サンスベリアなど空気を浄化してくれるといわれる観葉植物があります。しかし観葉植物を部屋の中に置いていると逆に嫌な匂いが出てくることがあります。
植物研究家
そこで役に立つのが光触媒で匂いを消し、空気を浄化してくれる人口観葉植物。水やりも必要なく虫もわかないのがいいですね。
植物研究家
ここでは匂いを脱臭する効果があり、空気を浄化してくれる光触媒人工観葉植物と、それ以外の浄化方法についてまとめています。
光触媒を持つ人工観葉植物
光触媒がついて空気をキレイにできる人工観葉植物を知っていますか? 人工観葉植物にもウイルスや細菌の繁殖を防ぐ機能がつく時代になりました。
植物研究家
現在、酸化チタン (TiO2) と酸化タングステンが人工観葉植物に光触媒として用いられています。また、光も不必要なCT触媒の製品も増えてきています。
観葉植物を置いている場所には、植物タイプの脱臭装置を置きたいって方にいいですね。
また、それ以外にも以下のような方に人工観葉植物がおすすめです。最近はウイルスや細菌が気になりますよね。
- ウイルスや細菌が気になる環境。
- 水やりが大変だけど緑が欲しい。または水が使えない環境。
- 本物の観葉植物だとダニの繁殖やカビの発生が怖い。
- 植え替えや剪定など管理する余裕がない。
光を必要としないCT(SC)触媒
最近は光触媒に変わり、CT(SC)触媒と言われるものを利用した人工観葉植物ができています。これは生体に必須なミネラルに含まれる元素から厳選した複合体で、安全な触媒です。
助手のハム
光触媒人工観葉植物の注意点として光が必要なのに日光に当てすぎると変色してしまう点があります。CT触媒ならそういうリスクを避けれますね。
植物研究家
空気清浄ができる人工観葉植物の種類
光触媒やCT触媒により空気を清浄してくれる人工観葉植物にもいろいろな種類があります。いくつか代表的なものを以下にまとめました。
パキラ90cm(光触媒)
大きめの光触媒人工観葉植物。パキラのような定番の植物がいいですね。
つる性人工植物(光触媒・CT触媒)
つる性の人工観葉植物。光触媒とCT触媒、両方の触媒系があるようです。
多肉人工植物(光触媒・CT触媒)
多肉の人工観葉植物。光触媒とCT触媒、両方の触媒系があるようです。
光触媒とは? どんな効果があるのか説明します
光触媒とは光を受けることにより触媒作用を示す物質です。
酸化チタンの例を示すと、酸化チタンは紫外線により酸化力を発生させ、匂い成分を分解したり、超親水性(水に濡れやすくく、弾かない)で汚れを水で洗い落としやすい性質を持っています。
植物研究家
最近では除菌やウイルスに対しての繁殖を防ぐ効果が注目されていますね。現在、実用化レベルで使われているのは酸化チタン (TiO2) と酸化タングステンだけのようです。
最近ではダイキンさんの『光クリエール』という商品に酸化チタンが使われています。
酸化タングステンは臭気処理能力において、酸化チタンの何倍(種類によっては10倍以上)もの効果があるようです。
助手のハム
また、酸化チタンを紫外線だけでなく、もっと広い波長で反応できやすく改良した『可視光応答型酸化チタン』の製品も開発されているようです。
光触媒をDIYで部屋に設置しよう!
植物を栽培する部屋の匂いを抑えたい。だけど光触媒ってプロじゃないと施工できなさそう。と思っていたら今は簡単なキットで光触媒をつけることができるんですね!
植物研究家
光触媒のDIYキットはアマゾンでも販売されていますが、公式サイトで購入する方が安いですね。説明もしっかりとされているので安心です。
ですがアマゾンポイントがたまっていて、割高でも簡単に購入したいって方はアマゾンで購入するのがおすすめだよ。
また、いきなり1Lとか本格的に処理するよりも小さなスプレーを試してみたい。そんな方は少量のスプレーでお試しするのがいいですよ。
長期光触媒を持たせたい時はプロに任せよう!
自分で安く光触媒をDIYするのもいいけど時間がない、またはしっかりできるか不安という方はプロに任せましょう。いくつか専門業者さんをのせておきますね。
室内の殺菌やウイルス対策には次亜塩素酸水
空気中のウイルスや細菌の繁殖を防ぐなら光触媒人工観葉植物や空気清浄機が役に立ちます。
しかし床や壁などは自分でスプレーして拭き掃除するしかないですよね。おすすめなのはアルコールよりも『次亜塩素酸水』。
以下のサイトでも説明されているようにウイルスや菌の繁殖を防ぐのに役立ちます。
植物研究家
また、拭き掃除だけでなく加湿器に入れて利用することも可能なので、拭き掃除が面倒な場所にはそういう利用の仕方がいいですね。
助手のハム
次亜塩素酸水でドアノブの殺菌とウイルス対策
床や壁よりひんぱんに人が触るドアノブは次亜塩素酸水でしっかりと拭き掃除すると安心。次亜塩素酸水は希釈するだけで簡単に使えます。
私が購入した製品だと2〜5倍に希釈します。計量カップを使うと確実ですが、目分量でOK。水道水と混ぜてスプレーボトルに入れましょう。
次亜塩素酸水を入れ終わったスプレーボトルの写真がこちら。次亜塩素酸水といっても色がついていないので水と見た目が変わりません。
以下の写真のようにドアノブにそのままスプレーすると周りまでぬれてしまいます。
ですので、まずいったんティッシュなどにスプレーしましょう。
それでドアノブを拭き掃除すると周りがぬれなくていいですね。
だけどこんなこといちいちやってたら大変。みんなどうしているんだろう?と思ったら加湿器などに入れ使用していることがわかりました。
次亜塩素酸水を加湿器に入れ室内空気の洗浄
次亜塩素酸水は加湿器に入れて使用することができるので便利。以下のような光触媒の空気清浄機などと合わせて使えるとなおいいですね。
私も加湿器に入れて使用しています。使い方は簡単です。
加湿器の水を入れるタンクを取り出します。
タンクのフタを開けて水と次亜塩素酸水を入れるだけです。これだけでOK。
あとは加湿をONにすれば次亜塩素酸水が室内空間に広がります。
次亜塩素酸水はこちら。簡単で安全性も高いので便利ですよ。
次亜塩素酸水はサブスクが便利
次亜塩素酸水って使い出すと結構な量使うもの。だからサブスク(定期便)で購入するのも一つの手。いちいち発注する必要性もないし、価格も安く済んだりします。
ただしすぐに解約することになると解約手数料がかかります。ほんとに必要かどうかしっかり考えてから注文しましょう。
オゾン脱臭はちょっとリスクがあるかも。
最近はオゾンを利用した脱臭・殺菌・ウイルス除去などの機器が増えてきていますね。ただし注意したいものはオゾンは高濃度だと毒性があるということ。
高濃度にならないように設計はされていますし、石油ファンヒーターなどと同様にしめきったままだと危険性があるかもという感じですね。
植物研究家
まとめ
光触媒やそれを利用した人工観葉植物は見た目だけでなく脱臭・除菌と機能的にもいいですね!
水がダメな場所や、室内でダニやカビなどの発生を防ぎたい人にも便利。会社のオフィスなどで使われるケースが多いです。
ですが、家の中なら生きてる多肉植物の栽培が個人的にはおすすめです。癒されますよ。