雨避けで育てたいアガベの斑入り品種

斑入りアガベ アテナータ白覆輪(Agave attenuata variegated)

アガベってハウスとか加温装置がないと冬越しできないイメージをもってました。ですが、プロの方に聞いたら品種によるが温度は結構寒くなっても問題ないことがわかりました

助手のハム

ネットで見ていても路地で年越ししているところがあります。

それであれば斑入りの弱い品種でも波板を使った屋根かけ栽培で雨と遮光ができれば十分耐えれそうな感じがします。斑入り植物に囲まれたキレイな空間に憧れる今の私には興味津々です。

植物研究家

斜光ネットは『ネオシェード 蒼快』などをつかってじっくり生育させたい。

というわけで、アガベの斑入り品種はどのようなものがあるのかをまとめてみました。

斑入りアガベの品種

まずはどんな斑入りアガベがネットで販売しているのかを調べて見ました。とりあえず一覧で並べているだけです。自分用の記録です。

アメリカーナ斑入り

アメリカーナにもいろいろ種類はあるけれど、黄縞斑の品種や黄緑斑のメディオピクタのレモンライム、黄ハケ斑がいい感じ。

アングスティフォリア`ミルキーホワイト´

アングスティフォリアの`ミルキーホワイト´(Agave angustifolia`MilkyWhite´)。白い葉っぱが美しい! だけど夏場は葉焼けが大変そう。半日陰の軒下栽培か斜光が必要そうですね。

王妃乱れ雪の斑入り

細葉とヒゲが美しい王妃乱れ雪の斑入りバージョンです。

王妃乱れ雪の斑入り

王妃雷神(おうひらいじん)

短く肉厚の斑入り葉がかわいい王妃雷神(おうひらいじん)。中が白い斑入りになっている白中斑タイプです。

希少性が高い王妃雷神の黄中斑タイプです。値段がかなり高くなりますがキレイです。

葉の周りが斑入りになっているタイプの王妃雷神 覆輪です。

王妃雷神 覆輪

甲蟹錦(カブトガニニシキ)

薄い緑色の斑入り。写真なし><

輝山(きざん)

先っぽにトゲがあるだけのキレイな斑入り品種。

吉祥冠 錦

特にきれいなスーパークラウン。

グイエンゴラ錦

グイエンゴラ錦

ジプソフィラ錦

ジプソフィラ錦 『アイボリーカール』。ねじれっぷりがいいなぁ。

アイボリーカール

セルシー錦

両端の白ラインと葉の形がなんともいい。

ストリクタ ナナ錦

ちっちゃくてかわいいストリクタ ナナ錦。しかしその反面小さいのに強いトゲがあるため管理が大変。

スノーデビル

黄緑色の縞中斑が入る品種。トゲもうつくしく買いたいが夏場日焼けはしてしまうそうだ。

デスメティアーナ ジョーホーク

葉の中が黄色と黄緑の斑入りになるのがキレイな品種です。

氷山

美しい斑入りアガベの一言。人気あるのがわかるなぁ。気になって購入して栽培を初めてました。詳しくは以下のリンクへ。

アガベ『氷山』

ピンキー

なかなか出てこないけど、もっとも高価な部類の斑入りアガベ。

ピンキー

姫乱れ雪錦(フィリフェラ錦)

緑色の縞斑タイプもあります。外で育てやすそうだったのでゲット!

助手のハム

姫アガベが好きな方は以下の記事が参考になります。

『アガベ』【ジェミニフローラ】(王妃乱れ雪)

