斑入りのハオルチアもいいけど、もともと白い感じのハオルチアもキレイですよね。
今回購入したハオルチアは『雪景色』と呼ばれる品種。葉が白くなってキレイなんですよね。
斑入り多肉植物の種類にはまっていましたが、栽培の手間と管理の大変さもあってこういう品種にも手を出すようになりました。
この『雪景色』の形状特徴や、温度変化による色の変化、そして天然石との組み合わせなどについてまとめています。
雪景色の交配親
ハオルチアの『雪景色』は白色が葉に出ててキレイですよね。
どういう交配でこのような品種ができたのかを調べてみました。一つの親は『スプレンデンス』という品種。白色が強く出るタイプが多い品種ですよね。
もう一つの親は『ウィミー』という品種です。葉が少し白い感じでケバ立っている感じの品種です。これらを交配するとこういう品種になるんですね!
雪景色の形状写真
ハオルチア『雪景色』は生育年数によって少し見た目が違ってきます。若い時は以下の写真のように葉の白色部分が少ない状態です。
雪景色の葉がしっかりと白くなるのは少し年数が経過してからです。以下の写真ぐらいまで生育するとかなりキレイになりますね。あと一年育つとベストな感じになりそう。
雪景色の葉を拡大したのが以下の写真。ピグマエアと違い、葉の内部が白くなっているのがわかります。
こうなるまで時間がかかるため、ちょっと育てるのが大変な品種ですね。
雪景色の地下部
ハオルチアの『雪景色』は白い部分があるためちょっと弱い品種かどうかが気になっていました。
ですが、大株を購入して根をみたところ、以下の写真のようにしっかりとした根が張っていて安心しました。
販売者がいい育て方をしていたのも理由だと思いますが、こういう状態を見ると安心しますね。これだけしっかりとした根なら、根挿しもしっかりとできそうな感じです。
雪景色と天然石の組み合わせ
白く雪が降ったようにキレイな『雪景色』。さらにキレイにするために『ホワイトアゲート』と呼ばれる天然石を利用してみました。
雪景色にホワイトアゲートをちりばめたのが以下の写真です。ちょっと粒が大きくてアンバランスになってしまいました。あと、鉢も白い陶器鉢を使った方がよかったですね。
天然石と組み合わせた『雪景色』を動画で撮影してみました。ライトアップするとキレイに見えますね^^
雪景色の温度変化
ハオルチアの『雪景色』は寒さを受けると以下の写真のように茶色くなってしまいます。左側が外で寒さを与えた雪景色です。雪景色という名前なのに寒さに弱いんですよね〜。
ですが、寒さが終わると少しづつ緑色が戻ってきました。雪景色だけど、キレイな色なのは暖かい時だけというパターンのようです。
まとめ
斑入りではないけれど、白い色がキレイな『雪景色』。冬景色なのに寒さでちょっと変色してしまうのがちょっとさみしいけどいい品種です。
『タイガーピグ』や『姫美人錦』、『ピグマエア錦』などの錦品種と掛け合わせるとおもしろそうですね。
天然石や鉢の組み合わせもしっかり考えるとかなりおもしろい品種な感じがします。しっかりといろんなことを考えて栽培していきたいものです。