ブーファン・ディスティカの種類と栽培記録

多肉植物の写真

ふらっと東農大の学園祭に行ったときに、気になる植物があったので購入してみた。その名も『ブーファン・ディスティカ』。

見た目が気に入ったので購入してみたが、どんな植物かが全くわからない。ちょっとネットで調べて栽培に挑戦することとなった。あ、写真の右上の植物です。

ブーファン・ディスティカって何だろう?

見た目の感じが気に入って購入したためどんな植物かがわからない。ですのでちょっと調べてみました。

アフリカに原生している多肉植物だけど、0度ぐらいなら冬越しができるレベルの植物のようです。

部屋の中なら越冬できそうな感じ。また、ヒガンバナ科の植物なようで、かぶれないかちょっと心配です>< 種類はいくつかあり葉が波打つものなどもあるみたい。

あと、夏生育型と冬生育型があるみたい。今回買ったのがどちらのタイプなのかすごく気になる。

以外と高価なブーファン

ネットで調べていると、ブーファンの苗がかなり高価だということがわかってきた。平均すると1万円ぐらいしている感じ。これは枯らせれない∑(・д・ノ)ノ

これから頑張って枯らさないように調べつつ生育させていこうと思います。

現在は運搬で傷んだ葉も少しづつ回復してきています^^

購入後落ち着いたブーファンの写真

ブーファンディスティカの種類を調べてみた!

鉢に植え替えたブーファンディスティカの写真

多肉植物のブーファンディスティカを買ってからもう数年経つんだけど、これが何者なのかをしっかり調べたことがなかった。いい機会なのでちょっとどういう物なのかを調べてみることにした。

ブーファンとは?

ヒガンバナ科ブーファン属(Amaryllidaceae Boophane)の植物をいうようです。

南アフリカ原産。和名で『太閤秀吉』とも呼ばれるようです。生育タイプが夏に育つ夏型と冬に育つ冬型があります。

ブーファン ディスティカ(boophane disticha)

おそらく夏型? 生育範囲が広く、日本にきてからも数年間不定期な発芽をするためどちらか判別がつきづらいようです。

開花までに10年ぐらいかかるようですが、開花した時はちょっと注意! 花粉に毒性があり目が痛くなるようです。また、開花までの年数を見てわかるように、何十年と長期楽しめる植物です。

自生地では100年生きているとか!?

ブーファン・ディスティチャ

普通にスッとした葉もいいけど、波打った葉のディスティカもあるようです。

ブーファン・ハエマンソイデス(Boophane haemanthoides)

波打った葉が特徴的な冬型のブーファンです。

ブーファン ハエマンソイデス

情報不足すぎるブーファン。。。

ちょっと日本のサイトググって見たけどあまりにも情報が少なすぎます。

追記していきたいと思うけど、英語サイト翻訳しながら調べてかないと無理かな〜。

なかなかいろんな意味で難しいブーファンさんでした。

ブーファンディスィカの古い葉をカット

少し葉をカットしたブーファンの写真

多肉植物のブーファンディスティカ(ブーファンディスティチャ)の古い葉が邪魔になってきたのでカットしてみることにしました。

ブーファンの散髪

ブーファンといえば、古くなった旧葉もかっこいい。だが、諸事情で中途半場にカットしたので結構不恰好になってしまった。

なのでちょっとづつ段階を分けてカットしてみることとした。

全量中間カット

単に短くカットしただけで、かなりアンバランスだ。

少し葉をカットしたブーファンの写真

少量残してカット

中途半端にカットしてしまっているので、なんかバランスがおかしい。少量残すのであれば全長のまま残すべきですね。

少し葉を間引いたブーファンの写真

全量カット

中途半場にカットしてしまったら、一度全良カットしたほうがきれいになりますね。あとは、シーズン終わりごとに全量カットで行こうと思います!

古い葉を全量カットしたブーファンの写真

ちょっと弱ってる?

温度が足りないだけかもしれないけど、ちょっと弱ってるかもしれないので、液肥を追加してみました。来年は元気にいっぱい葉を出して欲しいな。

液肥追加中のブーファンの写真

ブーファン ディスティカの地植え栽培に挑戦!

地植え作業中のブーファンの写真

ブーファン ディスティカを栽培しているけど、ちょっと元気がない感じ。やっぱり太陽の光をしっかり当てて栽培しなきゃいけないかな? そう思ったので地植えでの栽培に挑戦してみることにしました!

栽培環境は地植えで大丈夫か?

ブーファン ディスティカの原産地は南アフリカのようです。以下のサイトを見ていると、暖かいと思える南アフリカでも場所によっては結構寒くなるのがわかります。

南アフリカの気温と降水量

これを見てると、最低温度はあまり差はないことがわかりました。また、室内に置いていてもかなり寒くなるときは寒くなります。それでも今まできちんと越冬してきました。いけるかも!?

状態確認と道具の準備

現在のブーファン ディスティカの状態は以下のような感じです。室内に置いていたものをいきなり外に出すのもちょっと不安ですがやってみます。

ブーファンの現状写真

今回の植え付けは、『つるはし』一本で穴を掘り行うことにしました。土壌改良剤とかそんなものは一切加えません。

つるはしとブーファンの写真

『つるはし』は当たる面積が少ないので、少ない力で穴が掘れるのがいいところです。

植え付け作業

『つるはし』で穴を掘り、ブーファン ディスティカを植え付けようと鉢から出したらちょっと驚くことがありました。

鉢から取り出したブーファンの写真

なんか根が太い。しかも細根がないですね!

ブーファンの根拡大写真

気になったので付いてた土を取り除いてみました。ブーファン ディスティカの根って太い根が少量あり、それが何年かごとに入れ替わっている感じですね。

しっかりと根を広げて、少しづつ土をかぶせていきます。太く柔軟性がなさそうな根なので、折らないように作業しないといけません。

土を取り除いたブーファンの根拡大写真

無事に植え付けが終わりました。ふくらんだ部分を地上に全部出すと不安定になり、風で倒れそうな感じなので深植えしています。

植え付け作業中のブーファン写真

最後に水をかけて終了です。うまく育ってくれるかな? 高温多湿には強いと思うけど、虫や小動物の害が気になります。

植え付け後のブーファン写真

植え付け後の経過

植え付け後すぐに葉色が薄くなってきました。段階的に光を強くして行ったほうがよかった感じがします。

葉色が薄くなったブーファンの写真

すぐに枯れてきました。やはり段階的に光を強くして行ったほうがよかったですね。

葉が枯れてきたブーファンの写真

まとめ

今回はブーファン ディスティカの地植え栽培に挑戦してみました。栽培経験と、データチェックなどから意外といけるのでは?と思ったりしていました。

しかし、室内栽培から変える場合は光の調整をしっかりするべきでしたね。

ブーファン ディスティカの苗は高いので、できるだけ失敗はしたくなかったですがしかたないですね。

ブーファン・ディスティチャ

やる前にあきらめるのではなく、しっかり下調べなどを行い、可能性があるなら挑戦してみるのも面白いものです。