ソーラー型電気柵の写真

田舎はどんどん獣害がひどくなってきてます。

昔は猿とかイノシシとかって田舎でも見かけたら珍しいレベルでした。

しかし、最近は猿やイノシシが人間や車をあまり怖がらず、どんどん集落付近まで出てきています。

昔は畑の周りを作物の周りにトタンなどで獣害防止しているところもありましたが、今は電気柵で防いでいますよね。

ですが、電気柵はできる場所とできない場所があります。

畑などは補助金がでたりしますが、それ以外のところは補助金がでません(でるとこもある?)。

また、補助金が出てもいろんな条件があり諸事情で参加できない人は意味がないです。

それに手間をかけれない場所に電気柵を貼ると、草木で電気が流れてしまったり柵がダメになってしまいます。

これは電気柵以外の柵でも同じですね。木で持ち上げられたり、木をステップにして超えてしまうようになったりします。

電気柵以外の向こうが見える柵ならイノシシが壊してしまいますし(イノシシは先が見えないのを怖がります)。

昔は鉄砲を持って山に入る人が多かったので、動物も人を怖がっていました。しかし、今はそういう人も少なくなりました。

もう人を怖がらなくなり餌付け状態になってしまった獣害を止めることはできないんだろうか?

そう思っていろいろ調べているとIoTを利用した獣害対策。主に『ドローン』を利用したシステムがよく試験されていることがわかってきました。

現在の開発状況と、ドローンで何ができるかの可能性についてまとめたいと思います。

現在のドローン獣害対策

現在も試験的にドローンでの獣害対策が行われています。まだまだドローンで完璧な獣害対策が行われているとは言えない状態だと思われます。

現在ドローンで動物を追い払うために行っている方法を以下にまとめます。

超音波で対策

ドローンにスピーカーを付け、動物が嫌がる波長の超音波を出して動物を追い払います。

しかし、音波による動物避けは昔からありますが、長期間だと慣れてしまうのが問題です。

光で対策

ドローンで動物を追い払う場合、今は音波が主流のようですが光も同時に使用されることがあります。

こちらも家の前や畑に獣害対策ライトを置いている人はわかると思いますが、すぐに慣れてしまいます。

匂いで対策

動物が嫌う天然由来成分のカラーボールをドローンからぶつけるという方法があります。

こちらは衝撃と嫌うものの2つが組み合わさったもので、なれても影響がないものではありません。一番長期的に効果がある方法だと思われます。

ドローンによる確認

ドローンは獣害対策ではなく、元々は測量や観察に利用されていたものです。

ですので、動物のすみかとなっている山の形状やすみかを確認し、個体数などの確認を行うにはもってこいですね。

ターゲットの認識システムの構築が大変だと思われますが、AIも発展してきていますし十分対応可能でしょう。

ドローンへの希望

どうしても音や光は最初だけしかあまり効果がないように思える。補助的に使うならいいと思いますが。

ですので、他のものを強化していく方向性で進んで欲しいなと思っています。私の個人的な『あったらいいな』を以下にまとめます。

天敵の画像

天敵となる動物をプロジェクターで音声と共に出す。外だと平面じゃないので難しいとは思いますが、いつか技術が進歩したら3D的に出すことが可能になることを期待して。

これとその天敵に近い匂いを『生分解性のカラーボール』などに入れて打てるようになるとよさそう。

匂いが残るとダメなので、分解するための消臭剤も入っていて、一定時間後には匂いがほぼ消えるような作りだといいですよね。

電気的な飛び道具

動物はちょっとやそっとのダメージじゃビクともしない。だけど電気には敏感ですよね。

ですので害を出す動物をAIで判別し、『静電気をまとった玉』などを発射して電気の力で追っ払うのがいいかなと思っています。

ですが、これだと下手すると静電気で火事が起きそうなのが怖いです。

役割分担と静音化

一つのドローンで全てを対応させようとするとかなり無理が出てきます。

ですので定期見回り用の簡易で静音性の高いドローンと、動物発見時に発信する撃退型ドローンの組み合わせで進めてくれるといいなと思います。

それらを連携して動かすことは費用があれば今でも十分可能と思います。

それらをうまくシステム化して町ごとカバーできるようにして、獣害情報を必要な住民にはメールで送られるような形にできるといいと思います(もうそこまで進んでいるとこあるかな?)。

そしていつでもサイトでどのような状態か確認できるかとかあればベストですね。

まとめ

獣害対策は電気柵の時代でしたが、徐々にドローンなどのIoT技術が導入され始めています。

また、ドローン以外の『IoT&AI』技術の導入も進んでいくと思われます。

例えば初期の設置が大変ですが、安価なwebカメラをいくつか集落の周りに設置。

画像をAIで判断して動物と確認できたら獣害用のロケット花火を自動発射するなど方向性はいくつもあります。

技術の発展で、個人レベルではなく集落や街レベルで獣害対策が可能になる日を待ちたいと思います。