鉢植えでバナナが収穫できるドワーフモンキーバナナ(Dwarf monkey banana, Senorita Banana -AA品種)。類似のドワーフキャベンディッシュやスーパードワーフキャベンディッシュバナナ(Super Dwarf Cavendish Banana)がUSDA zoneで9なのに対して10a(-1.1℃まで)とかなり寒さに弱い品種です。
植物研究家
(海外のサイトでは逆にDwarf monkey bananaやSenoritaのvariegataで調べると見当たらず、Dwarf Cavendishのvariegataで同じようなものがヒットします。もしかするとこっちかもしれません。そうすると耐寒性は高いけどAAAなので交配できないな〜。)
助手のハム
斑入りドワーフモンキーバナナの栽培記録
斑入りドワーフモンキーバナナは大苗を購入しました。小苗から育てるのはなかなか大変ですし、早く交配用に花を咲かせたかったんですよね。
植物研究家
子株がいっぱいついています。斑入りドワーフモンキーバナナは子株を出しやすいのでしっかり斑が出ている株を一本買えば十分ですよ。
斑入りドワーフモンキーバナナを増やしてみよう
一本だけでは不安なので、少し増やすために斑入りドワーフモンキーバナナをカットしました。
助手のハム
大きめの小苗は葉を残して一度枯れかけましたが、幹を再度カットしなおして復活しました。さっそく横から子株もでてきています。
気づけば元のサイズより太くなっています。バナナの成長力はすごすぎです。
イモからカットした子株たちは葉が枯れ込んでしまったものもありますが、けっこうな割合で生き残っています。
イモ本体に付けていた強い斑入り株は枯れてしまいましたが、子株がどんどん出てきています。
植物研究家
こうなると少しぐらい枯れても安心です。子株は極斑タイプも出るので数が増えたら斑が少ないものはカットして選抜していくのもいいですね! あとは交配用に大きくしていくだけです。果実も食べれたらいいな〜。
斑入りドワーフモンキーバナナの越冬
まだ斑入りドワーフモンキーバナナを越冬させていませんが、情報をあつめるとマイナス数度になるような環境で地植え越冬は無理のようです。
助手のハム
というわけで今年は室内で越冬させることにしています。室内でもマイナス数度程度にはなる可能性があるので暖房も検討した方がよさそうです。
植物研究家
試しに外で霜除け対策ありの越冬を試してみて、越冬できるようならドワーフキャベンディッシュバナナの斑入りというオチになりそうです。