロガシを選択したのは以下のような理由からです。個人的にはこれらの理由によりこれがいいという判断でした。

1、商品がすでにきちんと販売されており、国内で消費者が確保されている。

ウラジロガシ茶

2、常緑でハチなどが危険な時期に収穫するリスクを抑えることができる。

3、葉裏が白色で、他のものと間違えて収穫や混入するリスクが少ない。


まとめ

意外と日本原産のハーブと思っていても、実は海外原産のハーブだったりして驚きますね。そして、意外と日本に和製ハーブと呼ばれるものがあることに驚かされます。

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