斑入りドワーフモンキーバナナは鉢植えで果実が収穫できるよ!

斑入りドワーフモンキーバナナのトップ画像

鉢植えでバナナが収穫できるドワーフモンキーバナナ(Dwarf monkey banana, Senorita Banana -AA品種)。類似のドワーフキャベンディッシュやスーパードワーフキャベンディッシュバナナ(Super Dwarf Cavendish Banana)がUSDA zoneで9なのに対して10a(-1.1℃まで)とかなり寒さに弱い品種です。

植物研究家

そのかわり斑入りのものがあったり、AAなので交配に使えます。

(海外のサイトでは逆にDwarf monkey bananaやSenoritaのvariegataで調べると見当たらず、Dwarf Cavendishのvariegataで同じようなものがヒットします。もしかするとこっちかもしれません。そうすると耐寒性は高いけどAAAなので交配できないな〜。)

助手のハム

ここではとりあえず斑入りドワーフモンキーバナナとして成長記録をのせていきます。

斑入りドワーフモンキーバナナの栽培記録

購入した斑入りドワーフモンキーバナナの写真

斑入りドワーフモンキーバナナは大苗を購入しました。小苗から育てるのはなかなか大変ですし、早く交配用に花を咲かせたかったんですよね。

植物研究家

葉っぱは以下の写真のように黄緑色の斑がランダムに入るものです。他のバナナとかぶらないものを選んでいます。

購入した斑入りドワーフモンキーバナナの写真2

購入した斑入りドワーフモンキーバナナの写真5

購入した斑入りドワーフモンキーバナナの写真3

購入した斑入りドワーフモンキーバナナの写真4

子株がいっぱいついています。斑入りドワーフモンキーバナナは子株を出しやすいのでしっかり斑が出ている株を一本買えば十分ですよ。

購入した斑入りドワーフモンキーバナナの写真6

購入した斑入りドワーフモンキーバナナの写真7

購入した斑入りドワーフモンキーバナナの写真10

購入した斑入りドワーフモンキーバナナの写真8

購入した斑入りドワーフモンキーバナナの写真9

斑入りドワーフモンキーバナナを増やしてみよう

一本だけでは不安なので、少し増やすために斑入りドワーフモンキーバナナをカットしました。

カットした斑入りドワーフモンキーバナナの写真

カットした斑入りドワーフモンキーバナナの写真

カットした斑入りドワーフモンキーバナナの写真2

助手のハム

バナナの増やし方については以下の記事を参考にしてね。

バナナの増やし方。いろんな苗の作り方があります。

大きめの小苗は葉を残して一度枯れかけましたが、幹を再度カットしなおして復活しました。さっそく横から子株もでてきています。

葉をカットしたバナナ苗写真

カットした幹から芽が出始めた斑入りドワーフモンキーバナナの写真

カット後の斑入りドワーフモンキーバナナの写真

気づけば元のサイズより太くなっています。バナナの成長力はすごすぎです。

元のサイズより太くなってきた斑入りドワーフモンキーバナナの写真

イモからカットした子株たちは葉が枯れ込んでしまったものもありますが、けっこうな割合で生き残っています。

カット後の斑入りドワーフモンキーバナナの写真2

イモ本体に付けていた強い斑入り株は枯れてしまいましたが、子株がどんどん出てきています。

カット後の斑入りドワーフモンキーバナナの写真3

植物研究家

ついていた子株が枯れたことにより結果的にPIFみたいな状態になりました。

こうなると少しぐらい枯れても安心です。子株は極斑タイプも出るので数が増えたら斑が少ないものはカットして選抜していくのもいいですね! あとは交配用に大きくしていくだけです。果実も食べれたらいいな〜。

斑入りドワーフモンキーバナナの越冬

まだ斑入りドワーフモンキーバナナを越冬させていませんが、情報をあつめるとマイナス数度になるような環境で地植え越冬は無理のようです。

助手のハム

室内栽培か温室栽培するしかないですね。

というわけで今年は室内で越冬させることにしています。室内でもマイナス数度程度にはなる可能性があるので暖房も検討した方がよさそうです。

植物研究家

霜がかからないような状態であれば少しマイナス温度になるぐらいなら越冬はできるようですが。

試しに外で霜除け対策ありの越冬を試してみて、越冬できるようならドワーフキャベンディッシュバナナの斑入りというオチになりそうです。