雪の里を斜め上からみた写真

ハオルチアの中で一番好きなのが『ピグマエア』

最初はブラックオブツーサ錦などの軟葉系ハオルチアがキレイでいつか欲しいなと思っていました。

ですが、いつのまにかこういう硬葉系タイプのハオルチアが好きになっていました。

そんなピグマエアの栽培や増やし方。そして原産地情報などについてまとめます。

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斑入り植物』を愛する斑入り植物探究家。自分が好きな植物に囲まれたおしゃれな家作りを目指しています。Youtubeインスタも見てね。

ハオルチア ピグマエアとは?

ピグマエアは以下のような写真の硬葉系ハオルチアです。ハオルチアの『窓』と呼ばれる先端の部分に小さい毛が生えているのが特徴です。

生育したピグマエアの写真

モコモコした感じで人気があるハオルチアの品種でもあり、いろいろな系統が販売されています。上の写真も掛け合わせて作られた品種です。

耐寒性は無難に生育できる5度程度を保つように書かれている場合が多いです。ですが、以下にもまとめますがもう少し寒さをあたえても越冬はします。

ピグマエアの原産地と越冬

紅葉したピグマエアの写真

ピグマエアの原産地を調べていると、南アフリカが原産地であることがわかりました。

南アフリカっていうと温かいイメージがありますが、実は結構寒くなったりもします。なので外で越冬も可能なのでは?

そう思い外で越冬させてみました。結果はマイナス2〜3度程度であれば無事に越冬することがわかりました。

ハオルチアは家の外で冬越しできるのか?

そのかわり紅葉することは避けれませんので、緑色の状態が好きなのであれば外に出さない方がいいです。室内で保存したピグマエアは緑色のまま越冬しました。

ピグマエアの増やし方

増殖中のピグマエアの写真

ピグマエアの増やし方については葉挿しでいろいろとやってみました。ネットにあるやり方で失敗したため、いっそ水耕栽培に近いやり方でやってみたところ大成功しました!

ハオルチアの葉挿しと注意点!

かなり苗木を無駄にして出費が厳しかったですが、色々やってみて良かったです。実際にやってみないとわからないものですね。

ピグマエアの開花と交配

ピグマエアの花写真

ピグマエアを栽培してみて、どんな花が咲くのかが気になりました。ハオルチアの花って調べようとしても、意外と画像があまりないんですよね。

ですので、どのようにピグマエアの花が咲くかを経過順に写真を撮ってみました。

ハオルチアの開花と交配

花の中が見づらかっため、カットして内部を撮影した写真もあります。交配などに挑戦するため、花の構造を知りたい方におすすめです。

また、ハオルチアはガステリアと交雑可能かが気になったのでちょっと調べてみました。

ガステリアとハオルチアで交雑はできるのか?

可能との情報もありますがちょっと信頼性が薄い感じもしますね。

ピグマエアの種類

ピグマエアにも色々な種類があります。育成者の名前が付いているものが多いですね。以下のピグマエアは『堀川ピグマエア』というものです。

堀川ピグマエアを斜め上からみた写真

堀川ピグマエアを上からみた写真

そして次が『雪の里』。これは石井ピグマエアの系統品種のようです。葉の形が丸くこれだけしっかりモコモコなのはすごいですね!

雪の里を斜め上からみた写真

雪の里を上からみた写真

『雪の里』は動画でも撮影しています。時間があればこちらをみたほうがわかりやすいと思います。

こちらは『ピンクビューティ』と呼ばれるピグマエア。冬場にピンクに染まりやすい品種です。

ピグマエア『ピンクビューティ』を斜めから見た写真

ピグマエア『ピンクビューティ』を上から見た写真

大工系のピグマエア。葉先が尖っている感じが特徴的ですね。

大工系ピグマエアを斜めから見た写真

大工系ピグマエアを上から見た写真

これら以外にも、ピグマエア錦のページで写真を載せている萩原ピグマエアなど色々なピグマエアの系統があります。少しづつまとめていきますね。

ピグマエアと化粧石

化粧石を配置したピグマエアの写真

やはり化粧石を配置すると多肉植物はきれいになります。楽天などで意外と安く化粧石は販売されています。

多肉植物に化粧石(飾り石)を使ってみた!

化粧石もいいですが、天然石を配置するのもキレイです。ピグマエアはあまり派手な色は合わないと思い、グリーンファントムという天然石を合わせてみました。

多肉植物に化粧石(飾り石)を使ってみた!


ピグマエアの植え替え

ピグマエアの植え替え写真

ピグマエアというよりハオルチアの植え替えをすこし記事にしてみました。今は培養土も通気性の良いものに変えてますが、いろいろ改良が必要ですね!

初心者流 ハオルチアの植え替え

ピグマエアの遮光

ピグマエアは系統にもよると思いますが、意外と光にも強いです。午後から影になるような環境であれば遮光なしでも問題ありませんでした。

室内で徒長してしまうぐらいであれば、しっかりと外に出した方が良い感じがします。しかし、室内の物を外に出すと一時的に紅葉のような状態になったりします(写真右)。

外に出して変色したピグマエアの写真

これは室内との温度差の可能性もありますが、急に光が強くなったために色素を頑張って作りこうなるのかもしれません。

これは時間が経てば元に戻りますが、心配な方やなるべく変色を抑えたい方は寒冷紗などで遮光して順々に慣らしていくといいでしょう。

まとめ

ハオルチアというとどうしてもオブツーサなどの窓のキレイな品種に最初は引かれがちです。

ですが、ピグマエアのような硬葉系のピグマエアのような品種もあります。その他にもハオルチアにはいろいろな特徴ある品種があるので、いろいろチェックするとおもしろいですよ。

【ハオルチアの育て方】原産地や生育型を加味したハオルチアの栽培方法や種類を説明。

また、ピグマエアにはいろいろな系統があるだけでなく、『タイガーピグ』のような交雑品種や、『姫美人錦』のような変種などもあります。当然ピグマエアの錦品種もありますよ。いろいろ見ているとおもしろいですよ。

『タイガーピグ』

『姫美人錦』

『ピグマエア錦』

『ピグマエアミュータント』