エケベリアのいろんな品種の交配親となっている静夜(デレンベルギー)。その斑入り品種である静夜錦を購入しました。
静夜は小さなエケベリアで8cmぐらいが最大の大きさになります。以下に静夜錦の成長していく写真をまとめますね。
植物研究家
静夜錦(デレンベルギー錦)の成長
購入したすぐ後の静夜錦は以下の通り。先端がピンクでトガっているのがかわいい感じです。
ある程度静夜錦が大きくなり、斑入り部分もキレイな白色になりました。しかし先端が白化してきました。このまま成長が止まってしまいそう。
春になると白化部分が減り緑色の部分が増えてくる場合もあるのですが、静夜錦の先端部位は白化したままでした。こうなると胴切りするしかないですね。
白化してしまった静夜錦の胴切り
先端部位が白化してしまったので、静夜錦を胴切りすることにしました。まずは静夜を土壌から掘り起こします。
小さい株だったので糸でカットできると思いました。しかし、ティッピー錦と同じように軸の部分が硬く糸ではカットできません。
だから、小型のハサミでカットしました。葉が余分に傷ついてしまいもったいないですが、カットしなくてはいけません。
カットした後は、ピンセットで途中から切れてしまった葉を取り除きます。こうしないと残った葉が腐ってきてしまいますからね。
無事にいらない傷ついた葉を取り除いた株を植えつけ終わりました。あとはここからキレイな斑入り株が出てくることを期待するだけです。
ちなみにカットして取り除いた静夜錦を開いた写真が以下の通りです。完全に白化していました。こうなると成長は止まってしまいますね。
静夜錦の栽培まとめ
小さくいろんな品種の交配親となっている静夜錦。私が栽培した多肉植物でも以下のような品種が静夜を親としています。
植物研究家
まだまだ小さい苗なので交配はできませんが、キレイな斑入りの苗ができたら交配して新しい品種を作ってみたいものです。