アロマ関係を楽しんでいると、ワックス(ロウ)も欲しくなってきます。アロマキャンドル、石けん、アロマワックスバーなどを作成するときに必要なんですよね。
ワックスについて調べてみると、いろんな種類があることがわかりました。今回は植物性のワックスとミツロウについて説明します。
私もいくつか購入して『アロマワックスバー』作りなどに利用してみましたよ。
使用されるワックスの種類
ワックスといってもいろんな種類があります。今回は花粉を集めるミツバチから作られるミツロウと、植物性のワックスを集めてみました。
ミツロウ
ミツバチが作る『ロウ』です。ミツバチが巣を作るときの素材として分泌する物質です。一般的にはキャンドルの材料として知られていると思いますが、リップクリームやハンドクリームの材料などとしても利用されます。
以下のようにミツロウといっても種類があるので、状況に応じた選択をしましょう。
無漂白のミツロウ
ミツロウは無漂白だと、色がかなり黄色っぽい色になります。活性炭なども通していないため、かなり香りがあります。いい香りですが、香りが抑えられているものがいい人は精製されたタイプを選んだ方がいいでしょう。
今回購入したのは、『蜜ぶた』という部分だけで作られた国産ミツロウブロックです。削って使うのが面倒かもしれませんが、そのぶん格安で購入できます。不純物はフィルターで除去しているタイプです。
ハンドクリームや石けんなどを作るならこちらを使用したいですね。
漂白タイプのミツロウ
使いやすいビーズタイプのミツロウです。遠心式分子蒸留という方法で不純物を除去し、溶剤は用いていません。漂白には、活性炭を用いているタイプです。白っぽい色になります。
着色するキャンドルなどはこちらを使用したほうがよいです。
植物性ワックス
植物性ワックスと言っても、いろんな種類があります。以下にいろいろな種類の植物性ワックスをまとめておきます。
ソイワックス
大豆からできたソイワックス。植物性ワックスの中で一番有名ですし安いです。加工しやすそうなフレークタイプを購入してみました。
ライスワックス
米ぬかからできたライスワックスです。
ヒマワリワックス
ヒマワリワックスはポリアクリル酸ナトリウムと混ぜた、乳化剤タイプのものがよく使用されています。水系と油系を混ぜるのに使用します。
白蝋(ハク・ビャクロウ)
ハゼノキから取れるロウです。
パームワックス
ヤシの木から取れるワックスです。
ナタネワックス
菜種から作られるワックスです。
ワックス選びの注意点
ワックスは溶ける温度や硬さを気にして選ぶのがよさそうです。いろんなサイトで作るものに応じてどのような配合がいいか書かれているので検索するといいですね。
もうすこし注意するなら、同じ素材でも製法によって温度や硬さが違ってくるのでその辺も注意して選んだ方が良さそうです。
まとめ
今回は植物系のワックスを選んで調べてみました。意外といろんな種類の植物性ワックスが販売されているんですね!
アロマワックスバーだとミツロウとソイワックスが良さそうなので、今回はその2種を使いアロマワックスバー作りを行っていこうと思います。
また、植物性のものがすきであれば、ハーブやアロマオイルなどを使用して作られた自然派の製品については以下のところにまとめています。