斑入りヒイラギの葉拡大写真

観賞用や、枝物(えだもの)として利用するなら『斑入りヒイラギ』がキレイでオススメです。

葉がとがっているけどそれがまたキレイ。常緑樹なので、いつでも枝をカットして部屋の飾りに利用できるのもいい点です。

そんな斑入りヒイラギを購入したので、以下にその記録やいい点・悪い点などをまとめます。

斑入りヒイラギ(柊)の姿

今回は縞ヒイラギの大苗を購入しました。さすがに小さい苗から育てるのは年数がかかりすぎて大変です。

購入した斑入り柊の写真

斑入りヒイラギは白覆輪の『縞(シマ)ヒイラギ』の他に、葉全体に斑が入る『ゴシキヒイラギ』やランダムに斑入りになる品種などがあります。

葉を見ていると、新しい葉はしっかりと斑が入っています。しかし、古い葉は緑の部分が多くなっていますね。枝物として飾るなら若い葉を使いたいですね。

斑入りヒイラギの斑の特徴

葉先の若い葉はキレイな斑入りとなっています。

斑入りヒイラギの葉拡大写真

枝ものとして利用する時の注意

斑入りヒイラギはキレイですが、枝ものとして利用する場合には注意点があります。

カットした後に水を吸わせずに置いておくと、以下の写真のようにすぐに白っぽくなってしまうんですよね。

斑入りヒイラギのカット後変化写真

すぐに水につけて処理したりできる人向けの枝ものです。家庭で使う場合は問題ないですけどね。

その他に斑入り品種は斑の部分が茶色くなりやすかったりなどの扱いづらい点もありますので注意が必要です。

寝巻き苗とは?

今回購入した苗は寝巻き苗でした。寝巻き苗は以下のように根の部分を麻布で巻き、麻ヒモで縛っている苗です。

ヒイラギの寝巻き部分

これは本来そのまま植えつけます。自然に麻布や麻ヒモは何ヶ月かで分解されるので問題ないんです。ですが、今回はちょっと中を確認してみました。開封すると以下のような感じでした。

寝巻き苗の内部写真

少し土を落とすと根が見えてきました。いい苗ですね。この根だと太い枝を挿し木した苗の感じがします。よくない業者さんだと、ほとんど根がない状態で送ってきます。

土を少し落とした苗写真

斑入りヒイラギの植えつけ

斑入りヒイラギを植えつけていきます。まずは穴をほります。仮植えですので土壌改良剤などは入れません。

苗を植える穴掘り写真

しっかりと土を被せて植えつけます。硬くしめたいけど、あまり硬くしすぎると根の成長を抑えてしまうのも心配です。

斑入りヒイラギの植えつけ写真

植えつけた後はしっかりと水をやります。これで今年の冬でどうなるか様子をみようと思います。

植えつけ後の斑入りヒイラギの写真

斑入り枝物のいい点

今回は斑入りヒイラギを購入しましたが、斑入りの枝物として利用できる木のいい点を以下にまとめました。

斑入りがキレイ

斑入り品種はキレイに作るのは大変だけど、それだけのキレイさと魅力があります。普通の品種との差別化にもなりますしね。斑入りコニファーもオススメです。

⇒🌲斑入りコニファーの品種と増やし方

獣害が少ない

果樹を植えると田舎だと獣害が大変。手入れをしてないと病害虫も増殖する可能性もあります。

樹木は獣害が少ないですが、特にヒイラギは食害対策のために葉にトゲを作っています。扱いは気をつける必要性がありますが、枝にトゲがある植物より管理は楽です。

管理と運搬が楽

果樹などに比べて観賞用の樹木は管理が楽です。また、枝物として利用する場合も運搬が軽くて楽です。

斑入り枝物の悪い点

斑入りの枝物はいい点も多いですが悪い点もあります。その部分とどう付き合っていくかが重要ですね。

個体が弱く成長が遅い

斑入り品種はキレイですが、葉緑素が欠損している個体です。そのぶん弱く成長が遅くなります。早く枝物として利用したりするには時間がかかります。

傷や汚れが目立つ

斑入り部分は白く傷が目立ちます。キレイな反面汚れが目立つというデメリットが生じます。

収量が少ない

成長が遅いということとほぼ同じですが、枝が伸びないと収穫できません。庭木としては管理が楽で助かりますが、収穫することを目的とするならあまりよくないです。

家庭で利用する枝物として植えるなら問題ないです。しかし、経済栽培としてやるなら差別化はできますが、きちんとそのぶんの単価を上乗せできないとダメです。

また、必要とされる数が少ないので、数が増えると一気に暴落するリスクと全く売れないリスクがあります。

まとめ

家庭で利用するならいい植物ですが、経済栽培としては難しい点もある斑入りの枝物。

しかし、庭木やあまっている空間に植え付けるなら獣害にも強く、見た目もよくていい感じです。

全国的に放任園が増えているこの時代。トラブルなどで使えない場所でなければ、このような植物を育てて利用するのもひとつの手ではと思います。

キレイな斑入り植物は商業利用されていなくても、観光的な点でプラスに働くと思います。

その他の斑入り植物の種類や、栽培方法については以下のところでまとめています。

⇒🌲斑入り植物の種類と育て方