玉入りオブツーサを横から見た写真

窓がキレイなハオルチアのオブツーサ。まさにジュエルプランツってやつですね。

しかし、オブツーサと呼ばれるものにはいろんな種類がある。正式な分類はどうなっているんだろう? 気になりますよね。

というわけでオブツーサの分類や、実際に育っている品種についてまとめました。最近は玉入りオブツーサが私のお気に入りです♪

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斑入り植物』を愛する斑入り植物探究家。自分が好きな植物に囲まれたおしゃれな家作りを目指しています。Youtubeインスタも見てね。

【どれが正しい?】オブツーサの分類

成長して子株が出てきたオブツーサ系統2を上から見た写真

オブツーサを調べているとクーペリーなどなんか別の名前が出てきます。クーペリーって何?

いろいろ調べていると、日本では異なる系統でも特徴的な透明でぷっくりとした窓がある品種はオブツーサという名で一括りにしていることがわかりました。

いろいろなサイトを見てみると、世界的にもいろいろな派閥で区分けしていてまだ定まっていないようですね。

植物探究家植物探究家

主にクーペリー(H.cooperi)の変種で現在は落ち着く方向でいるようです。

日本だとオブツーサで通りますし、クーペリーって見かけたらオブツーサの種類なんだなって思えばいいですね! それでは以下に私が栽培中のオブツーサをまとめていきます。

人気の品種 ブラックオブツーサ

ブラックオブツーサを斜めからみた写真

錦品種ではかなり高額となるブラックオブツーサ。ブラックオブツーサは原種ではなく黒っぽい品種の総称になります(紫オブよりさらに色味が強い系統)。

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そして窓の先端がツンとトガっていることが特徴。

葉の表側写真(ブラックオブツーサ )

あ、オブツーサは葉先が丸いものの総称です。オブツーサはシンビフォルミス系とクーペリー系に分かれますが、窓の模様が先端まで行っているのがシンビフォルミス系です。

助手のハム助手のハム

まずはブラックオブツーサを上から見た写真です。

ブラックオブツーサを上からみた写真

次はブラックオブーサを横から見た写真です。ちょっと徒長気味かな? ちょっと光と水を調整していきたいですね。

ブラックオブツーサを横からみた写真

次はブラックオブーサを斜めから見た写真です。やはり多肉系は斜めからみた姿が美しいですね。

ブラックオブツーサを斜めからみた写真

植物探究家植物探究家

葉っぱの形を見ていきましょう。葉の表側の写真です。キレイな模様をしています。

葉の表側写真(ブラックオブツーサ )

次はブラックオブツーサの葉を横から見た写真です。内側に向かってツンとトガっているのがよくわかります。

葉の横側写真(ブラックオブツーサ )

そしてブラックオブツーサの葉を後ろから見た写真です。このぷっくり感がなんとも言えないですね。

葉の裏側写真(ブラックオブツーサ )

また、葉の軸の部分は細かなトゲのようなものが出ています。これがない方がいい品種なのかな?

軸の横側写真(ブラックオブツーサ )

あと、新しい葉が出てくる中心部はこうなっています。植え替えでちょっと培養土が入り込んでしまってますね。

中心部の写真(ブラックオブツーサ )


見た目がかわいい玉入りオブツーサ

ちょっと変わったオブツーサが欲しいなと思って見つけたのがこの『玉入りオブツーサ』。窓に白い玉ができます。

玉入りオブツーサを横から見た写真

上から見ると、できたばかりの若い葉には白い玉ができてない。成長すると玉ができてくるようです。

玉入りオブツーサを上から見た写真

玉の部分を拡大するとこのような感じ。透明な窓に白い玉がいい感じでキレイです。

玉入り部分の拡大写真

玉ねぎのような形のオブツーサ系統

こちらは中心にギュッとしまった感じのオブツーサ。

オブツーサ系統1を横から見た写真

オブツーサ系統1を上から見た写真

あたたかくなって新しい葉が出てもギュッとしまった感じは変わりません。

オブツーサ系統1が成長した写真

葉が扁平型のオブツーサ系統

こちらはちょっと扁平型の葉をしたオブツーサです。

入手時のオブツーサ系統2を横から見た写真

最初は葉が細くてちょっとかっこ悪かったですが、成長するにしたがってぷっくりしてキレイになりました。

成長して子株が出てきたオブツーサ系統2を上から見た写真

そしていつの間にか下部に子株がいっぱいできていました。増え方がすごいですね!

成長して子株が出てきたオブツーサ系統2を横から見た写真

子株の拡大写真がこちら。ぎっしりつまっています。このまま置いておくとどうなるか様子を見ていこうと思います。

オブツーサ系統2の子株拡大写真

オブツーサの葉挿し

ブラックオブツーサの葉挿しはかなり時間がかかりますが、一般的なオブツーサは葉挿しで簡単に増えます。

オブツーサの葉挿し写真1

葉をとって置いておくだけで芽がどんどん出てきました。

オブツーサの葉挿し写真2

そして気づけばこの大きさになっていました。ただ、簡単に増えますが増やしてもスペースがないので処分しました。

オブツーサの葉挿し写真3

植物探究家植物探究家

ハオルチアの葉挿しについてはこちらでまとめています。

ブラックオブツーサの葉挿し

ブラックオブツーサを鹿沼土で葉挿しにしてみました。根が出て発芽するまで10ヵ月ぐらいかかった気がする。成功率は20%程度かな。

発芽したブラックオブツーサの写真

発芽したブラックオブツーサの写真

鹿沼土で育てるとバーミキュライトと違い強い根が少ない本数生えるんですよね。きちんと増やせることがわかってよかった。

ブラックオブツーサの葉差しを取り出した写真

おすすめの斑入りのオブツーサ

斑入りのオブツーサにもいろいろな種類があります。少し前はブラックオブツーサの斑入りが100万円ぐらいまで価格上昇しており驚かされました。

植物探究家植物探究家

投機マネーがはいると観葉植物の世界もバブルになります。

以下におすすめの斑入りオブツーサ品種を簡単にまとめておきますね。

おすすめの斑入りオブツーサ

  • ぷっくりした葉が好きなかたは『OB-1』
  • 赤い色が好きな方は『赤い鳥』
  • ツンツン感が好きなら『ブラックオブツーサ錦』

    オブツーサの分類と栽培まとめ

    日本では特定の形をしたものをまとめてオブツーサと呼んでいますね。世界でも分類が確定していない以上これはこれで楽かもしれません。

    植物探究家植物探究家

    ハオルチア初心者がクーペリーって言われてもオブツーサじゃないのってわからなくなりますよね。

    いくつかオブツーサを栽培してみましたが、意外と外に置いても元気に育ち、増やすのが簡単だということがわかりました。

    昔、光るオブツーサをというものを徒長させてしまいあまり栽培しなかったのがもったいなかったな。