ヤブニッケイは日本原産のハーブ。さらに斑入りのものがあると知り育ててみることにしました。以下のような感じで庭木におすすめの一品です。
・耐寒性はー5度程度。
・樹形は暴れる。
・成長は遅い。
・病害虫に強い。
・増やすのは取り木でないとむずかしいかも。
植物研究家
斑入りヤブニッケイの季節変化
斑入りヤブニッケイは季節で少しづつ変化を見せます。まずは春先にピンクに色づく葉っぱ。
中には全斑の枝も出てくることがあります。ただし成長は難しいでしょう。変わった感じの斑がでたらそこから取り木したいものです。
夏場の暑さにも強く、すこし黄色くなりますが枯れこむことなく成長します。うつくしさを夏も冬も保てるのがいいところ(ただし−5度ぐらいが限界らしいです)。
斑入りヤブニッケイの病害虫
斑入りヤブニッケイは病害虫に強いですが、以下のように葉っぱをかじられることがあります。
植物研究家
斑入りヤブニッケイの挿し木
斑入りヤブニッケイは挿し木が難しい品種です。木質化するとまず発根しません。緑枝はある程度カットした後も形をたもってくれるものがありますがなかなか発根しません。
植物研究家
斑入りヤブニッケイの取り木
斑入りヤブニッケイは取り木で増やすしかない。そう思い取り木ボールを利用して取り木試験を始めました。
以下の画像のようにミズゴケを利用します。軽くしぼったミズゴケを入れて取り木ボールのフタをしてまちます。
だいぶカルス化してきました。ここから発根するといいのですが。
ひさびさに取り木ボールを開いてみるとカルスが木質化していました。ここから発根するといいですが、だめなら蒸散が抑えられる寒さになってからカットして鉢植えで様子を見たいと思います。
残念ながら発根前に枯れてきてしまいました。これの前にも一本枯れています。夏の暑さと乾燥には耐えきれなかったようです。
カルスは形成されていますが発根は無理だったみたいですね。
ですが株の枝はしっかり発根してきていました。大きめの資材と日陰だったのがよかったようです。
葉と枝を残しすぎですが、とりあえずこれで植え付けてみます。
植物研究家
その他の斑入りハーブは以下の記事で説明しています。