斑入りラベンダー(lavender variegated)

斑入り』の植物ってなかなか増殖が難しいものが多いです。ですが、元々強いハーブであれば増殖は簡単。

斑入りラベンダーを試しに植えていましたが、無事に越冬でき栽培が可能とわかりました。

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ですので、少し簡単に挿し木で増やしてみることにしました。ラベンダーの蒸れを防ぐための間引き選定と、間引いた枝を用いた挿し木のやり方を説明しています。

間引きをかねた剪定

まずは現在のラベンダーの状態です。これからどんどん芽が出て大きくなっていくことを考えると少し間引くなどの剪定を行いたい感じです。風通しや日当たりがよくなるように剪定を行い、蒸れて枯れてしまうのも防ぐとともに挿し木用の枝を回収します。

斑入りラベンダーの写真

内側に曲がった枝をカットしたり、

斑入りラベンダーの内側向きの枝を剪定している写真

近くで平行に並んでいる枝もカットします。その他に、地面をはうように横になっている枝もカットしました。

斑入りラベンダーの並行枝を剪定している写真

その他に、伸びすぎた枝も切り返して短くするといいです。その時は、芽が出ているかどうか確認してからカットしましょう。芽の上の部分からカットしてその芽を成長させて短く太い枝にしていきます。

斑入りラベンダーの切り返し剪定写真

結構な数の枝が回収できました。

斑入りラベンダーのさし穂写真

本体の方もかなりスッキリしました。これで蒸れて枯れることは抑えられるでしょう。

剪定後の斑入りラベンダー写真

ちなみに剪定バサミはちょっと高いけど、『(岡恒(オカツネ)の剪定鋏(はさみ)』がおすすめです。

挿し穂の作成

剪定した枝から、挿し木して増やす『挿し穂』を作成していきます。まずは葉っぱの数を減らします。根がない状態で葉っぱが水分を飛ばし、カラカラになり枯れてしまうのを抑えるためです。写真では一応ハサミで撮りましたが、これは手でとっても問題ないです。

さし穂から葉を取り除いている写真

横から芽を出していないものは上部の芽を残してもいいと思いますが、

葉を取り除いた後の写真

個人的には上部をカットし、横から芽を出す方が好きです。高さも抑えられ安定します。とった葉っぱもいいラベンダーの香りがします。このラベンダーの香りが好みだったので、ますます増やして利用したくなりました。

上部をカットした斑入りラベンダーのさし穂写真

木質化してない方が根が出やすいので、緑色の部分で挿し木をしましょうっていうのもよく見かけます。ですが、個人的にはすこし木質化してきてしっかりとした硬さがあり、横から芽が出かけているようなものが一番いい感じがします。培地に挿しやすいですし。

葉と上部をカットしたさし穂

葉を取り除いたら、根が出やすいようにカットします。

根元をカットしている写真

写真のように斜めにハサミを入れ、片面の皮をナイフで削り取ります。これで挿し穂の完成です。

斑入りラベンダーのさし穂写真

水揚げと植え付け

挿し穂は作業の前後で水を入れた入れ物に入れていきます。水揚げという作業で、挿し穂に水分を持たせるなどの役割があります。

1時間とか数時間とかいろいろ書かれていますが、作業にそこそこ時間がかかるので、その間だけ入れておく程度に私はしています。

また、条件によりやらなほうがいい場合もあります。あとで水をかけるため、木質化してきている植物体であれば、高温期でカットから挿し木まで時間がかかる場合のみ行うぐらいでいいかもしれません。

斑入りラベンダーを水揚げしている写真

今回は直接土壌に植え付けていきます。商売でやっている人とかではないし、楽したいため直接土壌植えでいきます。4月ぐらいであれば大丈夫でしょう。暑くなってくると日差しが強い場所などは発根前に枯れちゃう可能性が高くなってダメだと思いますが。

きちんとやるなら小粒の鹿沼土に挿すのが植え替えも楽でおすすめです。粒が小さいと水分不足で枯らしてしまう率も低くなるし、細かな根が出やすい感じがしました。

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作業が終わった挿し穂を軽く掘り起こした土壌に挿していきました。モグラやヨトウ虫にやられる可能性もあるけど、今回は面倒なのでこれでいきます。水をしっかりかけて様子見です。防除資材を少し使っておいた方がいい気もしますけどね。

土壌に植え付け挿し木した写真

この時に水分がしっかりあたえられるから、水揚げは夏場の炎天下の下やらないかぎりはそんな長時間やる必要性がない気がしてます。。。

また、きちんとやりたい人は鹿沼土を利用したり、挿し木専用の培養土を購入するのがおすすめです。

挿し木用培養土

簡単省略挿し木

発根率や虫などの害をあまり考えないのであれば。以下のような感じでOKだと思います。高温の時期でないことと、できれば午後は日当たりが悪い場所で、次の日が雨などで、乾燥してしまうことを防げる日に行うとなおいいと思います。

・剪定などをかねて枝を切り取る。

・枝の上部をカット(手でちぎってもOK)し、下部を斜めに切る。

・葉をある程度手でちぎる。

・土壌にそのまま挿す。

・水をかける。

挿し木の生育

夏になり、一部が枯れてしまったものもありますが、大半が無事に根付き成長していました。

挿し木の成長写真

ラベンダーは強いハーブですが、湿気などで枯れてしまうこともあります。しっかり挿し木で予備を作っておくと安心です。

枯れたラベンダー

一部のラベンダーは雨が多かった影響か、以下の写真のように枯れてしまいました。こういう時のために挿し木で増やしておくことが必要ですよね。

枯れたラベンダー

まとめ

斑入り植物は一般的に弱いですが、ハーブの斑入りは結構強かったりします。苗木を買うお金がもったいない場合は、簡単な挿し木でゆっくり増やして楽しむのもありだと思います。

ただ、ハーブの挿し木は結構簡単です。調子にのって増やしすぎないようにしましょう。過去に増やしすぎたローズマリーの木が邪魔になってきている今日この頃です。。。