カッターってサイズの違いだけでなく、機能面が異なるいろんな種類のカッターがあります。
DIYや事務作業でも作業する内容に応じたカッターを使えば、安全に効率よく作業できますよね。
そんなカッターの種類や、安全に使うためのアイテムなどをまとめました。
用途に応じたカッターの種類
カッターはいろいろな用途に応じた種類があります。
例えば私の場合だと、濡れる場所で作業をすることがあったため、以下のような刃がセラミック製のカッターを使用していました。
これだと濡れる場所でも錆びませんし、農薬などの薬品に対する耐性があり、刃がなかなか劣化しません。
このような用途に応じたカッターの種類を以下にまとめます。
曲線をカットするカッター
普通のカッターだと直線しかカットしづらいです。曲線をカットするなら『マウス型カッター』や『ロータリーカッター』があります。
円をカットするコンパスカッター
円をくりぬいたり、一部を円の形状でカットしたい場合は『コンパスカッター』が使えます。
切り取り線ならミシン目カッター
チケットのように切り取り線があるものを作りたい。そんなときは点線状に切れ目を入れれる『ミシン目カッター』がいいですね。
プラカットならプラスチックカッター
紙ではなく、プラスチック製品ばかりをカットする場合にはプラスチック専用の『プラスチックカッター』があります。別名『アクリルカッター』とも言います。
荷ほどき用カッター
『荷ほどき専用カッター』は内側だけに刃があり、箱に傷がつくのを抑えながらバンドや包装などをカットするカッターです。
ダンボール用カッター
『ダンボール用カッター』はダンボールは当然カットできますが、ダンボールについているテープやバンドもしっかりカットできます。
デスクカッター
『デスクカッター』は少量の紙をサイズごとにまとめてカットするときに便利です。ペーパーカッターに比べて安全性が高い製品です。
ペーパーカッター
『ペーパーカッター』は大量の紙をカットするときに使いたい製品です。デスクカッターに比べると安全性が落ちますが、一度に処理できる量が多いため効率はこちらの方がいいです。
人間工学系のカッター
人間工学に基づいた形状をしたカッターです。細かな作業をするときにこういうものは便利です。
左利き用カッター
左利きの方や、長期作業で右手と左手で持ち分けている方は『左利き用のカッター』を使いましょう。刃も左利き用として別物なので、購入時には注意してください。
カッターの安全対策
カッターで安全に作業するなら『セーフティーカッター』を使うのも一つの手です。これは刃がバネの力で自動的に戻るカッターですので、刃を出しっぱなしにして切ってしまう危険性が減ります。
また、できればきちんと切れずらい専用の手袋をつけておくことをおすすめします。
そして周囲の方を傷つけてしまわぬように、力を入れてカットするような作業の場合は周囲の確認をしてから作業しましょう。
カッターの刃の入れ替え
カッターの刃は消耗品です。刃を折りながら使っているといつか使えない状態までなってしまいます。
ですけど、以下のように刃の交換は意外と簡単です。本体ごと買い換える前に刃の交換をしてみてはいかがでしょうか?
私の持っているカッターですと、まず最初に後ろ部分のカバーを外します。
それから、刃の出し入れを調整している部分を後ろから引き抜きます。そうすると刃が取れるので、新しい刃と交換するだけです。
あとは新しい刃を入れてからフタを閉め完成です。たったこれだけなんです。
また、使い終わった刃や折った刃は、しっかりと『刃折器』に入れておきましょう。放置するとケガをする可能性があり危険です。
まとめ
カッターと一口に言っても、機能の違いだけでかなりの種類がありますね。
しっかりと用途に応じたカッターを選ひ、安全に効率よく仕事していきたいものですね。