
葉や花が斑入りのキレイなアジサイ。魅力的でついつい購入してしまいました。
そんな斑入りアジサイの種類や、栽培で注意したい点などをまとめました。
葉が斑入りの『恋路ヶ浜』
葉が斑入りのアジサイはいくつか販売されていますが、今回は『恋路ヶ浜』という品種を購入しました。
昔ながらの品種で安心感があります。葉っぱがキレイな斑入りなんです。
花が斑入りの品種と交配させたいものです。そして花も葉も斑入りのキレイな品種ができるといいな。
苗が植え、それから梅雨が経過しました。斑入り品種ゆえに弱くてうまく育たないか心配でしたが、以下のように日陰で順調に育っています。
そして日向でも、時折しおれながらもなんとか育ってくれています。意外と斑入りアジサイは強い品種なのかもしれません。
しっかり根づけば日向でも安定して育つかもしれませんね。
秋の斑入りアジサイの写真です。育ってはいるものの葉に点々が出て病気になってしまっていますね。また、公園で同品種を見かけましたが下部の葉がほとんど落ちていました。放任では栽培が難しい品種なのかもしれませんね。
ちなみに花は白色です。花も斑入りだったらさらにいいんですけどね。他の斑入り花品種とうまく交配しないかな?
花が斑入りの『雨に唄えば』
葉が斑入りのアジサイもいいのですが、やはり花が斑入りのキレイなアジサイも欲しいものです。ですので『雨に唄えば』というアジサイを購入しました。
以下に『雨に唄えば』がどのようなアジサイかわかるように写真をまとめました。
『雨に唄えば』の花を上から見た写真がこちら。
『雨に唄えば』の花を横から見た写真がこちら。
中心にある花(真花)の写真です。一般的に花と思われる周りについているものはガク(装飾花)なんですよね。
『雨に唄えば』の装飾花拡大写真です。斑の入り方が花によって少しづつ違っています。
『雨に唄えば』の葉は先が少し茶色くなっていますね。
また、『雨に唄えば』は四季咲性が強いのか、花後に切り替えした枝から花が咲きました。ちょっと驚きです。
植え替えた場所が酸性土壌だったようで、今は青色のキレイな花が咲いています。
花が白覆輪でフリルの『きらきら星』
花が白覆輪の斑入りアジサイを探していたら、花がフリルで白覆輪の『きらきら星』という品種を見つけました。
これは欲しいと思ったので購入しました。以下にどのような品種か写真をまとめますね。
『きらきら星』の花を横から見た写真。
『きらきら星』の花を上から見た写真。
『きらきら星』の装飾花拡大写真です。斑の入り方が花によって少しづつ違っています。
開花して時間が経過すると以下のように花の色が退色していきます。
『きらきら星』の中心にある花(真花)の写真です。
『きらきら星』の葉は特に特徴のない葉ですね。
植え替えをおこなったのですが、植え替えた場所が酸性土壌だったようで、今は青色のキレイな花が咲いています。
気になる有望品種
今後購入したいキレイな斑入り花を咲かせるガクアジサイを簡単にまとめておきます。
銀河(ギンガ)
島根県の登録品種です。非常にキレイですが、まだまだ購入するには値段が高いのがちょっとツライところ。
コンペイトウ
加茂花菖蒲園で作出されたアジサイです。『雨に唄えば』よりも少し角ばった感じのアジサイです。
アラモード
加茂花菖蒲園で作出されたアジサイです。かなり花がとがった感じになるアジサイです。
アジサイの挿し木
アジサイの挿し木は、花の後の枝をカットして行うのがよいそうです。
ですが、まずは試しに『恋路ヶ浜』の古い枝をカットして挿し木してみました。『アナベル』でうまくいったから大丈夫と思いますが様子をみていこうと思います。
鹿沼土に挿し木して2ヵ月で以下のように発根しました。ここまで発根したら十分ですので、日陰に植え付けていきます。この調子で『恋路ヶ浜』を増やしていこうと思います。
アジサイの地植え
アジサイの苗を買ってきてそのまま植え付けるのはちょっと待って欲しいです。アジサイは強い植物ですので根っこが巻いている場合が多いです。
しっかりと根をほぐしてから植え付けましょう。後の成長が違ってきます。
まとめ
アジサイは葉だけでなく花もキレイな斑入り品種が多くていいですね。
葉が斑入りの品種と花が斑入りの品種を掛け合わせて好みの品種を作りたいものです。
強い植物なのであまり手間がかかりませんが、植え付けの時などは注意が必要です。
その他の斑入り植物は以下の記事でまとめています。