『アガベ』 【パルビフローラ】「姫乱れ雪」

風雷神錦 縞斑

線状に入る黄斑がいい感じ。だけどトゲがすごいので注意が必要。

フェロックス錦

フェロックス錦

吹上錦

細い葉がかわいい吹上錦。

吹上錦

フランゾシニー錦 ソォートゥース

基本は黄覆輪だが、少し斑が内側にはいっているものもありおもしろそうな品種。

マクロアカンサ錦

かなりトゲが強そうな品種です。

マクロアカンサ錦

メリコ錦

少しブレはあるけど、キレイな白覆輪ですね。

メリデンシス

葉先の方が幅広の特徴ある形をしてます。

メリデンシス錦

モンタナ ライムフラッシュ

濃い緑の中斑が美しい。

ロファンザ(サ)錦

寒さに強く、緑縞斑タイプがあるのがいいですね。

トゲなしの斑入りアガベ品種

アテナータ

とげなしのすらっとした葉がキレイ。白覆輪タイプのものが希少性高いらしいです。私もキレイだったので購入し、現在栽培に挑戦しています。

斑入りアガベ『アテナータ白覆輪』

ブラックテオーサ 白覆輪

とげなしの細身の葉が斑入りでキレイな『ブラックテオーサ 白覆輪』。現在購入して栽培に挑戦しています。

ブラックテオーサ 白覆輪

ベネズエラ錦

こちらもトゲがない品種になります。

ベネズエラ錦

かなりの品種がありますね、苗を買うならできたら以下のような詳しい専門店で聞いてから購入した方がよさそうです。

アガベ・サイト

アガベとは

アガベとはリュウゼツラン科(分類により再編成もされている)のリュウゼツラン属の植物を言います。

アガベシロップやテキーラの原料でもありますが、観賞用としても栽培されます。数十年から100年で開花し、その後枯れる多年草植物です。

アガベの原産地

原産地はメキシコを中心とした周辺エリアとなっております。

生育型

生育型としては基本的に夏型と記載されています。夏に成長しますので、夏場に肥料が切れないようにしましょう。

また、夏型なので冬場は水分を切って栽培する必要性があります。

形状

中心からどんどん葉を出していく多年生植物ですね。葉にトゲトゲのあるものから、トゲのないものまであります。

また、葉も肉厚で幅広いものから細長いものがあり、その長さもいろいろなタイプがあります。

アガベ栽培の注意点

水やり

乾燥地域原産のため、水をやりすぎると水腐りしてしまいます。注意が必要ですね!

日照条件

日焼けするため、夏場の直射日光は寒冷紗などで遮光して避けたほうがいいとのことですが、光が弱いと徒長するとのこと。注意が必要ですね。

しかし、普通に路地栽培している人もいるため、品種により葉焼けに対する強さが結構差があるのかもしれません。

室内栽培の場合は窓際におくなどできるだけ光に当てた方がよさそうです。

温度条件

大体が0度以上を推奨していると思います。しかし、品種によってはかなりの低温に耐えれる品種もあり、品種ごとに確認したほうがよさそうです。

植物研究家

以下の記事がわかりやすいです。

アガベの耐寒性と耐寒温度一覧|USDA Hardiness zoneの区分と調べ方

凍害が怖い場合は、水切りなどである程度耐えれると思いますが、室内の明るい場所に取り込んだほうがよさそうですね。

消毒

消毒はできれば天然系の農薬を使うのがいいですが、どうにもならない場合には観葉植物系の登録農薬を使用するのがいいですね。

まぁ、家庭栽培なので何を使ってもいいとは思いますが、植物に合わないとダメージを与えることになってしまいます。

家庭菜園や室内のインドアガーデンにおすすめの農薬や殺虫道具をまとめたよ。

肥料

即効性の化成肥料ではなく、ゆっくり時間をかけて効いていく遅効性肥料を使うのがいいです。マグァンプがオススメです。培養土は多肉植物専用のものを使うのがおすすめ!

多肉植物におすすめの肥料をマグアンプを中心に紹介! 種類や効き方の説明

多肉植物用培養土の種類と自作培養土の作り方を説明するね。【水はけが大事だよ!】

アガベの増やし方

アガベの増やし方は基本的に株分けで増やすようです。しかし、一部葉挿しで増殖できている情報もあります。

まとめ

アガベっておっきなイメージがありましたけど、意外と小さくてかわいい物もありますね。ちっさい斑入り品種はかわいくていいなぁ。

植物研究家

そしてトゲがない物とかであれば栽培しやすそうですね。

また、その他の斑入り多肉植物は以下のところにまとめています。

斑入り多肉植物の種類

あと、斑入りや錦の意味についてや、斑入り植物栽培の注意点については以下の記事の中にまとめて書いています。

斑入り植物の一覧と育て方