ペットボトルカバーをかけたハオルチアの写真

購入した苗や乾燥などでハオルチアの葉がへこんでしまっているときってありませんか?

時間をかけてもなかなか治らない。そんなときはペットボトルを利用したカバーで保湿し、ふっくらと回復することができます。

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材料費はほとんどかからないので、あきらめずに回復してあげてね。

以下に材料の調整と、ハオルチアの回復経過を記載します。

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斑入り植物』を愛する斑入り植物探究家。自分が好きな植物に囲まれたおしゃれな家作りを目指しています。Youtubeインスタも見てね。

ペットボトルカバーの作成方法

湿度を保つためのペットボトルカバーは以下の写真のように大きめのペットボトル、カッター、ハサミがあれば十分作れます。湿気が溜まるようでしたら穴あけようにキリなども使用するといいですね。

ハオルチアの凹みを直す道具の写真

まずは安全のために手袋をして、それからカッターで切れ目を入れます。そのままだとハサミが入らないんですよね。

ペットボトルをカットしている写真

カッターで切れ目を入れた部分からハサミを入れます。これで一周ぐるりとカットして切り離します。

ペットボトルをカットしている写真2

ペットボトルをカットした後は以下の写真のようにフチが荒くなっていて危険。手が切ってしまう可能性があります。

カットされたペットボトルの写真

ペットボトルの危険な部位をなくすためには加工が必要。フライパンにクッキングシートをしいて加熱して、そこにペットボトルの切り口を押し付けます。

ペットボトルの切り口をとかしている写真

熱によってグニャリと内側に切り口が曲がります。こうすることによって手を切る心配がなくなります。

ペットボトルのフチを溶かした後の写真

ペットボトルカバーをかけたハオルチアの経過観察

以下の『姫美人錦』と呼ばれるハオルチアにペットボトルカバーをかけ、葉のへこみを直すことにしました。胴切り後になかなか発根しなくて乾燥してしまった株です。

葉がへこんでいる姫美人錦の写真

カバーをかけるとこんな感じ。サイズ的にはギリギリでした。大きく育ったハオルチアだとペットボトルでは難しいかも。

ペットボトルカバーをかけたハオルチアの写真

しかしすぐに湿気で内部が曇ってしまいました。すこしぐらいならいいけど、あまりひどいとカビが発生してしまうかもしれません。

ペットボトルカバーをかけ湿気がたまったハオルチアの写真

キリを使って通気口を開けることにしました。横に少し切れ目を入れる形でもいいと思いますが、なるべく手を切る危険性は抑えたかったので。

ペットボトルカバーに通気口を開けている写真

穴を開けてこれで完成。どうなっていくか様子を見ていきます。

通気口を開けたペットボトルをハオルチアにのせた写真

以下に葉が回復していく様子を載せています。始めたのが冬場でしたので、大体2ヵ月ぐらい葉がふっくらするまでかかりました。

葉を回復中の姫美人錦写真1

葉を回復中の姫美人錦写真2

葉がふっくら回復した姫美人錦の写真

姫美人錦以外にも『ピクタ錦』で試しました。こちらは暖かくなってきてからだったので、1ヵ月ぐらいで葉が回復してきました。

葉を回収して少し小さくなったピクタ 錦(パンドラ)の写真2

葉がふっくらと回復したピクタ錦の写真

レアなハオルチアは輸入品が結構多く根が痛んでいる状態が多いです。そうなると水不足で葉が凹んでしまうんですね。

植物探究家植物探究家

輸入後のハオルチアは根が痛んでいることが多いです。

ペットボトルを利用したりなど湿度をしっかり保つ形で栽培し、葉をぷっくりとした感じに回復させましょう。


まとめ

ハオルチアの葉がへこんでしまってなかなかふっくらと回復しない。そんな時はペットボトルカバーを使うのがおすすめ!

私も胴切りした姫美人錦の根がなかなか出なくて葉がへこんでしまったり、購入したピクタ錦の葉が回復しなくて困っていました。

植物探究家植物探究家

もう回復しないのであれば枯らしてしまおうかとも思っていました。

ペットボトルカバーであれば簡単に安上がりで回復できていいですね。あきらめなくてよかった〜。