ミントやチェリーセージの地植えなら根止め(仕切り板)を設置しよう

鉢植えのレモンバーム写真

花を鑑賞するチェリーセージや食用にするミント・レモンバームなどのシソ科植物を地植えするときは根止め(仕切り板)を設置することをおすすめします。

植物研究家

そうしないと地下茎でどんどんエリアを広げていってしまいます。

地下茎で増えるハーブに注意!

シソ科のハーブは成長が速い上に地下茎で増えるので一気に増殖します。そしてだんだんと木質化してくるので除去も大変です。

植物研究家

ちょっと離れたところに芽が出てたらもう手遅れで、地下茎をしっかり伸ばしてしまってます。

鉢植えにしていても、下に何も敷いていなければ、どんどん下から伸ばして広がってしまいます。

 シソ科ハーブの根写真

普通に雑草が生えている自然環境であれば、なかなかハーブが勝つことはないと思いますが、畑や花壇の植物に比べるとなかなか強いので一度広がると押さえるのが大変です。

助手のハム

ですので事前に根止めを設置することが必要になります。

根止め用の仕切り板や遮根シートで根を抑えよう

地下茎で増えるタイプのハーブは仕切り板や遮根シートで根を抑えるのがいいです。花壇全体を抑える場合などは以下のような仕切り板が便利ですね。

また、大きめの樹木系ハーブを植える場合には以下のような遮根シートがいいです。

しかし、草本系ハーブのような小さな植物を定期的に植え替えるのであれば、寒冷紗などの網目が細かいネットで根域を囲うだけでもなんとかなります。

まとめ

きちんと植物の特性を理解して庭作りをしないとあとあと大変になります。一度植えてしまった後に後悔しても大変です。除草剤で全てを枯らすわけにはいけませんからね。

植物研究家

なるべく失敗を減らすために、しっかり調べてからハーブを植え付けていくことをオススメします。

また、庭に植えると危険性がある植物全般を以下のところにまとめておきました。植え替え予定がある方は参考までに見てください。

【注意!】これだけは庭に植えてはいけない危険な植物と困ったときの対処方法

増殖能力がつよいレモンバームを含むレモン系ハーブの記事を以下のところにまとめておきます。

【レモンの香り】レモン系ハーブの種類と栽培記録。その匂いは葉から出てます。

また、ハーブにもキレイな斑入り品種があります。よかったら見てください。

庭に植えたい斑入りハーブ苗